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Vol.430.脳卒中後の上肢麻痺が軽い程日常生活で指先を使用できる!?慢性期脳卒中患者の上肢機能と日常生活での使用の関係性

 

 

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カテゴリー

 

脳科学

 

タイトル

●脳卒中後の上肢麻痺が軽い程日常生活で指先を使用できる!?慢性期脳卒中患者の上肢機能と日常生活での使用の関係性

 

●原著はHand Function and Type of Grasp Used by Chronic Stroke Individuals in Actual Environmentこちら

 

なぜこの論文を読もうと思ったのか?

 

●脳卒中患者の上肢治療に携わることが多く、重症度に応じて日常生活へ繋げていく際にどのような課題設定が適しているのか学習するため本論文に至る。

 

内 容

 

背景

 

●実際の日常生活場面での麻痺側上肢(UL)の使用に関する知識は、パフォーマンスを向上させる可能性のある治療戦略を定義するために重要です。

 

●本研究目的は、脳卒中後の実際の日常生活場面で行われた手の機能と把持のタイプを定量化し、手の使用の違いが運動障害の程度に依存しているかどうかを判断することであった。

 

 

 

方法

 

●この横断的研究では、軽度(11人)、中程度(20人)、または重度(10人)の上肢障害のいずれかに分類された慢性期脳卒中片麻痺を有する41人が参加した。

 

●行動マップが4時間の実験期間にわたって手の使用を観察しながら使用された。次の項目を確認した。①活動:片手、両手、非麻痺手で行う課題。②手の機能:物品の安定、操作、把持、ジェスチャー、支持、またはプッシュ動作③把握のタイプ:digital grasp指先での把持または手全体での把持

 

 

 

結果

 

重度麻痺の障害を持つ参加者は、麻痺側上肢を自発的に使用しなかった

 

●中等度と軽度の参加者を一緒に分析すると、主な上肢機能は物品の安定と操作でした。麻痺側上肢は、指先digital grasp(28.8%)よりも手全体での把持(71.2%)を頻繁に使用し物品の安定化を行った。

 

指先での把持は軽度麻痺患者の非麻痺手・麻痺手の把持動作時に主に使用された。

 

●実際の環境での把握のタイプは運動障害の影響を受け、運動障害が大きいほど、より簡単な課題を中心に行った。

 

 

 

 

 

私見・明日への臨床アイデア

 

●結果下に示した図を見ると脳卒中患者では重症度が重くなると非麻痺側でも指先の使用が減じるように見える。両側ともに器用さの低下が窺われ、非麻痺側の巧緻性も介入が必要かもしれない。実際、日常生活では両手動作で物事を遂行することも多く、動作の遂行のために両手とも観察する必要がある。

 

●麻痺の重症度が重いほど、手全体での動作や物を安定させるといった麻痺手の使い方をまずは達成すべき課題としてあげると良いことが示唆される。

 

 
 

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