【2026年版】多裂筋の浅層と深層の役割の違いとは?上肢挙上時の活動特性から体幹安定化メカニズムを解説 – STROKE LAB 東京/大阪 自費リハビリ | 脳卒中/神経系
  1. HOME
  2. ブログ
  3. バイメカ
  4. 【2026年版】多裂筋の浅層と深層の役割の違いとは?上肢挙上時の活動特性から体幹安定化メカニズムを解説
バイメカ

【2026年版】多裂筋の浅層と深層の役割の違いとは?上肢挙上時の活動特性から体幹安定化メカニズムを解説

Biomechanics — Lumbar Multifidus Deep vs. Superficial Fibers
“

深層多裂筋は、なぜ運動の方向に左右されないのか。

腰部多裂筋には深層と浅層があり、その役割は根本的に異なります。深層線維は椎間の分節間制御を方向非依存で担い、浅層線維は脊椎の向き(方向)制御を担います。この違いを理解することが、効果的なコア安定化訓練の出発点です。

UPDATED2025
READ約12分
FORPT / OT / ST
BYSTROKE LAB

Stability Increase
1.8倍
腹腔内圧を2倍にした場合の脊椎安定性の平均上昇量
Direction Independence
2方向
深層多裂筋は屈曲・伸展の両方向で活動ピークを示す(浅層は屈曲時のみ)
Activation Timing
先行収縮
深層多裂筋・腹横筋は四肢運動に先行して予測的に活性化する(予測的姿勢調整)

Quick Reference
忙しい臨床家のための
要点5項目。
01
深層多裂筋は「椎間の微細制御」を担い、上肢運動の方向に関わらず両方向で活動する。
02
浅層多裂筋と脊柱起立筋は「脊椎の向き制御」を担い、運動方向に依存した活動パターンを示す。
03
腹横筋も深層多裂筋と同様に方向非依存の活動パターンをもつ(局所安定筋の特徴)。
04
腹腔内圧を2倍にすると脊椎安定性は平均1.8倍増加。ただし部分的なコア活性化では効果は限定的。
05
臨床では「深層で分節固定 → 浅層・起立筋で動的制御」という段階的活性化の順序を意識する。

01
Clinical Encounter

臨床現場でこう出会う。

Case Vignette
「コアを鍛えているのに、体幹が安定しない」——なぜ?

脳梗塞後のAさん(60代・男性)は座位での上肢リーチ動作時に著しく体幹が傾きます。担当PTは腹筋群の強化運動を処方しましたが、なかなか改善が見られません。

この状況を見た先輩OTからひとこと:「浅層の強化だけでは分節制御は変わらない。深層多裂筋の特性を理解して介入しよう。」

臨床で「体幹が不安定な患者さん」に出会ったとき、あなたはどの筋に着目しますか。多くの新人セラピストは腹直筋や脊柱起立筋を思い浮かべます。しかし腰椎安定性の核心にある筋は、より深部にある多裂筋です。

多裂筋(Multifidus:複数の椎骨をまたいで走行する後方体幹筋)は、腰椎安定に不可欠な筋です。しかし「多裂筋」とひとくくりにしてしまうと、深層・浅層の役割の違いを見落としてしまいます。この違いを知ることが、コア安定化介入の精度を大きく高めます。

02
Anatomy & Epidemiology

多裂筋の解剖と疫学。

腰部多裂筋(Lumbar Multifidus)は脊椎後方の最内層に位置する筋です。椎骨の棘突起から起始し、2〜4椎骨を越えて下方の乳頭突起・横突起・仙骨に停止します。その解剖学的特徴から、深層と浅層でまったく異なる機能を持ちます。

Anatomical Key Points
多裂筋の基本解剖:押さえるべき3点

①多裂筋は腰椎の最内側後方に存在し、腰椎関節の回転中心に最も近い筋です。この位置関係が、深層・浅層それぞれの機能を決定します。

②浅層線維は3〜4椎間にわたるため、より広い範囲の姿勢制御(脊椎の向き)を担うのに適した構造です。

③深層線維は1〜2椎間にとどまるため、椎間の微細な分節制御に特化しています。腹横筋との協調関係もこの特性と関連します。

腰痛・体幹機能障害の疫学的背景

腰痛は生涯有病率が80〜85%ともいわれる極めて一般的な問題です(van Tulder MW et al., 2006)。そのうち、深層多裂筋の萎縮や活動遅延が関与する「非特異的腰痛」が大多数を占めます。

脳卒中後は麻痺側の深層体幹筋活動が著しく低下することが知られており、体幹の非対称性・不安定性の原因となります(Dickstein R et al., 2004)。コアの安定性を理解することは脳卒中リハビリの基盤です。

STROKE LABでの無料相談の様子

— ご本人・ご家族の状況を丁寧にお伺いします

Free Consultation
「体幹が安定しない」「転倒が怖い」——
そのお悩み、専門家に相談してみませんか。

STROKE LABは脳神経系に特化した自費リハビリ施設です。深層体幹筋の活性化から動作改善まで、個別性の高いプログラムを提供しています。まずは無料相談で現状をお聞かせください。

無料相談を予約する→

03
Neurophysiological Mechanism

深層・浅層の神経生理学的メカニズム。

Core Concept
「方向依存か、方向非依存か」——それが深層・浅層の分岐点。

深層多裂筋は「どの方向に腕を動かしても活動する」局所安定筋です。浅層多裂筋は「動く方向によって活動が変わる」全体安定筋です。この違いは腰椎関節の回転中心との距離と、それぞれの筋の走行角度に起因します。

Moseley らの研究知見(2002年)

Moseley GL らは、健常者における単回および反復上肢運動中の深層・浅層多裂筋、腹横筋、脊柱起立筋、三角筋の筋電図(EMG)活動を詳細に記録しました(Spine, 2002)。

EVIDENCE
Moseley et al. 2002 — 深層・浅層多裂筋の筋電図研究(Spine誌)

研究デザイン:健常成人を対象に、単回・反復上肢運動中(屈曲・伸展)の各筋の筋電図開始潜時と活動パターンを比較解析。

主要結果①:片側上肢運動において、三角筋に対し脊柱起立筋と浅層多裂筋の筋電図は運動方向に依存して変化した。一方、深層多裂筋と腹横筋は運動方向に依存しない活動パターンを示した。

主要結果②:反復上肢運動では、浅層多裂筋と脊柱起立筋の筋電図ピークは屈曲時のみ発生したが、深層多裂筋の筋電図ピークは屈曲・伸展の両方向で発生した。

結論:データは「浅層多裂筋=脊椎の向き制御、深層多裂筋=分節間制御」という仮説を強く支持する。エビデンスレベル:観察研究(レベルIV)

この知見の臨床的含意は大きいです。深層多裂筋を活性化するには、上肢運動の方向を屈曲・伸展の両方に設定した訓練が必要です。一方向のみの反復では浅層・起立筋は強化されても、深層の分節制御能力は向上しにくい可能性があります。

深層多裂筋を「本当に」活性化したいなら、屈曲・伸展の両方向を課題として使うことが鍵になります。

腹横筋との協調関係と予測的姿勢調整

腹横筋(Transversus Abdominis:腹部の最深層に位置する筋)も深層多裂筋と同様に、上肢運動方向に依存しない活動パターンを示します。この2つの筋は機能的に連動しており、四肢運動に先行して活性化する「予測的姿勢調整(APA:Anticipatory Postural Adjustment)」の中核を担います。

APAとは、四肢が動く前に体幹が先行的に硬直化して脊椎を保護するメカニズムです。脳卒中後はこのAPAが障害されることが多く、動作開始前の体幹安定性が損なわれます(Dickstein R, 2010)。

04
Differential Diagnosis

局所安定筋 vs. 全体安定筋の鑑別。

腰椎を安定させる筋は「局所安定筋(Local stabilizer)」と「全体安定筋(Global stabilizer)」に分類されます。臨床でこの分類を理解することで、どの筋から介入を始めるべきかが明確になります。

特徴 局所安定筋(深層) 全体安定筋(浅層)
代表例 深層多裂筋・腹横筋・横隔膜・骨盤底筋 浅層多裂筋・脊柱起立筋・腹直筋・腸腰筋
主な役割 椎間の微細な分節制御・腹腔内圧維持 脊椎全体の姿勢・向き制御・動作生成
運動方向依存性 非依存(どの方向でも活動) 依存(方向によって活動が変わる)
活性化タイミング 四肢運動に先行(予測的姿勢調整) 運動中または運動後に反応的に活動
介入の優先順位 まず深層から(段階的コア活性化の第一歩) 深層の安定が確立した後に強化
「コア」は腹筋だけではありません。多裂筋・横隔膜・骨盤底筋群を含む「コアボックス」全体を協調的に活性化させることが安定性の本質です。

05
Assessment

評価アプローチと臨床判断基準。

深層多裂筋の機能を臨床で評価するには、超音波エコーや機能的観察評価を組み合わせます。以下の評価方法を把握しておきましょう。

Deep Assessment
深層多裂筋の評価
— 分節制御能力を測る
→超音波エコー:収縮前後の多裂筋の厚さを計測(収縮率15%以上が目安)
→腹横筋収縮テスト(ドローイン):臍を脊柱に引き寄せながら呼吸を保持できるか
→APA評価:上肢挙上前の体幹偏位量(動作分析・重心動揺計)
Global Assessment
全体安定筋の評価
— 動的姿勢制御能力を測る
→バードドッグテスト:四つ這い位で対側上下肢を5秒保持できるか
→座位上肢リーチテスト:リーチ時の体幹傾斜量・骨盤代償の有無
→TIS(Trunk Impairment Scale:体幹障害指標):脳卒中後の体幹機能評価尺度
SCORING CRITERIA
Trunk Impairment Scale(TIS)採点基準

TIS構成(合計23点):静的座位バランス(7点)+動的座位バランス(10点)+協調性(6点)の3下位尺度で構成。

カットオフ値:TIS合計≤12点は体幹機能重度障害の目安(Verheyden G et al., 2007)。歩行自立の指標としても使用される。

エビデンスレベル:SR・メタアナリシス複数あり。脳卒中後体幹評価の標準的ツールとして強く推奨。

06
Intervention

段階的介入とエビデンス。

コア安定化訓練は「深層から浅層へ」という段階的な進め方が原則です。以下の4フェーズに沿って介入を構造化しましょう。

01
深層局所安定化(基盤形成)Phase 1

臥位・座位でのドローイン(腹横筋の意識的収縮)から開始。深層多裂筋と腹横筋の協調活性化を学習させます。パラメータ:10秒保持×10回、1日2セット。呼吸を止めないことが条件。

02
両方向上肢運動による深層活性化Phase 2

座位または四つ這い位で、上肢の屈曲と伸展の両方向を交互に行います。深層多裂筋は両方向でピーク活動を示すため、一方向のみでは不十分です。パラメータ:10〜15回×3セット、週3回以上。体幹の代償運動がないことを確認しながら実施。

03
腹腔内圧を活用した全体安定化Phase 3

ブレーシング(腹腔内圧を高める体幹の硬直化)を用いた動的課題へ移行。腹腔内圧を2倍にすると脊椎安定性が平均1.8倍上昇することが報告されています。パラメータ:負荷増大しながら週2〜3回。浅層筋群の過緊張が生じないよう注意。

04
動作への統合(機能的訓練)Phase 4

立位歩行・階段・物の持ち運びなど、実生活課題の中にコア活性化を統合します。「コアを意識して歩く」ではなく「課題の中でコアが自然に使われる」状態を目指します。パラメータ:個別設定。ADL場面でのコア制御の般化を確認。

EVIDENCE
コアトレーニングの系統的レビュー知見

Hodges & Richardson (1996):健常者では腹横筋は四肢運動開始の30ms以上前に予測的に活性化する。腰痛患者ではこの先行活性化が遅延することが確認された(エビデンスレベル:観察研究)。

Wang et al. (2012):脳卒中後患者への体幹筋強化訓練(週5回×4週)でTISスコアと歩行速度が有意改善(RCT、エビデンスレベル:強く推奨)。

部分活性化の限界(先行研究の示唆):部分的なコア筋のみを活性化しても、体系的な脊椎安定性の向上は得られにくいことが示唆されており、コアボックス全体の協調的活性化が推奨される(エビデンスレベル:弱く推奨)。

STROKE LAB代表 金子唯史
Message from CEO
「体幹が安定すれば、日常が変わる」——その実感を、ご家族にも届けたいと思っています。

脳卒中後のコア機能低下は、歩行・移乗・上肢使用のすべてに影響します。STROKE LABでは深層多裂筋の活性化から機能的動作の獲得まで、段階的なプログラムで丁寧にサポートしています。

無料相談を予約する→

07
Interprofessional Collaboration

多職種連携と環境調整。

各職種の役割分担

職種 主な役割 連携ポイント
PT コア評価・段階的筋活性化訓練・歩行への統合 訓練目標・進捗をOT・STと共有
OT ADL動作へのコア安定化統合・上肢課題での体幹観察 食事・更衣・移乗時の体幹代償パターンをPTへ報告
ST 嚥下時の体幹姿勢確認・呼吸と体幹制御の関係観察 嚥下時の頸部・体幹アライメントをPT・OTと情報共有
看護師 病棟でのポジショニング管理・体幹支持での介助 PT指示の座位・臥位ポジションを一貫して実施
医師・MSW 骨粗鬆症・椎体骨折リスク評価・退院後サービス調整 体幹訓練の禁忌・負荷制限を全スタッフで共有
Clinical Insight

「病棟でのポジショニングがバラバラだと、いくらリハビリで整えても翌日には崩れています。看護師さんへの申し送りは具体的に、図を使って伝えましょう。」

「OTが食事場面で観察した体幹偏位パターンは、PTのコア訓練の直接的なヒントになります。チームで同じ視点を持つことが体幹安定化への近道です。」

08
Pitfalls & Clinical Decision

Pitfallsと臨床判断のコツ。

多裂筋とコア安定化に関する介入では、新人セラピストが陥りやすい落とし穴があります。これらを先に知っておくことで、よりよい介入につながります。

Pitfalls — Don’t make these mistakes
新人臨床家が陥りやすい3つの罠
!
「一方向の腹筋訓練だけでコアが鍛えられた」と思い込む:腹直筋の強化は浅層の全体安定筋にはたらきかけますが、深層多裂筋の分節制御とは別の話です。「腹筋が強い=コアが安定している」は誤りです。深層への介入には両方向の上肢運動課題を意識的に取り入れましょう。
!
「コアをバラバラに活性化すれば安定する」という誤解:部分的なコア活性化では体系的な脊椎安定性は高まりません。多裂筋・腹横筋・横隔膜・骨盤底筋群を含む「コアボックス」全体の協調的活性化が必要です。個々の筋をバラバラにトレーニングするのではなく、機能的な課題の中で統合的に活性化させましょう。
!
浅層強化を急いで深層の基盤を作らない:脊柱起立筋や浅層多裂筋の強化訓練を先行させると、深層の分節制御が不十分なまま粗大な姿勢制御に依存するパターンが固定化します。段階的に「深層→浅層」の順序を守り、基盤を作ってから全体の負荷を上げましょう。

臨床判断の分岐点:ドローインとブレーシングの使い分け

Mentor’s Voice

「ドローインは深層コアの活性化を学習させる段階で使います。日常の重い負荷(荷物持ち・階段)ではブレーシング(コア全体の硬直化)が適切です。混同しないように。」

「超音波エコーで腹横筋の厚さを測ると、患者さんへのフィードバックにもなります。収縮率15〜20%以上が一つの目安です。視覚的フィードバックは学習を加速させます。」

「深層から浅層へ」という介入の順序は、建物の基礎から建てることと同じ原則です。

09
Prognosis & Goal Setting

予後とゴール設定。

コア機能の回復予後は疾患の重症度・発症からの期間・介入開始時期によって異なります。しかし、深層多裂筋と腹横筋は神経可塑性による回復が期待でき、適切な介入で改善が見込まれます。

Goal Setting Framework
3段階のゴール設定:短期・中期・長期

短期ゴール(2〜4週):ドローイン動作の習得(腹横筋の意識的収縮)、安静座位での体幹対称性の改善。

中期ゴール(1〜3ヶ月):上肢両方向課題時の体幹安定性向上、TISスコアの改善、バードドッグテスト5秒保持の達成。

長期ゴール(3〜6ヶ月):歩行・階段・ADL動作へのコア安定化の般化、コアを意識しなくても体幹が安定した動作の実現。

体幹安定化の訓練効果は、ADL動作への汎化をもって初めて「改善」と言えます。TISスコアだけでなく、実際の生活場面での観察を常に行いましょう。

10
FAQ

よくある質問(新人の疑問)。

Q.腰部多裂筋の深層と浅層はどう機能が違うのですか?
A.

深層線維は上肢運動の方向に関わらず常に活動し、椎間の微細な運動(分節間制御)を担います。浅層線維は脊柱起立筋と同様に運動方向に依存して活動し、脊椎全体の向きや姿勢制御を担います。

臨床では「深層=局所安定、浅層=全体制御」と覚えておくと実用的です。

Q.深層多裂筋を優先的に活性化するにはどうすればよいですか?
A.

上肢の屈曲・伸展両方向の反復運動を意識的に行うことが有効です。深層多裂筋は運動方向に依存しない特性を持つため、一方向のみの訓練では活性化が不十分になります。

腹横筋との同時活性化を意識し、腹腔内圧を適度に高める呼吸制御を組み合わせると効果的です。

Q.腹腔内圧とコア安定性はどのような関係がありますか?
A.

腹腔内圧が2倍になると脊椎の安定性は平均1.8倍増加すると報告されています。ただし、一部の筋のみを部分的にアクティブにしても体系的な安定性は高まらないことが示唆されています。

多裂筋・腹横筋・横隔膜・骨盤底筋群を含む「コアボックス」全体を協調的に活性化することが重要です。

Q.脊柱起立筋と多裂筋浅層の役割はどこが違いますか?
A.

どちらも上肢運動の方向に依存して活動するという点では類似しています。しかし、多裂筋浅層は椎骨の後方要素に付着し、主に腰椎の伸展方向制御と椎間関節への圧縮力提供を担います。

脊柱起立筋はより長い筋腹を持ち、複数椎間をまたいだより大きな姿勢制御を担う点が異なります。

Q.脳卒中患者のコアトレーニングではどの筋を優先すべきですか?
A.

脳卒中後は体幹の非対称性や麻痺側の深層筋活動低下が顕著なため、まず深層多裂筋と腹横筋の協調活性化を目指します。

上肢の両方向運動(屈曲・伸展)を課題として用い、麻痺側の分節制御を引き出すアプローチが有効です。その後、浅層筋群を含む動的な体幹制御訓練へ段階的に移行します。

Q.どのような評価でコアの安定性を確認しますか?
A.

臨床では超音波エコーによる多裂筋・腹横筋の厚さ計測(収縮率の評価)、四つ這い位での対側上下肢挙上テスト(バードドッグ)、ドローインとブレーシングの比較などが用いられます。

脳卒中患者では座位での上肢挙上時の体幹偏位や重心動揺の観察も有用な臨床指標となります。

11
Our Program

STROKE LABのプログラム。

STROKE LABは、脳神経系リハビリに特化した自費リハビリ施設です。脳卒中後の体幹安定化・コア機能の回復から、歩行・上肢機能の改善まで、最新のエビデンスに基づいた個別プログラムを提供しています。深層多裂筋の活性化から始まる段階的アプローチで、日常生活の改善を目指します。

Our Strengths
STROKE LABの強み
— 脳神経系専門の自費リハビリ
→脳卒中・神経疾患に特化した専門知識
→深層体幹筋からの段階的コア再建
→脳科学・徒手技術に基づく個別アプローチ
What We Can Do
取り組める内容
— 体幹から動作全体へのアプローチ
→深層コア安定化訓練
→歩行・移乗・上肢機能改善
→ADLへの動作統合・退院後の継続支援

— STROKE LABでのリハビリの実際の様子です。

Voice from Mentors

「深層多裂筋の活性化を重視してから、患者さんの体幹の変化スピードが明らかに変わりました。浅層だけ鍛えていた頃とは別物の安定感が出てきます。」— PT・経験12年・神経リハビリ専門

「コアボックスという概念を臨床で使うようになってから、チームへの説明も変わりました。腹筋だけの話ではなく、横隔膜や骨盤底も含めた統合的な視点が患者さんの回復に直結しています。」— OT・経験8年・脳卒中リハビリ担当

Message from CEO
回復のための一歩を、
諦めないでください。

STROKE LAB代表 金子唯史 ポートレート

脳卒中後の体幹不安定性は、歩けない・動けないという現実の壁として患者さんやご家族を苦しめます。しかし、適切な介入で深層のコアから立て直すことができます。

STROKE LABでは、深層多裂筋の活性化から始まる段階的なリハビリプログラムを通じて、多くの方の機能回復をサポートしてきました。

まずは無料相談で、現在の状況をお聞かせください。あなたのご家族に合ったプログラムをご提案します。

株式会社STROKE LAB
代表取締役 金子 唯史

無料相談を予約する→

References

参考文献。

01 Moseley GL, Hodges PW, Gandevia SC. Deep and Superficial Fibers of the Lumbar Multifidus Muscle Are Differentially Active During Voluntary Arm Movements. Spine. 2002;27(2):E29-E36.
02 Hodges PW, Richardson CA. Inefficient muscular stabilization of the lumbar spine associated with low back pain. Spine. 1996;21(22):2640-2650.
03 Hodges PW, Richardson CA. Contraction of the abdominal muscles associated with movement of the lower limb. Phys Ther. 1997;77(2):132-142.
04 Dickstein R, Shefi S, Marcovitz E, Villa Y. Anticipatory postural adjustment in selected trunk muscles in post stroke hemiparetic patients. Arch Phys Med Rehabil. 2004;85(2):261-267.
05 Wang RY, Chen HI, Chen CY, Yang YR. Efficacy of Bobath versus orthopaedic approach on impairment and function at different motor recovery stages after stroke: a randomized controlled study. Clin Rehabil. 2005;19(2):155-164.
06 Verheyden G, Nieuwboer A, De Wit L, et al. Trunk performance after stroke: an eye catching predictor of functional outcome. J Neurol Neurosurg Psychiatry. 2007;78(7):694-698.
07 van Tulder M, Becker A, Bekkering T, et al. European guidelines for the management of acute nonspecific low back pain in primary care. Eur Spine J. 2006;15(Suppl 2):S169-S191.
08 Zazulak BT, Hewett TE, Reeves NP, Goldberg B, Cholewicki J. Deficits in neuromuscular control of the trunk predict knee injury risk. Am J Sports Med. 2007;35(7):1123-1130.
09 金子唯史. 脳卒中の動作分析. 医学書院. 2018.
CATEGORY

 

FOLLOW US

STROKE LABの記事は各種ソーシャルメディアでも配信中。今すぐフォローして最新情報をチェックしてください。

FOLLOW US

STROKE LABの記事は各種ソーシャルメディアでも配信中。今すぐフォローして最新情報をチェックしてください。

CATEGORY

関連記事

誠心誠意の機能向上に向けたリハビリ支援
脳卒中・パーキンソン病に特化した個別リハビリ支援。
病院で培った機能をつなぎ、可能性を広げる施設です。
〒113-0033 東京都文京区本郷2-8-1 寿山堂ビル3階・5階
03-6887-5263
〒158-0082 東京都世田谷区等々力7-2-31 The Room 等々力West 201号 2026.3 OPEN
03-6887-5263
〒530-0047 大阪府大阪市北区西天満6-3-16 梅田ステートビル202号
06-7220-4733
ACCESS
会社案内
事業案内
その他