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vol.251:膝蓋腱反射と年齢・叩打角度・性別との関連

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カテゴリー

神経系

 

タイトル

膝蓋腱反射と年齢・叩打角度・性別との関連

Influence of Age on Patellar Tendon Reflex Response.👈PMC Annapoorna Chandrasekhar et al.(2013)

 

 

なぜこの論文を読もうと思ったのか?

 

・神経学的評価として腱反射は良く用いられる手法である。その解釈を深めたく本論文に至る。

 

内 容

 

目的

 

・個人の神経学的状態を評価するために一般的に使用される臨床評価に腱反射がある。本研究では、年齢が膝蓋腱反射の応答の大きさに及ぼす影響を調べることを目的としている。

 

方法

 

・40人の健常者(19名の男性と21名の女性)がこの研究に参加した。グループ1(26-38歳)、グループ2(39-51歳)、グループ3(52-64歳)の3つの異なるグループに分類された。

 

・膝蓋腱反射は、左右の膝蓋腱の両側で3つの異なるタッピング角度およびJendrassik操作を用いて誘発された。

 

・16の反射マーカーを被験者の下肢に取り付けた。

・タップ間に最低5秒間の最低休止時間が設けられた。

 

・異なる年齢群、性別、および左右の膝蓋腱反射応答を比較した。

 

結果

 

・この知見は、年齢は反射応答の大きさに重大な影響を及ぼすことを示唆している。

・45°の角度は、反射応答における年齢に関連する差異を検出するために反射が誘発され得る理想的なタップ角度であり得る。Thamらは(2013)はまた、膝蓋反射を引き出すために最適なタップ角度として45°または60°のいずれかを推奨した。したがって、この研究の知見は、年齢に関連する差異を検出する反射応答を誘発する理想的なタッピング角として45°の角度を支持する。

 

・全体的に、左右の反射応答に有意差は見られなかったが、右側の反射応答はわずかに高かった。

 

・すべての叩打角度で男性と女性の間の反射反応に有意差がないことを示された。

 

私見・明日への臨床アイデア

 

・腱反射は、急な外力によって筋が損傷するのを防ぐための生理的な防御反応であると言われる。この反射の意味(反射応答が過剰または消失の場合)を考え動作と関連付けたい。また、脳卒中後などでは、予測や経時的変化として役立てていきたい。

 

 

氏名 覚正 秀一

職種 理学療法士

 

 

 

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