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Vol.539.脳卒中は体幹の脂肪量を増加させる!?

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カテゴリー

 

神経系

 

タイトル

●脳卒中は体幹の脂肪量を増加させる!?

 

●原著はSegmental body composition transitions in stroke patients: Trunks are different from extremities and strokes are as important as hemiparesisこちら

 

なぜこの論文を読もうと思ったのか?

 

●患者から足は細いがお腹がなかなか痩せないと話があり、体脂肪等の学習をしようと思い学習の一助として本論文に至った。

 

内 容

 

背景

 

●研究は、脳卒中患者の四肢と体幹の体組成変化を健康対照群と比較し評価することを目的とした。

 

方法

 

●発症が6か月を超える脳卒中患者と、年齢と性別が一致する健康な参加者を募集しました。研究には37人の脳卒中患者と37人の健康な対照が参加しました。

 

● 体重、身長、握力、歩行速度を測定し、二重エネルギーX線吸収測定法(dual-energy X-ray absorptiometry:2種類のエネルギーのX線を測定部位に当てることにより骨成分を他の組織と区別して測定する方法)を使用して体組成を評価しました。

 

結果

 

●脳卒中群は、対照群よりも歩行速度が著しく遅く、握力が弱く、骨格筋指数が低かった。骨格筋指数のカットオフ値として男性で7.0kg / m2、女性で5.14 kg / m2を使用すると、脳卒中グループのサルコペニアの有病率は48.6%(18/37)であることがわかりました。脳卒中患者は、麻痺の存在に関係なく、上下肢の骨量および上肢の除脂肪量と関連した。脳卒中患者は体幹脂肪量は増加したが、四肢は増加しなかった。

 

●脳卒中は、四肢ではなく体幹の脂肪量を増加させる可能性があります。

 

 

 

 

 

 

私見・明日への臨床アイデア

 

 

 

●脳卒中後に骨格筋量および筋収縮機能の低下は良く知られている。麻痺側では筋の量的変化だけでなく,筋内脂肪量の増加といった質的変化が報告されている。今回は、体幹に関して脂肪量が増加したことが示された。脳卒中患者では、発症前より多くの方が身体活動量が低下する。その点も筋量や脂肪量の変化との関連性が報告されている。加齢や性別の問題等もあると思うが、サルコペニアの予防をしっかり行えるように退院時支援や地域でのケアをしていきたい。

 

 

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