脳卒中リハビリで歩行改善!眼球トレーニングの効果と実践アプローチ
眼球トレーニングは、歩行リハビリの武器になるか。
脳卒中の急性期には、約4割の患者さんに眼球運動の異常がみられます。眼球トレーニングは歩行の改善にどこまで役立つのでしょうか。視覚と歩行をつなぐ仕組みから、評価、最新のエビデンス、臨床での進め方までを整理しました。

5つの事実。
この記事のまとめ:眼球トレーニングのやり方と進め方。
最後は歩行の中で使う。
眼球トレーニングは、ペン・指・カードがあればすぐに始められる練習です。研究では1回20分・週5回(Kang & Yu, 2016)や、3週間の自宅練習(Correia et al., 2021)が使われています。
ただし、目の練習だけで歩行が良くなるとは限りません。通常の歩行練習を補うものとして組み合わせ、4〜6週間で効果を確かめます。
眼球トレーニング4種類の早見表
| 種類 | やり方 | 時間の目安 | 鍛える力・向いている人 |
|---|---|---|---|
| ①追視 | 50〜100cm先のペン先をゆっくり左右・上下に動かし、頭は止めて目だけで追う | 5〜10分 | 動くものをなめらかに追う力。追視がカクカクする人に |
| ②サッケード | 左右に20〜30cm離した2つの目印を、合図に合わせてすばやく見比べる | 3〜5分 | 見る場所をパッと切り替える力。見落としや探す遅さが目立つ人に |
| ③周辺視野 | 正面の一点を見たまま、横で動く指やカードに気づけるか確かめる | 3〜5分 | 視野の端への気づき。視野障害がある人は、見えない側へ目を向ける練習と組み合わせる |
| ④視覚-運動協調(注視安定化を含む) | 一点を見つめたまま頭を左右・上下に振る。目印を見てから一歩を出す | 約5分 | 頭が動いても見え方を保つ力(VOR)と、目と足の連動。頭を動かすとふらつく人に |
進め方の4ステップ
追視・サッケード・複視・眼振を観察し、半側空間無視や視野障害、前庭障害がないかを確認します(第4・5章)。あわせてTUG・10m歩行・BBSを測り、開始時の値を記録します。
追視・サッケード・周辺視野の練習を、座った姿勢で短時間から行います。目の疲れ・頭痛・めまい・吐き気が出たら、その日は中止します。
一点を見つめたまま頭を振る練習(注視安定化)を、座位→立位の順に進めます。最後は、目印を見てから一歩を出す、視線を先に向けて方向転換するなど、歩行練習の中に組み込みます。
TUG・10m歩行・BBSを測り直し、本人の「ぶつかりにくさ」も聞き取ります。変化が乏しければ漫然と続けず、原因の見分けからやり直します(第9章)。
時間の目安は、研究や臨床で使われている値を参考にしたものです。患者さんの疲れやすさに合わせて調整してください。それぞれの練習の詳しいやり方とエビデンスは第6章、仕組みは第2・3章、原因の見分け方は第4章で解説します。
眼球運動と歩行をつなぐ「視覚-運動統合」とは。

視覚-運動統合(visuo-motor integration)とは、目から入った周りの情報を、体の動きに変える一連の流れのことです。歩いているときの私たちは、「次にどこを見て、どこに足を置くか」を常に先回りして決めています。
まず、よく出てくる3つの用語を押さえましょう。追視(スムーズパーシュート)は、動くものを目でなめらかに追い続ける動きです。サッケードは、見る場所をパッと素早く切り替える動きです。前庭動眼反射(VOR)は、頭が動いても見ているものがぶれないよう、目を反対方向へ動かす反射です。

脳卒中後の歩行やバランスの障害には、大脳皮質・小脳・脳幹など多くの領域が関わります。安定して歩くには、①筋肉と骨格による体の支え、②目の動きの調整、③感覚(視覚・前庭覚・体性感覚)のまとめ上げ、の3つがうまくかみ合う必要があります。これは眼球トレーニングの研究(Kang & Yu, 2016)の背景として示されている考え方です。
目に頼りすぎる歩き方になる3つの流れ
麻痺側の足で体を支えにくくなると、体は目からの情報に頼ってバランスをとろうとします。歩行中に足元ばかり見るのは、その表れのことがあります。
追視がカクカクしたり、サッケードが遅れたりすると、障害物や床の段差に気づくのが遅れます。すると不安が増し、さらに足元を凝視するという悪循環が起こりえます。
ふだん体は、視覚・前庭覚・足裏などの感覚を状況に応じて使い分けています。この使い分けが崩れて視覚に偏ると、暗い場所や人混みでふらつきやすくなります。

— ご本人・ご家族の状況を丁寧にお伺いします
STROKE LABでは、脳科学の視点に基づくオーダーメイドのリハビリプランをご用意しています。目の動きと歩行の関係の評価も含めて、無料相談で丁寧にご説明します。
目の動きをつかさどる脳の仕組み:前頭眼野・上丘・小脳。

前頭眼野(FEF)は前頭葉にあり、「次にどこを見るか」を決めて、自分の意思で視線を動かす司令塔です。
上丘は中脳にあり、目に入った動きや光に向けて、目と頭をすばやく向ける反応に関わります。視蓋脊髄路を通じて、頭や首の動きにも関わっています。
小脳は、追視のなめらかさやサッケードの正確さを調整し、前庭動眼反射の微調整も行います。小脳の障害では、眼振や目の動きの行き過ぎがみられることがあります。
前庭動眼反射(VOR)とバランス
眼球トレーニングの土台の一つがVORです。歩くと頭は上下左右に揺れますが、VORが働くことで景色はぶれずに見えます。VORがうまく働かないと、歩くたびに景色が揺れて見え、ふらつきや不安の原因になります。頭を動かしながら一点を見つめる「注視安定化エクササイズ」は、このVORを鍛える前庭リハビリの代表的な方法です。前庭機能の評価やリハビリは、高齢者の前庭機能低下とめまい・転倒リスクでも解説しています。
安定した歩行は、視覚・前庭覚・体性感覚の3つの情報を、脳がその場でまとめることで成り立っています。どれか一つがうまく働かないと、残りの感覚に頼る割合が増えます。

医学書院 脳卒中の動作分析-臨床推論から治療アプローチまで 金子唯史 著より引用
急性期の観察研究:英国の3つの脳卒中ユニットで1,033名を調べた研究では、発症から平均4日で視覚を評価しました(Rowe et al., 2019)。73%に何らかの視覚の問題があり、眼球運動の異常は40%、視野の欠損は28%でした。コクランレビューも、眼球運動障害は脳卒中患者の70%以上に及ぶ可能性があると述べています(Pollock et al., 2011)。目の評価は、急性期から行う価値があります。
ぶつかる・ふらつくときに見分けるべき他の原因。
「視線が定まらない」「ふらつく」という訴えだけで、眼球運動障害と決めつけるのは早すぎます。似た症状を起こす原因はいくつもあるため、評価の最初に見分ける習慣をつけましょう。次の症例で考えてみます。
68歳男性。右被殻出血で、発症から8週(回復期病棟)。ブルンストロームステージ(BRS)は下肢Ⅳ、FIM運動項目は62/91点。「歩いていると人や物にぶつかる」「どこを見ればいいのか分からなくなる」と訴えています。
初回評価では、追視がなめらかでなくカクカクしており、サッケードの開始も遅れていました。歩行中は足元ばかり見ていて、TUGは18.2秒でした。
このケースでは、目の動きの障害だけを疑うのは危険です。右半球の損傷では左の半側空間無視が起こりやすく、視放線にかかれば左の同名半盲も起こりえます。「ぶつかる」の原因が無視や視野の欠けなのか、目の動きなのかで、やるべきことは大きく変わります。下の表で、主な見分けのポイントを整理しました。

| 鑑別疾患 | 共通点 | 鑑別ポイント | 参考検査 |
|---|---|---|---|
| 末梢性前庭機能障害 | ふらつき、目に頼る歩き方 | 回転性のめまい、頭の向きを変えると出る眼振。脳卒中そのものによる中枢性のめまいとの区別も必要 | Dix-Hallpike法、頭部インパルス検査 |
| 半側空間無視(USN) | 障害物にぶつかる | 見えているのに片側に気づかない。注意が非麻痺側に偏り、見落としが左右非対称 | BIT行動性無視検査、線分二等分試験 |
| 小脳性運動失調 | 歩行の不安定さ | 企図振戦、測定障害、眼振。目を閉じてもふらつきがあまり変わらない | 指鼻試験、踵膝試験 |
| 同名半盲などの視野障害 | 片側への衝突 | 見えない範囲がいつも同じ。本人が気づいていれば、首を振る代償で減らせる | 対座法、ゴールドマン視野計 |
| パーキンソン病のすくみ足 | 視覚的手がかりへの依存 | 突進現象、姿勢反射障害。床の線などの目印で歩きやすくなる | UPDRS、Freezing of Gait Questionnaire |
それぞれの評価とリハビリは、半側空間無視(USN)の評価とリハビリ、半盲の原因・診断・リハビリ、小脳梗塞・小脳出血と運動失調のリハビリで詳しく解説しています。
眼球運動と歩行の評価方法と基準値。
眼球運動には、セラピストが使える標準化された評価尺度がまだ少ないのが現状です。そこで、ベッドサイドでの目の動きの観察と、信頼性が確かめられた歩行・バランスの評価を組み合わせて、全体像をつかみます。

| 項目 | 採点基準 | カットオフ値 | 解釈 |
|---|---|---|---|
| TUG | 椅子から立ち上がり3m歩行・方向転換・着座までの時間を計測 | 14秒超(脳卒中)、13.5秒以上(地域の高齢者) | 転倒リスクが高い目安[Andersson et al., 2006/Shumway-Cook et al., 2000] |
| 10MWT(快適歩行速度) | 助走をつけた中間の区間(例:10mのうち中央の数m)の時間から歩行速度(m/秒)を出す | 0.4m/秒未満/0.4〜0.8m/秒 | 屋内中心の歩行/屋外歩行が限られるレベルの目安。0.8m/秒以上で地域を歩けるレベル[Perry et al., 1995] |
| Berg Balance Scale | 14項目を0〜4点で採点、満点56点 | 45点以下(脳卒中では44〜46.5点前後の報告が多い) | 転倒リスクが高い目安[Berg et al., 1992] |
Berg Balance Scale(BBS):検者間の信頼性は高く、脳卒中で級内相関係数(ICC)0.95以上と報告されています。「測定誤差を超えた本当の変化」とみなせる最小可検変化量(MDC)は、急性期〜回復期で約7点(6.9点)、慢性期で2.5〜4.7点です(Shirley Ryan AbilityLab まとめ)。
TUG:慢性期の脳卒中では、再テストの信頼性が高く(ICC 0.96)、MDCは約2.9秒とされています(Shirley Ryan AbilityLab まとめ)。これより小さな変化は、誤差の範囲かもしれません。TUGの詳しいやり方はTUGテストのカットオフ値と評価方法をご覧ください。
眼球トレーニングのやり方と、歩行への効果。
第1章の早見表で紹介した4種類の練習を、もう少し詳しく説明します。どれも時間・回数・頻度を決めてから始め、少しずつ難しくしていきます。最初は座って行い、疲れや気分不良が出たら中止します。

50〜100cm先のペン先などを左右・上下にゆっくり動かし、頭は動かさずに目だけで追ってもらいます。慣れてきたら、速さと範囲を少しずつ広げます。
左右に20〜30cm離した2つの目印を、合図に合わせてすばやく見比べます。上下の組み合わせも加え、回数を少しずつ増やします。
正面の一点を見つめたまま、横で動く指やカードに気づけるかを確認します。距離や速さを変えて難しさを調整します。視野障害がある場合は、見えない側へ意識して目を向ける練習(代償の練習)と組み合わせます。
一点を見つめたまま頭を左右に振る(注視安定化)、目印を見てから一歩を踏み出す、といった練習で、目と体の動きを合わせます。座位→立位→歩行の順に進め、実際の歩行に結びつけます。
Kang & Yu, 2016(小規模RCT):脳卒中患者14名を2群に分け、一方は眼球運動トレーニング(カード探し、棒の追視、頭を振りながらの音読、遠近の追視)、もう一方は通常の歩行練習を行いました。どちらも1回20分・週5回です。眼球運動トレーニング群では、歩行速度・ケイデンス・歩幅が有意に改善し、歩行練習群では有意な変化はありませんでした(J Phys Ther Sci)。ただし、2群を直接比べた検定はなく、期間の記載も抄録(6週間)と本文で食い違います。参考程度に読みましょう。
Correia et al., 2021(RCT):60歳以上で自立歩行できる脳卒中患者を対象に、通常のリハビリに3週間の自宅での眼球運動・注視安定化エクササイズを加えました(解析68名)。BBSとTUGで判定した転倒リスクは、介入群の85%(28/33名)で改善し、対照群(31%)より有意に多い結果でした。一方、実際の転倒は0件対4件で、統計的な差はありませんでした(PEDro)。
前庭リハビリのメタ解析(Meng et al., 2023):脳卒中後の前庭リハビリを調べた15件のRCT(769名)をまとめた研究です。バランスとTUGの改善が示され、確実性は「中等度」と評価されました。注視安定化エクササイズを含む方法でも、バランスの改善がみられています(BMC Medicine)。
Kunoh et al., 2025(症例報告):脳幹出血後に複視と眼球運動障害がある1名に、週5日・10週間の眼球運動トレーニングを行いました。両目の動きがそろって複視が消え、歩行中の視線や歩行能力も改善しました(Cureus)。ただし著者らも、歩行の改善は全体的な回復の影響かもしれないと述べています。
まとめ:コクランレビュー(Pollock et al., 2011)は、眼球運動障害への介入が日常生活の機能を改善するかについて、根拠が不足していると結論づけています。現時点では「期待できるが、まだ確実ではない」と考えるのが妥当です。

STROKE LABでは、脳科学的な評価に基づいたオーダーメイドのリハビリプランをご提案しています。眼球運動を含めた評価の内容も、無料相談で丁寧にご案内します。
眼球トレーニングは、誰と連携して進めるのか。
一人で抱え込まない
眼球運動の障害は、視覚・前庭機能・注意などの認知機能と深く関わっています。PTやOTだけで抱え込まず、医師、眼科医、視能訓練士、看護師と情報を共有しましょう。評価の正確さと安全管理の両方に役立ちます。

「目の動きの障害を見つけたら、まず二重に見えないか、目が疲れていないかを本人に聞いてください。つらさを我慢して練習を続けてしまう患者さんは少なくありません。」
「看護師さんは病棟での歩行の様子を一番よく見ています。日中のふらつきの変化は、必ずカンファレンスで共有しましょう。」
| 職種 | 評価項目 | 主な介入内容 | 連携ポイント |
|---|---|---|---|
| PT | TUG・10MWT・BBS | 歩行練習と眼球トレーニングを組み合わせる | 転倒リスクの病棟内共有 |
| OT | ADL場面での視覚使用状況 | 日常生活の動作で目の使い方を練習する | PTの歩行評価結果との照合 |
| ST | 高次脳機能・視空間認知 | 半側空間無視との鑑別協力 | 注意機能評価結果の共有 |
| 看護師 | 病棟内歩行時の転倒リスク | 見守り体制、環境調整の実施 | 日中の変化をカンファレンスで報告 |
| 医師 | 複視・眼振などの神経眼科学的所見 | 眼科紹介の要否判断 | 禁忌・安静度の確認 |
| MSW | 退院後の生活環境・移動手段 | 自宅環境調整の提案 | 転倒リスク情報の退院前共有 |
眼球トレーニングでよくある失敗と注意点。
眼球トレーニングはシンプルに見えますが、新人セラピストがやってしまいがちな失敗があります。始める前に確認しておきましょう。

安全に進めるための段階づけ
「新しい課題は、まず座って練習します。慣れないうちに立位や歩行中で行うと、転倒の危険が高まります。」
「1種目5〜10分を目安に、目の疲れ・頭痛・めまい・吐き気が出たら中止します。目の練習は、思った以上に疲れます。」
効果判定のタイミングとゴール設定。
研究で使われた期間は3〜6週間で、前庭リハビリのメタ解析では4週間以上の方が効果が大きい傾向でした。そこで、4〜6週間を一区切りにして効果を判定するのが現実的です。途中も2週間ごとにTUG・10m歩行・BBSを測り、変化が測定誤差(第5章のMDC)を超えているかを確認しましょう。
①歩行速度・ケイデンス・歩幅(回復期の歩行速度は0.16m/秒程度の改善が臨床的に意味のある変化の目安)、②TUGやBBSの変化、③本人が感じる「ぶつかりにくさ」や歩くときの安心感。数値と本人の実感の両方を確かめ、効果が乏しければ漫然と続けず、第4章の見分け方からもう一度見直しましょう。
よくある質問。
眼球トレーニングは保険診療のリハビリでも実施できますか?
理学療法・作業療法の一部として行うことはできます。ただし、眼球トレーニング単独で算定できる項目はなく、疾患別リハビリテーションなどの枠の中で組み込む形になります。具体的な扱いは、施設の算定ルールを確認してください。
どの病期から眼球トレーニングを開始すべきですか?
急性期は全身状態の安定を優先し、座位が安定してから短時間で始めます。急性期から目の問題は多いため、評価は早めに行いましょう。研究の多くは回復期〜生活期の患者さんが対象で、生活期でも自主トレーニングとして続けられます。
視野障害(同名半盲など)がある患者さんにも行えますか?
視野の欠けそのものは、眼球トレーニングでは基本的に治りません。まず視野を評価し、視野障害と眼球運動障害を分けて考えます。視野障害がある場合は、見えない側へ意識して目や頭を向ける練習(代償の練習)と組み合わせて計画します。
効果が出るまでにどれくらいかかりますか?
研究で使われた期間は3〜6週間です(例:1回20分・週5回)。4〜6週間を一区切りにし、TUG・10m歩行・BBSで効果を判定するのが現実的です。変化が測定誤差の範囲を超えているかも確認しましょう。
自主トレーニングとして自宅でも実施可能ですか?
ペンや指、カードなどを使えば、特別な機器なしで自宅でも行えます。3週間の自宅プログラムで転倒リスクの指標が改善したRCTもあります。ただし自己流で難しくすると転倒の危険があるため、最初は座って行い、セラピストが定期的に内容を確認しましょう。
エビデンスレベルが低いのに、臨床で使う意味はありますか?
歩行への効果を示す研究はまだ小規模で、確かな結論は出ていません。一方で、前庭リハビリ全体ではバランス改善に中等度の確実性があり、危険が少なく費用もかかりません。原因を見分けたうえで、歩行練習を補う方法として、効果を評価しながら使うのが現実的です。
STROKE LABのプログラム。
STROKE LABは、脳卒中・パーキンソン病・脊髄損傷など神経疾患に特化した自費リハビリ施設です。保険の枠にとらわれず、目の動きと歩行の関係のような専門的な視点も含めた、オーダーメイドのプランをご提案しています。御茶ノ水(東京)・梅田(大阪)の2拠点に加え、オンライン・訪問リハビリも展開しています。

— 実際の利用者様の変化を撮影した動画
「発症1年が経過し、もう改善は頭打ちと言われていた利用者様がいました。歩行中に視線が足元から動かないことに気づき、追視・サッケードトレーニングを週2回、3ヶ月続けたところ、10m歩行速度が0.6m/秒から0.85m/秒まで改善。『人とすれ違っても怖くなくなった』との声をいただき、評価の引き出しを増やすことの大切さを実感しました。」— 理学療法士・臨床歴8年・脳卒中リハビリ専門
「在宅復帰直後の利用者様が、自宅の廊下で物にぶつかると相談を受けました。視野検査は正常でしたが、サッケードの潜時が明らかに延長していたため、自主トレ用に追視カードを作成し家族にも指導。1ヶ月後には自己申告での『ヒヤリ・ハット』回数が週5回から週1回に減少しました。評価なしに環境調整だけで終わらせなくて良かったと感じた症例です。」— 作業療法士・臨床歴6年・在宅リハビリ専門
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諦めないでください。

脳卒中後の歩行に関する悩みは、麻痺や筋力だけが原因とは限りません。視覚という、見過ごされがちな入口から改善の糸口が見つかることもあります。
公的保険のリハビリには日数・時間の上限があり、「もっと良くしたい」という気持ちにブレーキがかかるのが現実です。STROKE LABは、保険の枠にとらわれないオーダーメイドのリハビリで、その気持ちに応えます。
発症から時間が経っていても、変化がみられる方は少なくありません。最新の医学エビデンスに基づきながら、あなたの今の状態に合わせたプログラムを一緒に考えさせてください。
代表取締役 金子 唯史
参考文献。

1981 :長崎市生まれ 2003 :国家資格取得後(作業療法士)、高知県の近森リハビリテーション病院 入職 2005 :順天堂大学医学部附属順天堂医院 入職 2015 :約10年間勤務した順天堂医院を退職 2015 :都内文京区に自費リハビリ施設 ニューロリハビリ研究所「STROKE LAB」設立 脳卒中/脳梗塞、パーキンソン病などの神経疾患の方々のリハビリをサポート 2017: YouTube 「STROKE LAB公式チャンネル」「脳リハ.com」開設 2022~:株式会社STROKE LAB代表取締役に就任 【著書,翻訳書】 近代ボバース概念:ガイアブックス (2011) エビデンスに基づく脳卒中後の上肢と手のリハビリテーション:ガイアブックス (2014) エビデンスに基づく高齢者の作業療法:ガイアブックス (2014) 新 近代ボバース概念:ガイアブックス (2017) 脳卒中の動作分析:医学書院 (2018) 脳卒中の機能回復:医学書院 (2023) 脳の機能解剖とリハビリテーション:医学書院 (2024) パーキンソン病の機能促進:医学書院 (2025)