電車やバスで立っていられない子|揺れとバランス反応の支援 – STROKE LAB 東京/大阪 自費リハビリ | 脳卒中/神経系
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電車やバスで立っていられない子|揺れとバランス反応の支援

MOVING BALANCE

電車やバスで立っていられない子|揺れとバランス反応の支援

家では普通に立てるのに、電車が発車すると大きくふらつく。 バスが曲がると保護者へ寄りかかる。 手すりがないと不安そうになる。 そんな姿を見ると「体幹が弱いのかな」と心配になるかもしれません。 しかし、 止まった床で立つことと、動いている床の上で立ち続けることは、同じ能力ではありません。 この記事では、公共交通という特殊な環境から、子どものバランス反応を整理します。

UPDATED 2026
READ 約13分
FOR お子さんの保護者へ
BY STROKE LAB

本記事は、医学書院『脳の機能解剖とリハビリテーション』(2024年・408頁)の著者が執筆しています。 STROKE LABでは、子どもの動きを「筋力があるか」だけでなく、姿勢・感覚・運動・注意・環境との関係から分析します。 これまで問題なく歩いていたお子さんが急にふらつくようになった場合は、セラピーより先に医療機関へご相談ください。

バスの乗車

Quick Reference
まず知ってほしい、5つのポイント。
01
止まった床で立てても、動いている車内では別の姿勢反応が必要です
02
「体幹が弱い」だけでなく、予測・感覚・足の反応・注意などが関係します
03
発車・減速・カーブでは、身体に加わる揺れの方向が違います
04
手すりを使う・座ることも、重要な「できる力」のひとつです
05
電車以外の生活でも困りごとが続く場合は、専門家へ相談すると整理しやすくなります

01
Why It Happens

家では立てるのに、乗り物では崩れるのはなぜ?

家や駅のホームでは問題なく立てるのに、電車が発車した瞬間に後ろへ大きく傾く。 こうした違いは、単純な「立つ力」の差ではありません。

止まった床では、自分自身の身体の動きを調整することが中心です。 一方、電車やバスでは、 自分が動こうとしていなくても、足元から突然身体を動かされます。 そのため、外から加わる揺れを感じ、重心を立て直す反応が必要になります。

見るべきなのは、 「立てるか」ではなく、「揺れた瞬間にどう立て直しているか」 です。

02
Moving Ground

止まった床と、動く床では必要な反応が違う。

電車・バスでは、車両の動きによって身体へ加わる力の方向が変わります。 そのため「電車でふらつく」を一つの現象としてまとめるのではなく、 発車・減速・カーブを分けて見る ことが大切です。

場面 身体に起こりやすいこと 必要になる反応
発車 足元が先に前へ動き、身体が後ろへ残りやすくなる 発車前の準備、前後方向の重心調整
減速 身体が前方へ移動しやすくなる 後方への調整、必要に応じた一歩や手すりの使用
カーブ 身体が左右へ移動させられる 左右の荷重移動、体幹・股関節の調整

乗り物で体が揺れる仕組み

Evidence
公共交通で立つことは、「じっと立つ」課題ではない

公共交通の加速・減速を再現した研究では、立っている人は外乱に応じて下肢筋活動を変化させ、必要に応じてステップを使って姿勢を立て直していました。 つまり、乗り物の中で立つには、静止立位とは異なる姿勢反応が求められます。

限界:この研究は成人を対象としています。 子どもへの介入効果を示す研究ではなく、公共交通の加速・減速が身体へ与える外乱を理解するための参考として扱います。

出典:Human Response to Longitudinal Perturbations of Standing Passengers on Public Transport During Regular Operation. Front Bioeng Biotechnol. 2021.

03
Growing Balance

揺れへの対応力は、成長の中で育っていく。

子どもの姿勢制御は、幼児期に完成するものではありません。 目から入る情報、足裏・関節から入る情報などを状況に合わせて使い分ける能力は、成長の中で発達していきます。

そのため、年齢だけを見て「もう立てるはず」と判断するより、 どの環境では安定し、どの条件になると崩れるのか を見る方が、お子さんの特徴を理解しやすくなります。

Evidence
感覚の使い分けも、発達していく

4〜10歳児を対象にした研究では、視覚や身体感覚の情報を状況に応じて使い分ける能力は幼児期からみられる一方、異なる感覚情報を柔軟に再調整する能力は年齢とともに高まっていました。

限界:健康な子どもを対象とした研究であり、「何歳なら電車で立てる」という年齢基準を示すものではありません。

出典:Bair WN, Kiemel T, Jeka JJ, Clark JE. Development of multisensory reweighting for posture control in children. Exp Brain Res. 2007;183(4):435-446.

04
Look Closer

「体幹が弱い」で終わらせない、5つの観察点。

保護者の方に確認してほしいのは、ふらつきの「大きさ」だけではありません。 条件を比較すると、お子さんが何に困っているかが見えやすくなります。

観察ポイント 比べる条件 分かること
① 揺れの方向 発車 / 減速 / カーブ 前後・左右で反応が違うか
② 手すり 触れる / 触れない 外部支持がどの程度助けになるか
③ 視線 前を見る / 窓を見る / 周囲を見る 視覚情報の変化に影響されるか
④ 二重課題 立つだけ / 会話 / 荷物 注意を分けると姿勢が変わるか
⑤ 疲労 登校時 / 帰宅時 疲労後に姿勢制御が崩れないか

05
Safe Support

家庭では、練習より先に安全をつくる。

実際の電車やバスは、練習場所ではありません。 急ブレーキや他の乗客との接触など、予測できない出来事があります。

そのため、 「手すりなしで立てるようにする」ことを優先する必要はありません。 座る、手すりを使う、保護者の近くへ移動するといった行動も、その子自身が安全を守るための大切な能力です。

おすすめする関わり 避けたい関わり
空席があれば座る 「練習だから」と無理に立たせる
持ちやすい手すりを使う わざと手すりを離させる
保護者が近くで安全を確保する 転倒直前まで見守る
困る条件をメモする 「筋力不足」と原因を決めつける
Parent Memo
相談するときは、「どの条件で変わるか」を伝える

「発車時だけ後ろへ崩れる」「手すりに触れると安定する」「帰宅時だけ大きくふらつく」など、 場面を具体的に伝えると評価の手がかりになります。 安全に撮影できる環境であれば、普段困っている動作を短い動画で残すことも役立ちます。

From Home To Professional Assessment
家庭では安全を守る。専門施設では「なぜ崩れるか」を分ける。

家庭でできるのは、安全を確保しながら困る条件を観察することです。 専門施設では、同じ「ふらつく」という現象を、予測・反応・感覚・注意・疲労・環境へ分け、 条件を一つずつ変えながら、何が動きを変えるのかを検証します。 診断・投薬・医学的判断は医療機関が担い、私たちは生活機能の側から併走します。

06
Professional View

専門施設では、「どの揺れで崩れるか」まで分けて見ます。

専門的な評価では、「片足立ちが何秒できるか」だけでは終わりません。 実際に困っているのが公共交通なら、 揺れに対して、いつ・どの身体部位から・どの戦略を使って立て直しているのか まで見ます。

予告すると安定するのか。 突然だと一歩が遅れるのか。 前後と左右で違うのか。 視線を動かしたときだけ崩れるのか。 疲れたあとに初めて左右差が現れるのか。 こうした条件差が、介入方法を選ぶ材料になります。

観察される困りごと 考えるボトルネック 確認する条件 介入の方向 難易度調整 生活で見る変化
発車で後方へ崩れる 予測的姿勢準備 予告あり / なし 予測して支持をつくる課題 予測可能な小外乱から開始 発車前に足位置・支持を自分で選ぶ
ブレーキで大きく一歩出る 反応的姿勢制御 前後・左右方向の外乱 足関節・股関節・ステップ・把持 方向と速度を段階調整 急な揺れでも安全反応を選べる
窓や周囲を見ると崩れる 感覚情報の使い分け 視線固定 / 頭部回旋 感覚条件を変えた課題 視覚条件を一つずつ追加 周囲を確認しながら安定できる
会話や荷物で崩れる 注意・二重課題 立つだけ / 会話 / 荷物 単一課題から二重課題へ 課題数を段階的に追加 通学中の会話や確認と両立する
帰宅時だけふらつく 疲労による制御低下 活動前後で同課題を比較 負荷・休憩・活動量を調整 質が崩れない範囲で反復 帰宅時にも安全な移動戦略を選ぶ

STROKE LAB’s Clinical Reasoning
「体幹を鍛える」だけでは、乗車場面にはつながらない。

電車で立てない子を見ると、「体幹が弱い」と考えたくなります。 しかし実際には、前後の揺れと左右の揺れで反応が違う子もいれば、 予告すると安定するのに、突然の外乱では一歩が遅れる子もいます。

そこで最初から原因を一つに決めません。 足元が動いたときに、足関節から反応するのか、股関節が大きく動くのか、 一歩を出すのか、手すりを使うのか。 視線を変えると反応が変わるのか。 条件を一つずつ操作し、「何を変えるとその場で動きが良くなるか」を探します。

もう一つ重要なのが、疲労後の再評価です。 開始時には安定していても、運動や注意課題のあとに同じ条件を再評価すると、 反応の遅れや左右差が初めて見えることがあります。 「朝は大丈夫なのに、帰りの電車だけ難しい」という情報は、重要な臨床所見です。

最終目標は、治療室で揺れに耐えることではありません。 手すりを選ぶ、発車前に足位置を変える、疲れたら座るなども含め、 本人が実生活で安全な行動を選べる形へ移します。 そして一定期間後、最初に困っていた生活場面で再評価します。

介入系統 対象 なぜ選ぶか 生活で目指す変化
予測的姿勢準備 発車時に毎回崩れる 揺れてから戻すだけでなく、揺れる前から準備する 発車前に足位置や支持を選ぶ
反応的バランス 突然の揺れで戻れない 足・股関節・ステップ・把持を使い分ける 想定外の揺れでも安全反応を出す
感覚・注意条件 周囲を見ると崩れる 視覚・頭部運動・注意条件への対応を見る 人混みや車窓でも安全を保つ
実生活への般化 治療室ではできる 荷物・疲労・会話など生活条件を追加する 通学・外出で安全な行動を選ぶ

Evidence & Clinical Translation
専門施設では、「バランス」を一つの能力として扱わない

1.一般的な小児バランス評価では、突然の外乱反応が十分に拾えないことがあります。
小児用の立位バランス尺度21種類を調べたレビューでは、 静的安定性や予測的姿勢制御、感覚統合などは評価されていましたが、 反応的姿勢制御を直接評価する尺度はありませんでした。

2.方向によって、バランス反応が変わる可能性があります。
DCD児を対象にした研究では、予測できない支持面移動に対する反応に方向特異性が報告されています。 この研究から参考にできるのは、「前後・左右を同じバランス能力としてまとめない」という評価の考え方です。

3.実際の生活目標と結びつけた課題設計が重要です。
DCDに関する国際的な臨床推奨では、身体機能だけでなく活動・参加を重視した介入が位置づけられています。 訓練室で能力が上がることと、実際の通学や外出で使えることは分けて評価する必要があります。

限界:電車・バスで立てない未診断児を直接対象とした介入研究は限られています。 DCD研究の結果を「電車で立てない子ども全員」に当てはめることはできません。 本記事では診断を目的とせず、姿勢制御を多面的に評価するための近接エビデンスとして紹介しています。

出典:
Sibley KM, et al. Arch Phys Med Rehabil. 2017;98(10):2066-2078.e4.
Cheng YTY, et al. Gait Posture. 2018;62:20-26.
Blank R, et al. Dev Med Child Neurol. 2019;61(3):242-285.

電車やバスで立ってられない子の支援マップ

目標は、「何もつかまらず立つこと」ではありません。
揺れの中で、自分に必要な安全戦略を選べること を目指します。

07
Life Transfer

治療室の「できる」を、通学・外出へ移していく。

静かな治療室で立てるようになっても、実際の電車では荷物、会話、人混み、視線移動、疲労が加わります。 そのため、セラピーの成果を見るときには「治療室でできた」だけでは不十分です。

通学で確認する
発車前に自分で手すりを選べるか。
混雑時に安全な場所へ移動できるか。
疲労後に確認する
学校帰りに反応が遅くならないか。
座る判断を自分で選べるか。
二重課題で確認する
会話や駅名確認をしながらでも、必要な支持を保てるか。
家族外出で確認する
公共交通への不安が減り、外出や活動の選択肢が広がっているか。

For Parents
「体幹が弱いのかな?」を、具体的な動きへ整理します。

STROKE LABでは、姿勢・足の反応・感覚・視線だけでなく、 二重課題、疲労後、生活環境での変化まで確認します。 お子さんが実際に困っている場面から、評価と支援方法を一緒に整理します。

小児リハビリについて見る

08
When To Consult

電車以外にも困りごとが広がるなら、相談の目安。

電車やバスで多少ふらつくことだけで、病気や発達上の問題があるとは判断できません。 公共交通は大人でもバランスを崩しやすい環境です。

一方で、階段、片足立ち、体育、ボール遊び、着替えなど 複数の生活場面で不器用さや転びやすさが続き、本人が困っている 場合は、小児科や発達をみる医療機関、リハビリ専門職へ相談すると整理しやすくなります。

Medical First
「急に」ふらつくようになった場合は、医療機関を優先してください。

これまで問題なく歩いていたお子さんが突然ふらつくようになった、 強い頭痛、繰り返す嘔吐、意識がぼんやりする、けいれん、 急に片側の手足が動かしにくくなるなどの変化を伴う場合は、 セラピーで様子を見るのではなく、まず医療機関へご相談ください。

09
FAQ

保護者からよくいただく質問。

Q. 家では普通に立てるのに、電車やバスでふらつくのはなぜですか?

止まった床で立つことと、発車・減速・カーブで足元そのものが動く環境で立つことでは、必要な姿勢制御が異なります。揺れる前に身体を準備すること、揺れたあとに重心を戻すこと、必要に応じて一歩を出す、手すりを使うなど複数の反応が必要です。

Q. 電車で立てないのは、体幹が弱いからですか?

体幹の働きが関係することはありますが、それだけでは説明できません。足関節や股関節の反応、ステップ、視覚や足裏からの感覚、揺れの予測、注意、疲労など複数の要素が関わります。そのため、どの条件で崩れやすいのかを分けて見ることが大切です。

Q. 電車の中で立つ練習をしたほうがいいですか?

安全が最優先です。空席があれば座る、手すりを使う、保護者の近くに立つことも適切な方法です。実際の車内で手すりを離すなど、転倒の危険を伴う練習を行う必要はありません。

Q. 何歳くらいになれば、揺れる場所でも安定して立てますか?

姿勢制御や感覚の使い分けは幼児期から学童期にかけても発達しますが、公共交通で安定して立てる年齢を一律には決められません。揺れの大きさ、身長、手すりの位置、混雑、疲労などでも難易度は変わります。

Q. 電車以外でもよく転ぶ場合は相談したほうがよいですか?

階段、片足立ち、体育、ボール遊び、着替えなど複数の生活場面で転びやすさや不器用さが続き、本人の生活に影響している場合は、小児科や発達をみる医療機関、リハビリ専門職へ相談すると整理しやすくなります。

Q. 急にふらつくようになった場合も専門施設へ相談すればよいですか?

これまで問題なく歩いていたお子さんが突然ふらつくようになった場合や、強い頭痛、繰り返す嘔吐、意識の変化、けいれん、急な手足の動かしにくさなどを伴う場合は、リハビリより先に医療機関へ相談してください。

10
STROKE LAB

移動する力を、その子の生活に合わせて考える。

STROKE LAB(東京・大阪)は、脳卒中を中心とする神経疾患専門の自費リハビリ施設です。 小児セラピーでは、「立てる・立てない」だけで判断せず、 姿勢、感覚、運動、注意、疲労、課題、環境を含めてお子さんの動きを確認します。 医療機関での診断や方針を尊重しながら、生活で困っている動きを専門的に整理します。

Message & Clinical Backbone
不安を、
育ちに寄り添う関わりへ。
STROKE LAB代表 金子唯史

わが子の脳卒中という現実は、言葉にできないほどの重さがあります。私たちは大学病院などで、多くの脳血管障害のお子さんとご家族に出会ってきました。

お伝えしたいのは、 子どもの脳は育つ力を持ち、その力を運動の側から支えられる ということです。麻痺を機能解剖と動作分析でほどき、今育とうとしている動きを見つけ、生活の「したい」につなげていきます。

医療機関での治療とあわせて、家庭・学校での関わりを整理したい方は、どうぞ一度ご相談ください。お子さんの育ちに寄り添いながら、一緒に組み立てます。

株式会社STROKE LAB
代表取締役 金子 唯史

書籍『脳の機能解剖とリハビリテーション』の表紙
Book
脳の機能解剖とリハビリテーション
医学書院/2024年/408頁|脳の領域別からリハビリテーション方法を提案する専門書

脳の領域別の働きから、臨床で行うリハビリテーション方法を提案する専門書です。運動麻痺を「動かない」で終わらせず、姿勢・感覚・運動の連鎖として見る視点は、お子さんの回復を支えるうえでも土台になります。

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References

本記事は、小児の姿勢制御・感覚統合・反応的バランス・発達性協調運動症に関する研究と、 STROKE LABの機能解剖・動作分析の臨床的枠組みをもとに構成しています。 電車やバスでふらつくことだけから、特定の疾患を診断することはできません。 医学的な判断が必要な場合は、必ず医療機関へご相談ください。

  • Bair WN, Kiemel T, Jeka JJ, Clark JE. Development of multisensory reweighting for posture control in children. Exp Brain Res. 2007;183(4):435-446.
  • Sibley KM, Beauchamp MK, Van Ooteghem K, Paterson M, Wittmeier KD. Components of Standing Postural Control Evaluated in Pediatric Balance Measures: A Scoping Review. Arch Phys Med Rehabil. 2017;98(10):2066-2078.e4.
  • Cheng YTY, et al. Reactive balance performance and neuromuscular and cognitive responses to unpredictable balance perturbations in children with developmental coordination disorder. Gait Posture. 2018;62:20-26.
  • Blank R, Barnett AL, Cairney J, et al. International clinical practice recommendations on the definition, diagnosis, assessment, intervention, and psychosocial aspects of developmental coordination disorder. Dev Med Child Neurol. 2019;61(3):242-285.
  • Human Response to Longitudinal Perturbations of Standing Passengers on Public Transport During Regular Operation. Front Bioeng Biotechnol. 2021.
  • 金子唯史:脳の機能解剖とリハビリテーション.医学書院,2024,408頁。
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