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Vol.472.手装具の継続的な着用には快適さが重要!?慢性期脳卒中患者における手装具の長期的使用

 

 

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カテゴリー

 

神経系

 

タイトル

●手装具の継続的な着用には快適さが重要!?慢性期卒中患者における手装具の長期的使用

 

●原著はLong-Term Use of a Static Hand-Wrist Orthosis in Chronic Stroke Patients: A Pilot Studyこちら

 

なぜこの論文を読もうと思ったのか?

 

●脳卒中患者の上肢痙縮からの二次的な短縮の問題は臨床的に良く遭遇する場面である。その対処法として手装具が良く使用されるが、その効果等に関して学ぶべく本論文に至る。

 

内 容

 

背景

 

●脳卒中後のより重度の上肢麻痺を有する患者では、手指・手関節の屈筋の痙縮や拘縮を発生するリスクが高い。痙縮や拘縮は日常生活での活動と衛生面に影響を与える可能性がある。脳卒中の上肢麻痺を有する患者で拘縮を防ぐために長期間にわたりスプリントを着ける事は一般的に受け入れられている。

 

●この研究目的は、静的手装具の長期的使用と、慢性期脳卒中患者の装具を装着時の快適さとの関係を説明し、研究のための予備データを取得することです。

 

方法

 

●調査の対象は、少なくとも1年前に装具を使用するように助言された11人の脳卒中患者でした。

 

●オランダの整形外科センターから静的手装具の処方を受けた脳卒中患者で、地域社会で自立して生活していた脳卒中患者が参加した。患者が電話でコミュニケーションをとることができない場合、主介護者から情報が得られました。患者は、現在の使用状況、装具の快適さ、装具を着用している理由、痙縮、衛生面が維持できているか、痛み、浮腫などの質問を受けました。苦痛のスコアは0(苦痛なし)から10(耐えられない苦痛)で値を決めました。電話インタビューは、患者の治療に直接関与していない理学療法士によって行われました。

 

 

結果

 

●1年以上経過した患者で、7人の患者が1日あたり所定の時間装具を着用していた。

 

●2人の患者は、快適さに欠けるため、1日8時間の装具着用を出来ていなかった。

 

●2人の患者は、痙縮または痛みの増加のため装具の使用を中止しました。

 

●多くの脳卒中患者が不快のために長期間にわたって静的装具に耐えられないことを示唆しています。適切な治療の機会がないと、これらの患者は屈曲拘縮を発症するリスクがあり、日常活動や衛生管理の問題が生じます。

 

 

 

 

 

 

私見・明日への臨床アイデア

 

●手関節装具においては、まずは装着時の快適さ、装着することの快適さは重要と言える。さらに、人の身体はその都度変わっていく、または生活が入院時と変わるためにアフターケアを考える必要がある。

 

 

 

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