【2026年版】TIS(トランクインペアメントスケール)完全解説|採点基準・評価方法・カットオフ値を網羅 – STROKE LAB 東京/大阪 自費リハビリ | 脳卒中/神経系
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【2026年版】TIS(トランクインペアメントスケール)完全解説|採点基準・評価方法・カットオフ値を網羅

脳卒中後のリハビリテーションで見落とされやすいのが「体幹機能」です。上肢・下肢の麻痺に目が向きがちですが、体幹の安定性・協調性こそが座位バランス・移乗・歩行・上肢操作すべての土台です。その体幹機能を静的バランス・動的バランス・協調性の3側面から体系的に評価する国際標準ツールがTIS(Trunk Impairment Scale:トランクインペアメントスケール)です。開発背景・正確な採点基準・各サブスケールの実施法・最新エビデンス・スコア別介入戦略まで、臨床現場で使いこなすために必要なすべてを徹底解説します。

TIS(トランクインペアメントスケール)の実施方法・採点のポイントを動画で確認できます。

TIS(Trunk Impairment Scale:トランクインペアメントスケール)は、2004年にベルギーKU Leuven(旧称Katholieke Universiteit Leuven)のVerheyden G, Nieuwboer A, Mertin J, Preger R, Kiekens C, De Weerdt W らがClinical Rehabilitation誌に正式発表・検証した体幹機能評価スケールです。座位での①静的バランス(0〜7点)②動的バランス(0〜10点)③協調性(0〜6点)の3サブスケール・合計23点満点(高スコア=良好な体幹機能)で評価します。特殊な器具不要・約15分で実施でき、脳卒中後の体幹機能・退院時FIM・歩行能力の予後予測に高い有用性を持ちます。
⚠️ 重要:TISは高スコア=良好(MASとは逆方向)。23点満点=体幹機能正常。

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📊 TIS:臨床家が必ず知っておくべき数字と事実

  • 正式名称:Trunk Impairment Scale(トランクインペアメントスケール)
  • 開発・発表:Verheyden G, Nieuwboer A, Mertin J, Preger R, Kiekens C, De Weerdt W(2004, Clinical Rehabilitation 18(3):326-334)
  • 評価対象:脳卒中後(最多)・脊髄損傷・多発性硬化症・パーキンソン病など中枢神経系疾患後の体幹運動機能障害
  • スコア構成:①静的座位バランス(0〜7点)②動的座位バランス(0〜10点)③協調性(0〜6点)=合計 0〜23点(高スコア=良好)
  • 実施姿勢:背もたれなし・肘掛けなしの椅子(またはベッド端)に座位。足底は床に完全接地。上肢は大腿部に置く
  • 所要時間:約10〜15分(全3サブスケール)
  • 必要な器具:背もたれ・肘掛けなしの椅子のみ(特殊器具不要)
  • 信頼性:テスト再テスト ICC 0.96・評価者間 ICC 0.99(いずれも優秀)(Verheyden et al., 2004)
  • 予後予測力:入院時平均TIS 14.3点→退院時17.2点への有意な改善が577例で確認。満点(23点)患者の90.5%が良好な退院歩行状態を達成(Cheung et al., 2021)
  • MCID(最小臨床重要差):亜急性期脳卒中では約3.5点(Monticone et al., 2019)。患者層・研究設定により2.5〜8.5点の幅あり
  • カットオフ値:入院時TIS≦16点 → 要介助レベルのADLと強く相関。TIS≧20点 → 自立歩行の可能性が高い(各種文献による)
  • 発展版:TIS 2.0(Verheyden & Kersten, 2010)では静的サブスケールを天井効果のため除外。0〜16点の動的+協調性スケール

TIS(トランクインペアメントスケール)とは ― 開発背景と体幹機能の重要性

TIS(Trunk Impairment Scale)は、ベルギーのKU Leuven(Katholieke Universiteit Leuven)のGeert Verheyden らによって2004年にClinical Rehabilitation誌(18(3):326-334)に正式発表された体幹機能評価スケールです。脳卒中後の体幹運動障害を静的座位バランス・動的座位バランス・協調性の3つの側面から包括的に定量化することを目的として設計されました。

開発の背景には「体幹機能はADL・歩行・機能回復の重要な予測因子であるにもかかわらず、当時の評価ツール(Trunk Control Test等)では体幹の動的・協調的な側面を十分に評価できていなかった」という臨床的な問題意識がありました。

🔬 なぜ体幹機能の評価が脳卒中リハビリで重要なのか?

体幹は「キネティックチェーン(運動連鎖)」の中心であり、上肢・下肢の運動の安定した基盤となります。脳卒中後の体幹機能障害は、①座位不安定(転倒リスク増大)②立位・歩行の不安定③上肢リーチ動作の障害④移乗・更衣などのADL制限⑤嚥下・発声への影響 など、幅広い機能に連鎖的に影響を及ぼします。

Cheung et al.(2021)の577例を対象とした研究では、入院時に96.4%の患者が何らかの体幹機能障害を有していたと報告されています。体幹の回復軌跡は上肢・下肢と類似しており、発症後3ヶ月以内に回復の大部分が生じることが示されています(Verheyden et al., 2008)。

体幹機能の神経生理学的基盤:体幹の姿勢制御には脳幹(前庭核・網様体)・小脳(虫部・傍虫部)・大脳皮質(補足運動野・体性感覚野)が協働します。脳卒中後はこれらの統合的な制御が乱れることで体幹の先行随伴性姿勢調節(APAs)が障害されます。TISはこれらの複合的な体幹制御能力を非侵襲的・短時間で評価する臨床ツールです。

TIS 3サブスケールの概念的な位置づけ

サブスケール 測定する能力 神経生理学的背景 配点 低スコアが示す臨床的問題
①静的座位バランス 支持なし座位での体幹安定保持能力 前庭系・体性感覚系の統合・脊柱起立筋の持続収縮 0〜7点 起坐不能・前傾/側傾姿勢・移乗困難
②動的座位バランス 座位での能動的体幹移動・重心移動能力 大脳皮質体幹領域・補足運動野・脊髄固有系の協調 0〜10点 側方リーチ困難・移乗の非対称・上肢操作制限
③協調性 上位・下位体幹の分離した協調的回旋能力 大脳基底核・小脳・体幹回旋筋(腹斜筋群)の協調 0〜6点 歩行時体幹回旋なし・上肢スイング障害・呼吸困難

TIS 正式な採点基準と実施方法

TIS合計スコアの解釈(0〜23点)

0〜8点重度体幹機能の著明障害
9〜13点中等度要介助レベル
14〜16点分岐点歩行自立の境界域
17〜19点軽度監視〜自立レベル
20〜22点軽微ほぼ自立
23点正常体幹機能正常

⚠️ TISの方向性:MASとは逆!「高スコア=良好」を必ず意識する

MASは0点=正常・4点=最重度という「高スコアが問題あり」のスケールですが、TISは全く逆で、23点満点が正常・0点が最重度障害です。経時評価でスコアが「上がる」ことが「改善」を意味します。記録・グラフ作成時に誤記しないよう注意が必要です。

各サブスケールを単独で解釈することも有用です。「静的は良いが協調性が低い」など問題の偏りを把握することで、より精密な介入ターゲットを設定できます。

TIS実施の4原則と手順

🔑 実施前の必須確認事項(信頼性のための4大原則)

1
椅子・実施場所の選定:背もたれ・肘掛けのない椅子を使用する。椅子の高さは股関節・膝関節が90°屈曲し、足底が床に完全接地できる高さに調整する。急性期などベッドサイドでの実施が必要な場合は、ベッド端(端坐位)での実施も許容されている(RehabMeasures Database)。
2
開始姿勢の標準化:股関節・膝関節90°屈曲、足底完全接地、上肢は大腿部に置く。体幹は直立・対称的な姿勢が「正しい開始肢位」。特に指示がない限り上肢を支持に使ってはいけない。
3
実施順序:静的 → 動的 → 協調性の順で評価する。サブスケールの順序を変えないこと。
4
評価者の立ち位置:常に患者の側方に立ち、転倒を防止できる位置を確保する。安全確保を優先しながら動作を観察すること。
実施手順(全サブスケール共通)

TIS実施の4ステップ

1
患者に標準的な開始肢位をとらせ、座位が安定するまで待つ。評価前に各動作を言葉と実演(デモンストレーション)で説明する。代償動作を使わないよう明確に伝える
2
各項目の動作を患者に指示する。動作中に評価者が身体的に補助することは原則禁止。転倒の危険がある場合のみ最小限の安全介助を行い、その場合は「介助あり」として最低点(0点)を付与する
3
各項目は最大3回まで試行でき、最も高いスコア(最良のパフォーマンス)を採用する(TISではMASとは逆に最高スコアを採用)。3回を超える試行はしない(疲労の影響が出る)
4
各サブスケールが終了したら開始肢位に戻り、次のサブスケールへ進む。合計スコアを記録し、前回評価との変化(MCID:約3〜4点)を確認する
【採点の採用方法:TISはMASと逆(最高点を採用)】 TISでは各項目を最大3回試行し、最も高いスコア(最良パフォーマンス)を採用します。MASが「最低スコアを採用」するのとは全く逆の考え方です。「患者が最大能力を発揮したときの機能レベル」を評価するためです。

TIS 3サブスケールの詳細 ― 採点基準と臨床観察のポイント

TISのすべての評価は、背もたれなし・肘掛けなしの椅子での座位(または急性期はベッド端)で実施します。以下に各サブスケールの採点基準と臨床的な観察ポイントを詳説します。

SS

サブスケール①:静的座位バランス(Static Sitting Balance)― 0〜7点

開始肢位背もたれなし椅子。股・膝90°屈曲、足底接地。上肢は大腿上。体幹は直立・対称
測定内容支持なし座位での体幹保持能力(静的安定性・体重支持の対称性)
配点3項目・合計最大7点
信頼性総合TIS:テスト再テスト ICC 0.96・評価者間 ICC 0.99(Verheyden et al., 2004)
項目・スコア 採点基準と観察のポイント
項目1
(0〜2点)
開始肢位の10秒間保持:
0点=10秒間の座位保持ができない(倒れそうになる・手で支える)
1点=10秒間保持はできるが、体幹の一側性短縮(非対称姿勢)あり(麻痺側への傾き・骨盤側方傾斜)
2点=10秒間、正しい対称的な姿勢で保持できる
項目2
(0〜2点)
麻痺側(患側)下肢を非麻痺側の上に交叉させて座位を保持:
0点=脚を交叉できない、または交叉させると座位が保持できない
1点=交叉はできるが体幹の一側性短縮が出現する(代償あり)
2点=交叉し、正しい対称的な姿勢で保持できる
項目3
(0〜3点)
非麻痺側(健側)下肢を麻痺側の上に交叉させて座位を保持:
0点=脚を交叉できない、または交叉させると座位が保持できない
1点=交叉はできるが体幹の一側性短縮が出現する
2点=交叉し、正しい対称的な姿勢で保持できる
3点=交叉し、完全に左右対称で代償なしの姿勢で保持できる(追加加点)
【臨床観察のポイント:静的バランスで見るべき3つのサイン】
骨盤の非対称:麻痺側骨盤が沈み込む「骨盤側方傾斜」が最も頻繁な代償パターン。脳卒中後の体幹筋非対称(非麻痺側の過活動・麻痺側の低活動)を反映します。
過活動による安定:非麻痺側の過緊張で何とか座位を保持している患者は「体幹が硬い」印象を与えますが、TISの「代償動作なし」基準では低スコアになります。
視覚依存:眼を閉じると即座に傾く患者は、体性感覚・前庭系のフィードバックが障害されており視覚依存の座位保持となっています。TIS標準プロトコルでは眼を開けて実施しますが、視覚依存が疑われる場合は開眼・閉眼でのパフォーマンス差を記録することが臨床的に有用です。

DS

サブスケール②:動的座位バランス(Dynamic Sitting Balance)― 0〜10点

開始肢位静的サブスケールと同じ(背もたれなし、足底接地、上肢大腿上)
測定内容座位での能動的体幹移動・重心移動・側方リーチ能力
配点4項目(うち2項目は加点あり)・合計最大10点
信頼性総合TIS:テスト再テスト ICC 0.96・評価者間 ICC 0.99(Verheyden et al., 2004)
項目・スコア 採点基準と観察のポイント
項目4
(0〜2点)
非麻痺側への体幹側方屈曲(肘→臀部方向へ):
0点=動作が不可能、または転倒しそうになる
1点=肘で臀部に触れる動作はできるが、体幹の一側性短縮を伴う
2点=肘が臀部に触れ、体幹の適切な側方屈曲ができる(代償なし)
項目5
(0〜2点)
開始肢位への復帰(非麻痺側→中央):
0点=補助なしで復帰できない
1点=復帰はできるが代償動作あり
2点=代償なしで正しく復帰できる
項目6
(0〜2点)
麻痺側への体幹側方屈曲(肘→臀部方向へ):
0点=動作が不可能
1点=肘が臀部に触れるが代償動作あり
2点=代償なしで正しく実施できる
※麻痺側への移動は非麻痺側への移動より困難なことが多い
項目7
(0〜4点)
開始肢位への復帰(麻痺側→中央)+追加課題:
0点=補助なしで復帰できない
1点=復帰はできるが代償動作あり
2点=代償なしで正しく復帰できる
3点=麻痺側への重心移動中に非麻痺側下肢を挙上できる
4点=非麻痺側への重心移動中に麻痺側下肢を挙上できる(最高難易度)
【動的サブスケールで鑑別すべき代償パターン】
上肢による支持・押し動作:側方に移動する際、手で座面を押して体重を移動させる代償 → 0点として即時に対応。
骨盤挙上による偽りの側屈:本来は体幹側屈が必要なところを、骨盤を挙上してそれらしい動きに見せる代償。肩の動きと腰部の側屈が分離しているかを確認します。
過剰な頭頸部の先行:頭頸部を大きく傾けて慣性で体幹を引き込む代償。体幹の真の側屈能力を過大評価することになります。これらは「1点(代償あり)」として採点します。

CO

サブスケール③:協調性(Coordination)― 0〜6点

開始肢位動的サブスケールと同じ。評価者は患者の前方に立ち動作を観察
測定内容上部体幹(胸郭・肩甲帯)と下部体幹(骨盤・腰椎)の分離した協調的回旋能力
配点2項目(各0〜3点)・合計最大6点
信頼性総合TIS:テスト再テスト ICC 0.96・評価者間 ICC 0.99(Verheyden et al., 2004)
項目・スコア 採点基準と観察のポイント
項目8
上部体幹回旋
(0〜3点)
骨盤・下部体幹を固定した状態で上部体幹(肩・胸郭)を6回繰り返し回旋する:
0点=回旋できない、または骨盤も一緒に回旋する(体幹ブロック回旋)
1点=非対称に回旋する(非麻痺側と麻痺側で回旋幅に明確な差がある)
2点=対称的に回旋するが、6回の繰り返しで回旋幅が減少してくる(疲労性低下)
3点=対称的かつ6回すべて安定した回旋幅で実施できる
※上部体幹のみを回旋させるには下部体幹の安定性と胸椎回旋可動性が必要
項目9
下部体幹回旋
(0〜3点)
上部体幹(肩・胸郭)を固定した状態で骨盤・下部体幹(脚を交叉させて)を6回繰り返し回旋する:
0点=回旋できない、または上部体幹も一緒に回旋する
1点=非対称に回旋する(左右で回旋幅の差が大きい)
2点=対称的に回旋するが6回で回旋幅が減少する
3点=対称的かつ6回安定して実施できる
※下部体幹の回旋には骨盤-腰椎の分離制御と腹斜筋群の協調的収縮が必要
【協調性サブスケールの臨床的意義:歩行との関係】
歩行時の体幹回旋には上部・下部体幹の分節的な回旋(dissociated trunk rotation)が不可欠です。協調性スコアが低い患者は、歩行時に「体幹がブロック状態で回旋せず」上肢スイングが消失し、「ぎこちない硬い歩容」を呈することが多いです。

体幹ブロック回旋(0点)と分節回旋の視覚的鑑別:ブロック回旋では肩と骨盤が同じタイミングで同じ方向に動きます。正常な「分節回旋」では肩が右に回ると骨盤は相対的に左に残る「対向回旋パターン」が見られます。このパターンが歩行中の体幹回旋の基礎であり、TIS協調性スコアが歩行速度・歩行自立度と相関する理由の一つです。

TIS・TCT・BBS・SIASの徹底比較

比較項目 TIS TCT(Trunk Control Test) BBS(Berg Balance Scale) SIASの体幹・バランス項目
評価の焦点 体幹機能特化(静的・動的・協調性) 体幹運動制御(寝返り・起き上がり等) 立位バランス・移動動作全般 体幹コントロール・筋緊張(SIAS内の2〜3項目)
スコア範囲 0〜23点(高=良) 0〜100点(高=良) 0〜56点(高=良) 各0〜3点(項目ごと)
実施姿勢 座位のみ(全項目) 臥位〜座位(多姿勢) 座位・立位・移動 座位〜立位(項目による)
座位バランス ✅ 詳細評価(静的・動的分離) △ 間接的(起き上がりの一部) △ 1項目のみ △ 部分的
体幹回旋・協調性 ✅ 独立したサブスケール(6点) ❌ 評価しない ❌ 評価しない △ 間接的
急性期適用 ✅ 可(0点が床効果にならない設計) ✅ 可(臥位項目で評価可) ❌ 立位不要な急性期には不向き ✅ 可
退院時予後予測 ✅✅ 強い(FIM・歩行能力を予測) ✅ 有意な予測力あり ✅ 歩行・転倒予測に有用 ✅ SIASトータルで予後予測可
信頼性 テスト再テスト ICC 0.96・評価者間 ICC 0.99(優秀) weighted kappa 0.74〜0.83(良好) ICC 0.98〜0.99(優秀) Kappa 0.83〜0.95(良〜優秀)
所要時間 約10〜15分 約10〜15分 約15〜20分 SIASの一部(2〜5分)
最適な使用場面 体幹機能の精密評価・経時的モニタリング・体幹特化リハビリ効果判定 急性期〜回復期の体幹・起居動作能力評価 回復期〜慢性期の立位バランス・転倒リスク評価 SIAS一部として包括的評価

📌 TIS 2.0(改訂版)について

Verheyden & Kersten(2010, Disabil Rehabil 32(25):2127-2137)は、Rasch分析によりTIS静的サブスケールに大きな天井効果が存在することを示し、これを除外したTIS 2.0(0〜16点・動的+協調性のみ)を発表しました。回復期後半〜慢性期の比較的機能良好な患者では、TIS 2.0が静的サブスケールの天井効果を回避してより精度の高いモニタリングを可能にします。急性期〜回復期早期には従来のTIS(0〜23点)が適しています。

💡 推奨:TIS × TCT × BBS のフェーズ別使い分けフロー

急性期(発症〜2週間):TIS + TCT を組み合わせて使用。TCTの臥位〜座位項目で体幹の基本的なコントロールを評価し、座位可能になったらTISを追加。BBSは立位が困難な急性期には床効果が問題になるため後回しにする。

回復期(2週間〜3ヶ月):TIS(体幹特化の精密評価)+ BBS(立位バランス・移動の評価)を並行して実施。TISの各サブスケールの変化を週1〜2回モニタリングし、体幹特化訓練の効果を定量化する。

慢性期・生活期:TISが天井に近づいたら(20〜23点範囲)、BBS + 10MWT(歩行速度)+ FIM などへ移行する。TIS 2.0(0〜16点)への切り替えも選択肢。TISは3ヶ月ごとの定期評価で体幹機能の維持・変化を確認する。

TISスコアからリハビリ・介入へ ― スコア別戦略

1
TIS 0〜8点(重度体幹障害)への介入

座位保持自体が困難なレベルです。①背もたれ付き椅子での座位耐久性向上(傾斜・クッション活用)②仰臥位〜長座位〜座位の段階的な姿勢変換訓練③体幹筋への促通(PNF・タッピング・表面電気刺激)④非麻痺側体幹への負荷で麻痺側体幹の活性化を促す手技を組み合わせます。転倒リスクが極めて高いため、すべての動作に転倒予防措置が必須です。

2
TIS 9〜13点(中等度障害・要介助レベル)への介入

座位は可能だが動的動作・協調性に著明な障害があるレベルです。①座位での対称的な重心移動訓練(鏡・フィードバック活用)②側方リーチ・前方リーチ訓練(距離・速度を段階的に拡大)③骨盤の分離した側方傾斜訓練④非麻痺側・麻痺側への交互荷重訓練⑤バランスボール座位での動的安定性訓練を実施します。

3
TIS 14〜16点(ボーダーライン:歩行自立の分岐点)への介入

Cheung et al.(2021)のデータが示す通り、入院時平均TIS 14.3点の患者群が退院時17.2点(平均+2.8点)へ有意に改善し、満点患者の90.5%が良好な退院歩行を達成するなど、この域値前後が臨床的に最も重要な分岐点です。①体幹回旋の分節化訓練(上部・下部体幹の分離)②歩行中の体幹回旋を意識したウォーキング訓練③体幹と上肢の協調的スイング訓練④コアスタビリティ訓練(不安定面・トレーニングボール)⑤TUGと組み合わせた統合的移動訓練を実施します。

4
TIS 17〜22点(軽度障害〜ほぼ自立)への介入

この段階では体幹機能の質的向上と応用力の拡大が目標です。①二重課題(体幹課題+認知課題)でのバランス維持②速度・負荷を変化させた体幹回旋訓練③スポーツ・趣味・仕事への復帰を見据えた応用的体幹コントロール④体幹防御反応(Protective Extension)の訓練を実施します。TIS 20点以上は歩行自立の可能性が高く、セルフモニタリング・自主トレへの移行期です。

5
TIS 23点(満点)到達後のプログラム

TISが23点でも、高難度課題(不安定面・高速・二重課題)では体幹の限界が見えることがあります。①バランスボード・不安定面での体幹コントロール②Nordic Walking・水中歩行・ヨガ等の全身的体幹訓練③転倒予防を目的とした反応的体幹制御の強化④慢性期の維持プログラムへの移行(必要に応じTIS 2.0でのモニタリングへ)を行います。BBS・10MWT・FIMなどで統合的な成果を評価し、生活期・自主管理への橋渡しをします。

📚 エビデンス:体幹訓練がTISと機能回復に与える影響

Karthikbabu et al.(2011, Clin Rehabil 25(8):709-719)の急性期脳卒中患者30名を対象とした盲検化パイロットRCTでは、不安定面(フィジオボール)での体幹課題特化訓練を行った群が、安定面(プリント台)での訓練群と比較してTISスコアおよびBBSで有意に優れた成績を示しました。不安定面が体幹固有受容感覚への課題難易度を高め、神経筋の適応を促進した可能性が示唆されています。

また、Saeys et al.(2012, Neurorehabil Neural Repair 26(3):231-238)は早期脳卒中後の体幹訓練RCTにおいてTISスコアの有意な改善を報告しており、体幹特化訓練が座位バランス・移動能力の改善に寄与することを示しています。

TISのエビデンス ― 信頼性・妥当性・予後予測力と最新研究

信頼性(原著・検証研究)

テスト再テスト ICC 0.96・評価者間 ICC 0.99 ― 臨床評価ツールとして最高水準

Verheyden et al.(2004, Clin Rehabil 18(3):326-334)の原著では、脳卒中患者(n=28)においてテスト再テスト信頼性 ICC 0.96・評価者間信頼性 ICC 0.99という極めて高い信頼性が報告されました。この信頼性の高さは、TISの明確な採点基準(代償動作の有無という観察可能な基準)によるものです。サブスケールレベルのICCは0.85〜0.99の範囲(静的・動的・協調性それぞれで良〜優秀)。Duarte et al.(2010, Arch Phys Med Rehabil)のポルトガル語版検証でも同等の高い信頼性が報告されています。

妥当性・構成概念妥当性

Barthel Index・TCT・BBSとの有意な相関が複数研究で確認

Verheyden et al.(2004)の原著では、TISとBarthel Index(r=0.86)・Trunk Control Test(r=0.83)との有意な正の相関が示されました。さらにVerheyden et al.(2006, Clin Rehabil 20(5):451-458)ではBerg Balance Scale(BBS)との相関(r=0.89)が報告されており、体幹機能が立位バランスの基盤であることを定量的に支持しています。Cheung et al.(2021)では上肢FMA・下肢FMAとの有意な正の相関、NIHSSとの有意な負の相関も確認されています。

予後予測力・カットオフ値

入院時TIS平均14.3点→退院時17.2点への改善。満点患者の90.5%が良好歩行を達成

Cheung et al.(2021, SMJ)の577名の脳卒中入院患者を対象とした後方視的研究では、96.4%の患者に体幹障害が確認され、入院時平均TIS 14.3±6.1点が退院時17.2±5.2点へ有意に改善(平均変化量+2.8点、p<0.001)。入院時に満点(23点)だった21名中19名(90.5%)が良好な退院歩行状態を達成しました。多変量ロジスティック回帰分析では、TIS入院時スコアが退院時FIM-motorスコアの最も重要な独立予測因子であり、年齢・MOCA・FMAとともに有意でした。

専門家向け:TISの応答性・MCID・床効果・天井効果・統計的取り扱いの注意点

応答性(反応性):Saeys et al.(2012, Neurorehabil Neural Repair 26:231-238)は、TISが脳卒中後リハビリ中の変化に対して良好な応答性を示すことを確認しています。また直近の研究(Ishiwatari et al., 2023)では急性期脳卒中55例でTIS(Fujiwara版)のSRM 1.42という大きな反応性が報告されました。

MCID(最小臨床重要差):TIS(Verheyden版)のMCIDについては複数の研究が存在します。Monticone et al.(2019, Disabil Rehabil 41(1):66-73)のイタリア語版検証では亜急性〜慢性期脳卒中で約3.5点が推定されています。別の研究(2025)では患者・理学療法士いずれの評価でも8.5点が示されています。また要介助歩行の亜急性期脳卒中を対象とした研究ではMIC 2.5点(95%CI: 0.5〜4.0)が報告されており、患者層・研究設定によって値が大きく異なるため単一の数値を絶対的基準として用いることには注意が必要です。

床効果・天井効果:急性期脳卒中の重症例ではTIS 0〜4点の床効果、回復が進んだ軽症例では22〜23点の天井効果が生じることがあります。特に静的サブスケールは慢性期で大きな天井効果が報告されており(Verheyden & Kersten, 2010)、これがTIS 2.0開発の主な理由となりました。床効果が問題になる場合はTCT(臥位項目で評価可)との組み合わせを、天井効果が問題になる場合は10MWT・TUG・DGI等への移行を検討します。

統計的取り扱い:TISは0〜23点の順序尺度ですが、実際の臨床研究では連続変数として扱われることが多く(Parametric統計を使用)、これは各項目のスコアが比較的均等に分布することから慣習的に行われています。厳密な研究設計では非パラメトリック統計(中央値・Wilcoxon等)を使用することが推奨されます。

脳卒中以外の疾患での使用:多発性硬化症(MS)ではVerheyden G, Nuyens G, Nieuwboer A et al.(2006, Phys Ther 86(1):66-76)がTISの信頼性と妥当性を確認。パーキンソン病でもTIS使用例がありますが、固縮・すくみ足等の症状がTISの動的・協調性項目に固有の影響を与えることに注意が必要です。

臨床ケーススタディ ― TISを活用した体幹リハビリ介入計画

📋 症例:田村さん(65歳・男性)右中大脳動脈梗塞 発症後3ヶ月

左片麻痺(右利き)。回復期病棟から退院後、STROKE LABを受診。「立とうとするとふらふらする」「左手でものが取れない」「歩くときに体が揺れる感じがある」という主訴。既往歴:高血圧・2型糖尿病。MOCA 24点(軽度障害疑い)。無視の所見はなし。

TISサブスケール スコア 主な観察所見 介入優先度
静的座位バランス 3/7点 座位保持10秒は可能だが麻痺側への骨盤傾斜が顕著(項目1:1点)。両側脚の交叉でいずれも代償が出現 ★最優先(基盤改善が急務)
動的座位バランス 5/10点 非麻痺側への側屈は可能だが代償あり(2点)。麻痺側への側屈が困難(1点)。下肢挙上課題は不可(0点) ★優先(ADL・歩行に直結)
協調性 3/6点 上部体幹回旋は非対称(患側への回旋が小さい)(1点)。下部体幹回旋は体幹ブロック回旋が出現(2点) ◎(歩行改善のキー)
合計TIS 11/23点 中等度の体幹機能障害。集中的体幹訓練が回復の鍵

関連評価(初回):FIM運動項目:76点(要介助)・BBS:30点(転倒リスク高い)・10MWT:0.42m/s・MAS(足関節):2点(腓腹筋優位の痙縮)

介入計画(TIS 11点 → 目標:TIS 17点以上):
静的バランスの基盤整備(Week 1〜2):骨盤の対称的アライメント確認・鏡フィードバック訓練。麻痺側体幹への促通手技(タッピング・固有受容感覚入力)。背もたれなし座位での10〜30秒保持を段階的に延長。
動的バランス訓練(Week 1〜4:並行):座位での麻痺側への重心移動訓練。段階的なリーチ訓練(麻痺側方向)。骨盤の「8の字」・側方傾斜の分離訓練。
協調性訓練(Week 2〜4:並行):「肩は右・骨盤は左」という対向回旋パターンの意識化。視覚的ターゲットを使った能動的上部体幹回旋訓練。体幹回旋と上肢リーチを組み合わせた機能的訓練。
足関節MAS 2点への対応(並行):主治医・リハ医と連携してボツリヌス療法の適応を検討。AFO処方と並行して体幹訓練を実施。

4週間後のTIS再評価結果

サブスケール 初回(week 0) 4週後(week 4) 改善点
静的座位バランス 3/7点 5/7点 患側脚交叉時の代償減少。10秒保持が対称姿勢で可能に
動的座位バランス 5/10点 8/10点 麻痺側への側屈が代償なしで可能に。一部下肢挙上も出現
協調性 3/6点 4/6点 上部体幹回旋の非対称が改善。下部回旋は部分的改善
合計TIS 11点 17点(+6点) MCIDを大きく上回る改善。BBS:38点・10MWT:0.61m/sにも改善

よくある質問(FAQ)― TIS評価について

TISとBBSはどちらを優先して使えばよいですか?
急性期〜回復期早期で立位が困難な患者:TISを優先。BBSには立位・移動の項目が多く、立位保持が困難な段階では「底打ち(床効果)」が生じ評価の感度が低くなります。TISは全項目が座位で完結するため、発症直後から適用できます。

回復期後半〜生活期で自立歩行が視野に入っている患者:TIS+BBSの並行使用。TISで体幹機能を精密モニタリングしながら、BBSで立位バランス・転倒リスクを評価する組み合わせが最も情報量が多い選択です。BBS 40点以上が確認できたらTISも20点以上に達していることが多く、その後はBBS単独モニタリングへ移行しても良いでしょう。

TISの採点で「代償動作あり(1点)」と「正しく実施(2点)」の境界がわかりにくいです。
最もよく使われる判定基準は「体幹の一側性短縮(lateral trunk shortening)が出現するかどうか」です。

「代償動作あり(1点)」の典型的サイン:①体幹が一側に短縮し、肩と腰の距離が非対称になる②骨盤が代償的に傾斜・前後に傾く③動作中に手で座面を押す・体重を預ける④頭頸部が過度に先行して動く⑤下肢(足底)で床を強く押して慣性を使う

「正しく実施(2点)」の確認ポイント:動作中に体幹の左右が対称的に保たれ、骨盤が傾かず、上肢が座面に接触しない状態で動作が完遂できることです。施設内でビデオ録画・チーム評価を行い、採点基準を共有するキャリブレーションを定期的に実施することを推奨します。

TISを繰り返すと患者が学習してスコアが上がることはありませんか?
TISには一部の認知的な「動作学習」の影響がある可能性はありますが、純粋な神経機能の回復(体幹筋の出力・協調性・姿勢制御の改善)と区別することが重要です。

動作学習効果による誤評価を防ぐために①標準的な開始肢位の厳密な統一各試行前の一貫した口頭指示同じ評価者による評価前回評価のスコアを評価者が事前に知らない状態での実施(盲検評価)を推奨します。また、スコアの向上が機能改善を反映しているかは、BBS・10MWT・FIMなど他の機能評価との変化の一致を確認することで補完的に判断できます。

TISは脳卒中以外(パーキンソン病・多発性硬化症)でも使えますか?
使用は可能ですが、各疾患の特性に合わせた解釈が必要です。

多発性硬化症(MS):Verheyden G, Nuyens G, Nieuwboer A et al.(2006, Phys Ther 86(1):66-76)でTISの信頼性と妥当性が確認されています。MSの疲労・振戦・痙縮がTISの動的・協調性項目に影響を与えるため、評価前の疲労状態を記録することが重要です。

パーキンソン病:固縮・すくみ・姿勢反射障害がTISのすべてのサブスケールに影響します。特に「協調性」の回旋動作は固縮によって制限されるため、純粋な協調能力の評価が困難になることがあります。MDS-UPDRS・Pull Testとの組み合わせを推奨します。

TISの各サブスケールスコアをリハビリ計画に具体的にどう活用しますか?
各サブスケールの低スコア部位を特定し、それに対応した訓練をデザインすることがTIS活用の核心です。

静的バランスが低い(0〜3点):座位保持の安定化(背もたれなし10〜30秒)→骨盤対称アライメント訓練→体幹筋促通(タッピング・電気刺激)を優先。

動的バランスが低い(0〜4点):側方リーチ・重心移動訓練(健側方向→患側方向の順で難易度を上げる)→骨盤側方傾斜の分離訓練→下肢挙上を伴う重心移動訓練。

協調性が低い(0〜2点):肩帯と骨盤を分離した意識的な回旋訓練→視覚ターゲットを使った能動的回旋→歩行中の体幹回旋(腕振りとの協調)へ段階的に発展させる。

TISで「体幹が良い」のに歩行が悪い(または逆)の患者はどう解釈しますか?
TISと歩行能力は相関しますが、完全に一致しないことがあります。

TIS高・歩行悪い(例:TIS 20点・10MWT 0.3m/s):体幹の座位機能は良好だが、立位・歩行に特有の下肢の問題(足関節の痙縮・膝の不安定・下肢筋力低下)が歩行を制限している可能性。MAS(足関節・膝)・膝関節伸展筋力の評価を追加してください。

TIS低・歩行は比較的良い(例:TIS 12点・歩行自立):代償パターンで何とか歩いている状態。非麻痺側の過代償・前傾姿勢・硬い歩容で自立しているが、長距離歩行・段差・二重課題で問題が顕在化するリスクがあります。体幹訓練を継続して代償を修正することで歩行の質・持久性向上が期待できます。

TIS 2.0とはどう違いますか?どちらを使えばよいですか?
TIS 2.0(Verheyden & Kersten, 2010)は、Rasch分析によって静的サブスケールに大きな天井効果が確認されたことを受けて、静的サブスケールを除外し動的サブスケール+協調性サブスケールの合計0〜16点に改訂されたバージョンです。

TIS(オリジナル 0〜23点)が適する場合:急性期〜回復期で座位保持自体が困難な患者。静的バランスの変化をモニタリングしたい場合。従来研究との比較を行う場合。

TIS 2.0(0〜16点)が適する場合:回復期後半〜慢性期で静的座位バランスが安定し(静的サブスケールが6〜7点に達した)天井効果が懸念される場合。より高感度な動的・協調性の変化を検出したい場合。

STROKE LABのTIS活用 ― 評価から介入まで

「病院でのリハビリが終わって退院したのに、歩くとき体がふらついて怖かった。STROKE LABでTISを使って評価してもらったら、静的バランスは3点、動的が5点と低かったとわかり、体幹を集中的に鍛えるプログラムを組んでもらいました。4週間後にはTISが17点になり、一人での外出ができるようになりました。」

65歳男性・脳梗塞発症後3ヶ月

「体幹が弱いことが歩きにくさの原因だとは思っていませんでした。TISの協調性スコアが3点と低く、体幹の回旋が全然できていないとわかりました。回旋訓練を繰り返すことで歩くときの腕の振りが自然になり、歩くスピードも上がってきています。数字で変化が見えるのが励みになります。」

72歳女性・脳出血発症後4ヶ月

参考文献・引用文献

  • 1) Verheyden G, Nieuwboer A, Mertin J, Preger R, Kiekens C, De Weerdt W. The Trunk Impairment Scale: a new tool to measure motor impairment of the trunk after stroke. Clin Rehabil. 2004;18(3):326-334.
  • 2) Verheyden G, Nieuwboer A, De Wit L, et al. Time course of trunk, arm, leg, and functional recovery after ischemic stroke. Neurorehabil Neural Repair. 2008;22(2):173-179.
  • 3) Verheyden G, Vereeck L, Truijen S, et al. Trunk performance after stroke and the relationship with balance, gait and functional ability. Clin Rehabil. 2006;20(5):451-458.
  • 4) Cheung DK, Climans SA, Black SE, Gao F, Szilagyi GM, Mochizuki G. Truncal impairment after stroke: clinical correlates, outcome and impact on ambulatory and functional outcomes after rehabilitation. Singapore Med J. 2021;62(2):87-92. PMID:31788705
  • 5) Saeys W, Vereeck L, Truijen S, Lafosse C, Wuyts FP, Van de Heyning P. Randomized controlled trial of truncal exercises early after stroke to improve balance and mobility. Neurorehabil Neural Repair. 2012;26(3):231-238.
  • 6) Karthikbabu S, Nayak A, Vijayakumar K, et al. Comparison of physio ball and plinth trunk exercises regimens on trunk control and functional balance in patients with acute stroke: a pilot randomized controlled trial. Clin Rehabil. 2011;25(8):709-719.
  • 7) Verheyden G, Nuyens G, Nieuwboer A, Van Asch P, Ketelaer P, De Weerdt W. Reliability and validity of trunk assessment for people with multiple sclerosis. Phys Ther. 2006;86(1):66-76.
  • 8) Verheyden G, Kersten P. Investigating the internal validity of the Trunk Impairment Scale (TIS) using Rasch analysis: the TIS 2.0. Disabil Rehabil. 2010;32(25):2127-2137.
  • 9) Monticone M, Ambrosini E, Verheyden G, et al. Development of the Italian version of the trunk impairment scale in subjects with acute and chronic stroke. Disabil Rehabil. 2019;41(1):66-73.
  • 10) SRAlab Rehabilitation Measures Database. Trunk Impairment Scale. sralab.org

TISで「体幹のどこに問題があるか」を特定したら、
次は「どう変えるか」です。

TISをはじめとする多角的評価から、最適な訓練の組み合わせを設計します。
体幹機能が回復の壁になっている方に、STROKE LABでは評価から介入まで一貫して対応しています。

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