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Vol.460.ミラー療法は感覚の感度を高める!?上肢機能に重度障害がある慢性期脳卒中者のミラーセラピー

 

 

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カテゴリー

 

脳科学

 

タイトル

●ミラー療法は感覚の感度を高める!?上肢機能に重度障害がある慢性期脳卒中者のミラーセラピー

 

●原著はMirror therapy in chronic stroke survivors with severely impaired upper limb function: a randomized controlled trial.こちら

 

なぜこの論文を読もうと思ったのか?

 

●脳卒中患者の上肢麻痺治療に携わることが多い。その中で、重度麻痺患者へのアプローチでの治療選択肢の幅がまだ狭いと感じ、アイデアを増やす学習の一助として本論文に至る。

 

内 容

 

背景

 

●ミラー療法(MT)は、軽度から中等度の障害を持つ脳卒中患者の運動機能を改善するために提案されています。重度上肢麻痺に関してMTの影響についてはほとんど報告されていません。

 

●研究目的は受動的訓練と比較し、慢性期重度上肢麻痺患者に対するミラー療法の有効性を確認することであった。

 

方法

 

●重度の上肢機能障害を伴う慢性期脳卒中患者合計31人は、実験群(N= 15)または対照群(N= 16)のいずれかにランダムに割り当てられた。両方のグループに対して、24回の介入セッションが行われた。各セッションには45分のミラーセラピー(実験群)または受動的訓練(対照群)が含まれ、週3日訓練が実施された。参加者は、Wolf Motor Function Test (WMFT)、Fugl-MeyerおよびNottingham Sensory Assessmentによる介入の前後に評価された。

 

 

結果

 

●ミラー療法は受動的訓練と同様の運動改善を提供しつつ、指先で軽く触れるlight touchの感度に肯定的な効果をもたらす可能性が示された。ミラー療法は、重度麻痺の慢性期脳卒中者の上肢のリハビリテーションで、 light touch sensitivityの障害への介入手段として有用である可能性がある。 

 

 

 

 

 

私見・明日への臨床アイデア

 

●ミラー療法は重度片麻痺患者のlight touchの感度を高める事が示唆された。重度麻痺患者では随意運動を行う際に出力過多になる場合もあり、入力が不十分な場合も多い。イメージ段階の練習、感度という面で物に触れる前トレーニングとして有用かもしれない。

 

 

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