Trail Making Test(TMT)とは|採点方法・年齢別規範値・B/A比を完全解説
TMTの基準値は、運転再開の判断に何を教えてくれるのか。
TMT(Trail Making Test)の基準値は年齢と教育歴で大きく変わるため、同年代の標準値と比べて解釈します。運転再開の目安としては、脳卒中後の人でTMT-Bが90秒を超えると路上評価に不合格となるリスクが高いとするメタ分析があります。ただしTMTだけで運転の可否は決められません。本記事では、TMT-AとBの違い、実施手順、結果の読み方、運転再開評価での位置づけを出典とともに解説します。
結論:TMTの基準値と運転再開の目安 早見表
TMT-Aは数字だけを順に結ぶ課題、TMT-Bは数字と文字を交互に結ぶ課題です。結果は同年代・同程度の教育歴の標準値と比較して読みます。運転再開に関しては次の知見が代表的です。
| 項目 | 目安 | 出典・位置づけ |
|---|---|---|
| 脳卒中後の運転(TMT-B) | 90秒超で路上評価不合格のリスクが高い | Devos 2011(27研究のメタ分析)。分類の正確さ約80% |
| 高齢ドライバー(TMT-A・B) | 所要時間の識別能は中程度 | Dobbs 2013(134名)。誤り数はAでは合否と関連なし |
| B/A比 | 3以上で切り替えの困難を疑う目安 | Lezakらの成書。処理速度の影響を差し引く補助指標 |
| 年齢の影響 | 都市部高齢者の17%が300秒以内にTMT-Bを終えられず | 日本の地域在住高齢者1,966名の調査(2022) |
| 日本の標準的な用紙 | TMT-J(2019年刊行) | 日本高次脳機能障害学会。版ごとに配置が異なり標準値も別 |
※ 90秒は海外の研究で用いられた原版(アルファベット)での値です。日本語版(ひらがな、TMT-J)とは配置や文字が異なるため、そのまま当てはめず参考値として扱ってください。運転の可否は公安委員会が判断します。

要点5項目。
TMT評価・記録シートをダウンロード
実施条件、Part A・Bの所要時間・誤反応、行動観察、結果の解釈、リハビリ計画まで記録できる、A4・2ページの印刷用PDFです。
正規の検査用紙・マニュアルと併用する補助記録シートです。数字や文字を結ぶ検査図版は含みません。
PDFが開いた場合は、ブラウザの保存・共有メニューからダウンロードできます。
臨床現場でTMTに出会う場面。
65歳男性。右中大脳動脈領域の脳梗塞で入院中。ADLはほぼ自立しています。本人と家族から「通院と買い物に車が欠かせない」と相談を受けました。運動麻痺は軽度ですが、会話中に注意がそれる様子があります。
右半球の病変なので、注意障害に加えて左側の見落としがないかも確認が必要です。TMTは、こうした評価の入り口になる検査の1つです。
「また運転したい」という希望は、多くの患者さんから聞かれます。脳卒中後は、運動機能が回復していても、注意や視空間認知の問題が運転の安全性に影響することがあります。
TMT(Trail Making Test:トレイルメイキングテスト)は、紙と鉛筆で数分のうちに実施できる注意機能の検査です。運転再開の評価でもよく用いられます。本記事では、基礎から結果の読み方までを順に解説します。
TMTとは:TMT-AとTMT-Bの違い。
TMTは、第二次世界大戦中の1944年に米国陸軍の個別検査バッテリーの一部として作られ、その後Reitanによって神経心理検査(Halstead-Reitanバッテリー)に組み込まれました。Part A(TMT-A)とPart B(TMT-B)の2つの課題で構成されます。
TMT-Aは、用紙に散らばった1〜25の数字を順に線で結ぶ課題です。TMT-Bは、数字と文字を交互に結ぶ課題です。原版は1〜13とA〜Lのアルファベット(1→A→2→B…)、日本語版は数字とひらがな(1→あ→2→い…)を使います。日本では2019年に日本高次脳機能障害学会がTMT-J(日本版)を刊行しました。

視覚探索・選択的注意:多くの刺激の中から次の目標を探し出す働き。TMT-A・Bの両方で必要です。
処理速度:情報を処理し、手を動かす速さ。所要時間に直接反映されます。
持続的注意:課題の最後まで注意を保つ働き。
注意の切り替え(セットシフト):「数字」と「文字」の2つの系列を行き来する働き。TMT-Bで加わる要素です。運転では、信号・標識・歩行者・後続車へと注意を移す場面に関係すると考えられています。

なぜ運転評価にTMTが使われるのか
運転は、周囲を見渡し、必要な情報を選び、状況に応じて注意を移しながら操作する活動です。TMTは、この視覚探索・処理速度・注意の切り替えを短時間で調べられます。
脳卒中後の運転に関する27研究のメタ分析では、TMT-Bは道路標識の認知課題、Compass課題と並んで、路上評価の合否を予測する良い指標の1つでした(Devos 2011)。同じ分析では、運動障害の程度からは運転の可否を予測できなかったと報告されています。
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TMTに関わる脳領域。
TMT-Bは実行機能の検査として扱われることが多い一方、成績低下は前頭葉以外の損傷でも起こります。視覚探索、処理速度、手の動きなど多くの要素が関わるため、成績だけから病巣の場所を推定することはできません。

TMTと関連する主な脳領域
前頭前野:注意の切り替えや行動の制御に関わり、TMT-Bの成績との関連がよく報告されています。
頭頂葉:視空間の処理と視覚探索に関わります。右半球損傷では半側空間無視(USN)を合併しやすく、用紙の左側の見落としがTMTの成績に影響します。
皮質下・白質:前頭葉と他の領域を結ぶ白質の病変では、処理速度が低下しやすく、TMT-A・Bともに時間が延びることがあります。
Devos H, et al.(2011, Neurology):脳卒中後の運転に関する30研究のシステマティックレビューと27研究のメタ分析(1,728名、54%が路上評価に合格)。良い予測因子は道路標識の認知課題、Compass課題、TMT-Bでした。TMT-Bは90秒を目安に、不安全なドライバーを約80%の正確さで分類しました。
Dobbs BM, Shergill SS.(2013, Age and Ageing):高齢ドライバー134名(平均75.3歳、健常87名・認知障害47名)で、TMTと路上評価の合否を比較。TMT-Aの誤り数以外は合否と有意に相関しましたが、ROC解析で中程度の識別能を示したのはTMT-A・Bの所要時間のみでした。著者らは、判断が最も必要な認知障害の人でこそ精度が最も低いと述べています。
TMTと類似検査の違い。
運転再開の評価では、複数の検査を組み合わせます。TMTでわかることと、他の検査で補うべきことを整理します。
| 検査名 | TMT | MMSE | Stroopテスト |
|---|---|---|---|
| 主な評価領域 | 視覚探索・処理速度・注意の切り替え | 全般的な認知機能(見当識・記憶・計算など) | 選択的注意・干渉の抑制 |
| 運転評価との関連 | TMT-Bは脳卒中後の路上評価の予測因子の1つ | 全般的なスクリーニングとして補助的に使用 | 注意・抑制機能の補完として使用 |
| 実施時間の目安 | 5〜10分(A・B合計) | 10分前後 | 5〜10分 |
| 注意点 | 半側空間無視・利き手の麻痺・視力が結果に影響 | 注意の切り替えや処理速度は十分に反映されない | 色覚異常や読みの障害がある場合は解釈に注意 |
TMTのやり方と基準値の読み方。
準備から記録・解釈までを順に説明します。教示の文言、練習課題、打ち切り時間は、使用する用紙(TMT-Jなど)のマニュアルに従ってください。本番の前に練習課題で理解を確認します。

TMT-Aの実施手順
検査用紙・鉛筆・ストップウォッチを用意し、静かで気が散りにくい環境を整えます。眼鏡の使用と、利き手で鉛筆を持てるかを確認します。利き手に麻痺がある場合は、非利き手で実施したことを記録します。
「1から順番に、数字を線で結んでください。鉛筆はなるべく紙から離さず、できるだけ速く正確に」と伝えます。数個の数字を使った練習課題で理解を確認してから本番に移ります。
合図と同時に計時を始め、最後の数字に到達したら止めます。誤りがあればその場で指摘し、直前の正しい位置から続けてもらいます。計時は止めず、修正の時間も含めます。
①所要時間(秒)、②誤りの数、③誤りの種類と場所(順序の誤り、飛ばし、用紙の左側での見落としなど)を記録します。
TMT-Bの実施手順
TMT-Aに続けて実施します。「1→あ→2→い→3→う…のように、数字とひらがなを交互に順番に結んでください」と伝え、練習課題で規則の理解を確認します。ひらがなの順序(あいうえお…)を理解しているかも確かめます。
TMT-Aと同様に計時し、誤りはその場で指摘して正しい位置に戻ってもらいます。打ち切り時間は版や施設の規定に従います(日本の地域調査ではAを240秒、Bを300秒で打ち切り)。打ち切った場合は、その旨と到達した位置を記録します。
所要時間、誤りの数と種類(数字と文字の交互の規則が崩れる、順序を誤るなど)を記録します。あわせてB−Aの差とB/A比を算出します。
所要時間(主な指標):年齢と教育歴の影響が大きいため、同年代・同程度の教育歴の標準値と比べます。海外の標準値(Tombaugh 2004)では、若年成人でAは20秒台、Bは50秒前後ですが、70歳代後半ではAが40〜50秒台、Bが100秒を超えることも珍しくありません。日本語版(TMT-J)は配置が異なるため、TMT-Jの標準値を使います。
B−Aの差とB/A比:Aに対してBがどれだけ遅いかをみることで、処理速度の影響を差し引いて注意の切り替えの負荷を推定します。B/A比が3以上で切り替えの困難を疑うという目安があります(Lezakらの成書)。比はAが極端に遅い場合などに不安定になるため、補助的に使います。
誤り:Dobbsら(2013)の研究では、TMT-Bの誤り数は路上評価の合否と相関し、TMT-Aの誤り数は相関しませんでした。誤りの種類(交互の規則の崩れ、左側の見落とし)も解釈の手がかりになります。
運転再開の目安:脳卒中後の人ではTMT-Bが90秒を超えると路上評価に不合格となるリスクが高いと報告されています(Devos 2011)。原版での値であり、TMT-Jにそのまま当てはめることはできません。
運転再開に向けた介入とエビデンス。
TMTで注意機能の低下がみられた場合の進め方の一例です。期間や頻度は確立した基準ではないため、患者さんの状態と施設の体制に合わせて設定します。
探索課題や分類課題など、注意を要する課題を難易度を調整しながら行います。あわせて、生活の中で注意が途切れやすい場面を特定し、手順の工夫や環境調整を行います。
規則を切り替える課題や、歩きながら判断するなどの二重課題を取り入れます。TMTそのものの反復練習は、検査の得点だけを押し上げて再評価の意味を失わせるため避けます。
設備のある施設では、シミュレーターで反応時間、ハンドル・ペダル操作、危険場面への対応を評価します。机上の検査では見えにくい問題が確認できます。
連携する自動車教習所などで、指導員同乗のもと実車評価を行います。運転再開後も、体調や病状の変化に応じて再評価を検討します。
軽症脳梗塞後のTMT-Jの変化(吉岡ら, 2020):発症8〜14日目にTMT-Jを実施した軽症脳梗塞患者では、Part Aの45%、Part Bの61%が異常値でした。発症29〜35日目の再評価では、Aの76%、Bの73%で成績が改善しました。発症早期の結果だけで判断せず、経過を追う意義を示しています。
脳卒中後の注意機能訓練(Loetscher T, et al., 2019, Cochrane Review):注意機能訓練は、訓練直後の一部の注意機能(分配性注意など)を改善する可能性がある一方、長期的な効果や生活機能への効果を示す根拠は十分ではないとされています。訓練は生活場面での目標と結びつけて行います。

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チームで行う運転再開評価と手続き。
運転再開の判断は、セラピスト単独ではなくチームで行います。評価結果を医師・看護師・MSWと共有し、本人・家族も含めて話し合います。運転の可否を最終的に判断するのは、都道府県の公安委員会です。

日本での運転再開の一般的な流れ
神経心理検査(TMTなど)、視野、身体機能、必要に応じてドライビングシミュレーターや教習所での実車評価を行います。
評価結果をもとに、主治医が運転に関する診断書を作成します。様式は都道府県警察が定めたものを使うのが一般的です。
本人が運転免許センター等の運転適性相談窓口に申し出ます。必要に応じて臨時適性検査などが行われます。
診断書や検査結果をもとに判断されます。片麻痺がある場合は、旋回ノブや左足用アクセルなどの改造車に限定する条件が付くことがあります。
※ 手続きの詳細や様式は都道府県によって異なります。最新の情報は各都道府県警察のウェブサイト、または運転適性相談窓口でご確認ください。
職種ごとの役割(例)
| 職種 | 主な役割 | 運転再開との関わり |
|---|---|---|
| 医師 | 診断・治療方針の決定 | 診断書の作成。てんかん発作の有無や、眠気を生じる薬の確認 |
| OT | 認知機能・生活動作の評価 | TMTなど神経心理検査の実施と解釈、シミュレーター評価、教習所との連携 |
| PT | 身体機能の評価と介入 | ペダル操作に必要な下肢機能、車への乗り降りの評価 |
| ST | 言語・高次脳機能の評価 | 失語がある場合の検査理解の確認、標識や指示の理解の評価 |
| 看護師 | 日々の観察と生活管理 | 病棟での注意の様子や疲労の変動、服薬状況の報告 |
| MSW | 社会資源・生活設計の調整 | 運転以外の移動手段の情報提供、家族への説明の支援 |
「移動手段を失うことは、自尊心にも生活にも大きな影響があります。運転が難しい場合も、代わりの移動手段を一緒に探す姿勢で話を進めます。」
「片麻痺がある場合は、改造車や運転補助装置の選択肢があることを早めに伝え、教習所や専門業者に相談できるよう準備します。」
TMTの解釈で陥りやすい罠。
TMTは使いやすい検査ですが、解釈を誤ると運転再開の判断を誤らせるおそれがあります。特に注意したい3点です。
臨床判断の分岐点
「TMT-Bの結果が悪いときは、まず疲労や不安、検査環境の影響がなかったかを確認します。日を改めた再評価で変化があれば、それも大切な情報です。」
「運転を諦めてほしくない気持ちから、結果を甘く見てしまうことがあります。安全のためには、チームで客観的に判断することが一番の支えになります。」
予後とゴール設定。
発症早期のTMTの成績が不良でも、時間の経過とともに改善する例は少なくありません。軽症脳梗塞の研究では、発症後約1か月の再評価で7割以上の患者に改善がみられました。「今の結果=ずっと運転できない」ではないことを、根拠とともに伝えます。
Step 1 — 短期目標:日常生活で注意が途切れやすい場面を特定し、工夫を身につける。定期的にTMTを再評価し、変化を追う。
Step 2 — 中期目標:TMTを含む神経心理検査、シミュレーターでの評価で、運転に必要な水準に近づいているかを確認する。
Step 3 — 長期目標:実車評価と診断書を経て運転適性相談に進む。あるいは運転以外の移動手段を確立し、外出や社会参加を続ける。
TMTのよくある質問。
TMTの基準値は何秒ですか?
TMTの所要時間は年齢と教育歴の影響を大きく受けるため、全員に共通の基準値はありません。同年代・同程度の教育歴の標準値と比較します。日本では2019年に日本高次脳機能障害学会がTMT-J(日本版)を刊行しており、TMT-Jで実施した場合はその標準値を使います。
運転再開の目安としては、脳卒中後の人ではTMT-Bが90秒を超えると路上評価に不合格となるリスクが高いとするメタ分析があります(Devos 2011)。
TMT-AとTMT-Bの違いは何ですか?
TMT-Aは1〜25の数字を順に結ぶ課題で、視覚探索と処理速度を主にみます。TMT-Bは数字と文字(原版はアルファベット、日本語版はひらがな)を1→あ→2→い…のように交互に結ぶ課題で、加えて注意の切り替え(セットシフト)を求めます。
両方を実施し、BとAの差や比で切り替えの負荷を推定します。
TMT-Bで何秒以上かかると運転リスクが高まりますか?
脳卒中後の人を対象とした27研究のメタ分析(Devos 2011)では、TMT-Bが90秒を超えると路上評価に不合格となる人を約80%の正確さで分類できると報告されています。
ただし合格・不合格は路上評価で決まり、TMT単独で運転の可否は判断できません。高齢ドライバー134名の研究(Dobbs 2013)でも、TMTの識別能は中程度にとどまりました。
TMTの運転再開評価における精度はどの程度ですか?
高齢ドライバー134名(平均75.3歳、うち認知障害47名)を対象としたDobbsら(2013)の研究では、TMT-AとTMT-Bの所要時間は路上評価の合否に対して中程度の識別能を示しました。
著者らは、運転技能が危険な水準に落ちた認知障害の人を見分ける場面でこそTMTの精度が最も低いと指摘しています。視覚・身体機能、他の認知検査、実車評価と組み合わせて判断します。
脳卒中後の運転再開にはどのような手続きが必要ですか?
一般的には、病院での評価(神経心理検査、身体機能、視野、必要に応じてドライビングシミュレーターや教習所での実車評価)を経て、主治医の診断書を準備し、都道府県の運転免許センター等の運転適性相談に申し出ます。
公安委員会が診断書や適性検査の結果をもとに判断し、必要に応じて改造車限定などの条件が付きます。具体的な手続きは都道府県警察で確認してください。
TMT実施中に誤りがあった場合はどうしますか?
誤りに気づいたらすぐに指摘し、直前の正しい位置に戻って続けてもらいます。計時は止めず、修正にかかった時間も所要時間に含めます。
誤りの数と種類(順序の誤り、AとBの規則の混同など)を記録し、解釈の参考にします。
TMT以外に運転再開評価で使われる検査はありますか?
脳卒中後の運転に関するメタ分析では、TMT-Bに加えて道路標識の認知課題(Road Sign Recognition)とCompass課題が良い予測因子とされています。
国内では、MMSEやMoCA、注意・視空間認知の検査、視野検査、ドライビングシミュレーターなどを組み合わせて評価することが一般的です。
STROKE LABのプログラム。
STROKE LABは、脳神経疾患に特化した自費リハビリ施設です。「保険でのリハビリ期間が終わったから仕方ない」と感じている方の相談にも応じています。神経科学の知見に基づき、お一人おひとりに合わせたプログラムを提供します。
— STROKE LABでの脳卒中リハビリの様子です。
「TMTの結果が悪くても、数か月の経過で改善する方は少なくありません。最初の評価は”今の状態”であって、ゴールではありません。変化を一緒に確かめていくことを大切にしています。」— 作業療法士・臨床経験12年
「運転を断念された方に代わりの移動手段を提案し、外出を続けられるようになったことがあります。評価の結果をどう伝え、どう一緒に前に進むかもセラピストの大切な役割です。」— 理学療法士・臨床経験8年
※ 個別の経験であり、効果には個人差があります。
諦めないでください。

脳卒中の後遺症を抱えながら「また運転したい」「また自分で出かけたい」と思う気持ちは、回復への大きな原動力です。その気持ちを大切にしたいと、私たちは考えています。
保険でのリハビリ期間が終わっても、練習を続けることで変化がみられる方はいらっしゃいます。適切なリハビリを、適切なタイミングで続けることが大切です。
STROKE LABでは無料相談を行っています。現在の状態、目標、不安なことを、まずはお気軽にお聞かせください。あなたに合ったプランを一緒に考えます。
代表取締役 金子 唯史
参考文献。

1981 :長崎市生まれ 2003 :国家資格取得後(作業療法士)、高知県の近森リハビリテーション病院 入職 2005 :順天堂大学医学部附属順天堂医院 入職 2015 :約10年間勤務した順天堂医院を退職 2015 :都内文京区に自費リハビリ施設 ニューロリハビリ研究所「STROKE LAB」設立 脳卒中/脳梗塞、パーキンソン病などの神経疾患の方々のリハビリをサポート 2017: YouTube 「STROKE LAB公式チャンネル」「脳リハ.com」開設 2022~:株式会社STROKE LAB代表取締役に就任 【著書,翻訳書】 近代ボバース概念:ガイアブックス (2011) エビデンスに基づく脳卒中後の上肢と手のリハビリテーション:ガイアブックス (2014) エビデンスに基づく高齢者の作業療法:ガイアブックス (2014) 新 近代ボバース概念:ガイアブックス (2017) 脳卒中の動作分析:医学書院 (2018) 脳卒中の機能回復:医学書院 (2023) 脳の機能解剖とリハビリテーション:医学書院 (2024) パーキンソン病の機能促進:医学書院 (2025)