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Vol.439.脳卒中患者の立ち上がりの特徴とは?立ち上がり動作の健常者と脳卒中者間の比較

 

 

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カテゴリー

 

神経系

 

タイトル

●脳卒中患者の立ち上がりの特徴とは?立ち上がり動作の健常者と脳卒中者間の比較

 

●原著はThe Crucial Changes of Sit-to-Stand Phases in Subacute Stroke Survivors Identified by Movement Decomposition Analysisこちら

 

なぜこの論文を読もうと思ったのか?

 

●臨床で脳卒中患者のリハに関わることは多い。その際に、まずは一般的な脳卒中患者の動作の特徴を知っておくことは重要と思い本論文に至る。

 

内 容

 

背景・目的

 

●座位から立ち上がる能力は、自立した生活活動を行う上で非常に重要です。また、歩行の前提条件でもあります。座位から立位(STS)のは、年齢、座面の高さ、肘掛け、足の位置、筋力、バランス能力などのいくつかの要因の影響を受ける可能性があります。脳卒中者は、椅子から立ち上がる能力が低下しているため、STS中に転倒する傾向があります。脳卒中者の転倒の37.2%がSTSから体位を変えている間に発生したことが報告されています。 STSのパフォーマンスを改善するための介入の有効性に関する標準化された評価は、まだ不十分です。パフォーマンスを改善し、脳卒中片麻痺片麻痺患者の転倒率を低下させるためにSTSの特性について理解を深める必要があります。

 

●研究目的は脳卒中片麻痺患者における5相に分けたの座位から立位(STS)中の健常者と比較した主要な変化点を調査することでした。

 

 

方法

 

●研究には、25人の亜急性期脳卒中患者と年齢を合わせた17人の健常者が参加した。 STS中のパラメーターは、フォースプレートを備えた三次元動作分析システムを使用し測定された。STSの5相は、6つのタイミングによって識別された。

 

結果

 

●1相に時間を要した。4相での膝股関節伸展に時間を要した。

 

●最大膝関節モーメント(回転力)までの時間が有意に遅れた。

 

●麻痺側での一過性の急速な膝関節モーメント(2相)の著明な減少と最大モーメントの減少が見られた。

 

●床反力は麻痺側で有意に小さかった。

 

●最大股関節屈曲が麻痺側で有意に小さかった。

 

 

 

 

 

私見・明日への臨床アイデア

 

●脳卒中患者では動作を始める時点から健常者から遅れを取っており、その時点から抗重力活動の低下や左右差、その他問題が起きていることが示唆される。姿勢セットから介入していく必要がある。

 

●加速を生み出すこと、その加速を位置エネルギーに変換するなど切り替えが上手くいっていないようである。加速を制動できる能力はあるか、切り替えはできるか、制動した状態(膝など関節を定位した状態)で他関節を分離して動かせるかなど評価治療することは必要そうである。

 

●随意性、感覚、可動域、認知他何が原因なのか整理して臨床では介入していきたい。

 

 

 
 

立ち上がりに役立つ動画

 
 

 

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