なぜ運動と脳に深く向き合うのか|STROKE LABの子どもリハビリの考え方 – STROKE LAB 東京/大阪 自費リハビリ | 脳卒中/神経系
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なぜ運動と脳に深く向き合うのか|STROKE LABの子どもリハビリの考え方

PEDIATRIC NEUROREHABILITATION PHILOSOPHY

なぜ運動と脳に深く向き合うのか|STROKE LABの子どもリハビリの考え方

子どもの「動きにくさ」は、筋力だけで説明できるものではありません。姿勢、感覚、筋緊張、遊び、環境、そして脳が身体をどう使おうとしているか。STROKE LABは、運動と脳のつながりを丁寧に見つめることで、その子らしい成長の道筋を一緒に探します。

UPDATED2026
READ約13分
FOR発達・小児リハで悩むご家族へ
BYSTROKE LAB

Quick Reference
STROKE LABが大切にする5つの視点。
01
動きは、筋肉だけでなく脳・感覚・環境の相互作用として見ます
02
診断名ではなく、実際の生活場面と参加を大切にします
03
遊びを通して、姿勢・感覚・手足の使い方を引き出します
04
保護者の「いつもの様子」を、評価に欠かせない情報として扱います
05
施設での変化を、家庭・園・学校での変化へつなげます

01
Movement Begins in the Brain

子どもの動きは、脳から生まれます。

Our Philosophy
「動かす練習」ではなく、「動きが生まれる条件」を整える。

子どもが座る、手を伸ばす、立つ、歩く、玩具に触れる。その一つひとつの動きは、筋肉だけで起きているわけではありません。脳が身体の位置を感じ、姿勢を整え、必要な筋肉にタイミングよく指令を出すことで、はじめて動きになります。

だから私たちは、見えている動作だけではなく、その動きがどのような脳と身体の関係から生まれているかを見ます。

たとえば、同じ「座位が不安定」という状態でも、背景は一つではありません。体幹が使いにくい子もいれば、骨盤の支えが弱い子、視線の使い方が不安定な子、手を使おうとすると姿勢が崩れる子、感覚が入りにくく体の位置が分かりにくい子もいます。

STROKE LABの子どもリハビリでは、こうした背景を「運動と脳」の視点から丁寧に整理します。動作をただ反復するのではなく、その子が動きやすくなる条件を見つけ、生活や遊びの中で使える動きへつなげていきます。

02
Beyond Diagnosis

診断名だけで、子どもを見ない理由。

脳性麻痺、発達性協調運動症、発達障害、低緊張、片麻痺、運動発達の遅れ。診断名や説明の言葉は、状態を理解するうえで大切な手がかりです。しかし、同じ診断名でも、実際に困っていることは一人ひとり違います。

歩くことが目標の子、手を使うことが目標の子、保育園で友達と遊びたい子、食事や着替えを少し楽にしたい子。子どものリハビリは、診断名から始まるのではなく、生活の中の「その子らしい目標」から始まります。

Key Point
診断名は入口。目標は、生活の中にあります。

STROKE LABでは、医学的な背景を大切にしながらも、最終的には「何ができるようになると生活が楽になるか」「どんな遊びに参加したいか」「ご家族がどこで困っているか」を重視します。

03
Assessment & Hypothesis

評価は、仮説を立てるために行います。

小児リハビリの評価は、「できる・できない」を判定するだけの時間ではありません。私たちは、なぜその動作が難しくなっているのか、どの条件なら動きやすくなるのか、何を変えると生活につながるのかを探します。

評価する視点 見る内容 仮説の例
姿勢制御 座位・立位・四つ這いで体を支えられるか 体幹や骨盤の安定が手足の操作を妨げている
筋緊張 こわばり、反り返り、低緊張、左右差 力を入れる・抜くタイミングが調整しにくい
感覚 足裏・手のひら・バランス・触覚への反応 身体の位置が分かりにくく、動作が不安定になっている
環境・生活 家庭・園・学校でどの場面に困っているか 練習内容と生活場面がまだ結びついていない

04
Brain-Body Connection

脳と身体をつなぐ介入。

私たちが介入で大切にしているのは、単に「正しい形」に身体を動かすことではありません。子ども自身が、身体の位置や力加減を感じながら、より使いやすい動きを学べるようにすることです。

Clinical View

身体を支える感覚が入りにくい子には、足裏や手のひらから「ここに体重を乗せる」という情報を届けます。

力が入りすぎる子には、安心できる姿勢と環境を整え、過剰なこわばりが出にくい条件を探します。

手足を使いにくい子には、体幹や肩甲帯、骨盤の安定をつくり、末端の動きが引き出されやすい状態へ導きます。

子どもの身体を変えるのではなく、脳が身体を使いやすくなる経験をつくります。

— 運動と脳の視点から、今必要な支援を整理します

For Parents
「この練習で合っているのか」と迷ったら。

STROKE LABでは、実際の動き・生活場面・ご家族の希望をもとに、お子さんに必要な支援を評価から組み立てます。

小児リハビリについて見る

05
Learning Through Play

遊びの中で、運動学習を起こします。

子どもにとって、遊びはただの楽しみではありません。見る、触る、支える、届く、つかむ、立つ、歩く、試す、失敗する、もう一度やってみる。遊びの中には、脳と身体が学ぶための経験がたくさん含まれています。

Exercise Only
運動だけを見る
— 子どもの意欲が続きにくい
同じ姿勢を繰り返す
大人の指示が中心になる
生活場面へつながりにくい
Play-Based Learning
遊びを通して学ぶ
— 自然な動きが出やすい
玩具に届きたいから手を伸ばす
遊びたいから姿勢を保つ
楽しい経験が次の挑戦につながる

06
Participation

ゴールは、生活への参加です。

STROKE LABが運動と脳に向き合う理由は、身体機能を整えるためだけではありません。最終的には、子どもが家庭、園、学校、遊び、人との関わりに参加しやすくなることを目指しています。

座れるようになることは、食事や遊びにつながります。手を伸ばせることは、玩具や友達との関わりにつながります。立つ・歩くことは、家の中の移動や外遊びにつながります。動作の改善は、生活の変化として意味を持ちます。

身体機能 動作 生活参加
体幹が安定する 座って両手を使いやすくなる 食事・机上遊び・園活動に参加しやすい
足裏の感覚が入る 立つ・歩くときの安定が増える 外遊び・移動・階段への挑戦につながる
手の支持が育つ リーチ・把持・操作がしやすくなる 玩具遊び・着替え・学習活動につながる

07
Family Partnership

家族と一緒に進める理由。

子どもの変化は、施設の中だけで起こるものではありません。毎日の抱っこ、床遊び、食事、着替え、移動、園や学校での活動。その一つひとつが、脳と身体にとっての学習環境になります。

Family-Centered Care
保護者は、リハビリの「見学者」ではなく、子どもの変化を支える大切なパートナーです。

ご家庭での困りごと、うまくいった場面、疲れやすい時間帯、好きな遊び、嫌がる姿勢。こうした情報があるほど、プログラムはその子の生活に合ったものになります。

08
Early Support

早期から向き合う意味。

子どもの脳と身体は、発達の中で日々変化しています。だからこそ、気になる動きがあるときに「様子を見ましょう」で終わらせるのではなく、今できる関わりを整理することには大きな意味があります。

早く診断名をつけることが目的ではありません。大切なのは、現時点での動きの特徴を見て、必要な経験を逃さないことです。うつ伏せ遊び、手を前に出す経験、左右を見る経験、足で床を感じる経験、安心して体重を乗せる経験。小さな経験の積み重ねが、次の発達につながります。

早期支援とは、焦って訓練することではなく、その時期に必要な経験を、安心して積めるようにすることです。

09
STROKE LAB Approach

STROKE LABの子どもリハビリの姿勢。

STROKE LABは、脳卒中をはじめとする神経リハビリに長く向き合ってきました。脳の損傷や発達の偏りによって、身体の動きがどのように変わるのか。姿勢、筋緊張、感覚、運動学習がどのように関わるのか。こうした視点は、小児リハビリにも深く関係します。

私たちは、子どもを「できない部分」だけで見ません。今できていること、好きな遊び、安心できる姿勢、家族との関係、これから伸びていく可能性を見ます。そのうえで、専門的な評価を生活に使える形へ変えていきます。

ASSESSMENT
深く評価する
— 動きの背景を探る
姿勢・筋緊張・感覚・視線・環境を確認
脳と身体の関係から仮説を立てる
LIFE
生活へつなげる
— 家庭で使える形にする
遊び・食事・移動・着替えへ落とし込む
家族と一緒にプログラムを調整する

10
FAQ

よくある質問。

Q.なぜ子どものリハビリで脳を見る必要があるのですか?
A.

子どもの動きは、筋力だけでなく、脳が感覚を受け取り、姿勢を調整し、手足をタイミングよく動かすことで成り立っています。転びやすい、手が使いにくい、反り返る、姿勢が崩れるといった困りごとは、脳と身体の連携から見直すことで支援の方向性が見えやすくなります。

Q.STROKE LABの子どもリハビリは何を大切にしていますか?
A.

診断名や月齢だけで内容を決めるのではなく、実際の動き、姿勢、筋緊張、感覚、遊び、生活場面、ご家族の希望を総合的に評価します。その上で、その子が生活や遊びに参加しやすくなるための個別プログラムを組み立てます。

Q.運動をたくさん練習すればよいのですか?
A.

量だけを増やすのではなく、その子にとって意味のある動作を、成功しやすい条件で練習することが大切です。姿勢や感覚、環境を整えながら、遊びや生活につながる課題として練習することで、日常の変化につながりやすくなります。

Q.家庭での関わりもリハビリになりますか?
A.

はい。抱っこ、床遊び、座り方、玩具の置き方、歩く環境、食事や着替えの関わり方など、日常の中にリハビリの要素を入れることができます。STROKE LABでは、施設での介入だけでなく、家庭で続けやすい形に落とし込むことを大切にしています。

Q.診断名がなくても相談できますか?
A.

診断名が確定していなくても、運動発達や姿勢、手足の使い方、日常生活で気になることがあれば相談できます。医療的な診断は医師が行いますが、リハビリでは現在の動きや生活場面から必要な支援を整理することができます。

11
Our Pediatric Rehab

小児リハビリのご相談。

お子さんの発達について、「このままでよいのか」「どんな練習をしたらよいのか」「家での関わり方が分からない」と感じることがあるかもしれません。そうしたときに大切なのは、不安だけで抱え込まず、専門的な視点で現在の動きを整理することです。

STRENGTH
神経リハビリの専門性
— 運動と脳から見る
姿勢・筋緊張・感覚・運動学習を評価
動作の背景を仮説立てして介入
SUPPORT
家庭までつなげる支援
— 続けられる形にする
家庭での遊び・姿勢・関わり方を提案
成長に合わせてプログラムを見直す

Message from CEO
子どもの動きの奥にある、
脳と身体の可能性を見つめます。

STROKE LAB代表 金子唯史 ポートレート

子どものリハビリでは、目に見える動作だけを追いかけるのではなく、その動きがどのように生まれているのかを丁寧に考える必要があります。

STROKE LABが運動と脳に深く向き合うのは、単に身体機能を高めるためではありません。その子が生活や遊びに参加し、自分らしく成長していくための道筋を、ご家族と一緒に見つけたいからです。

「今の練習でよいのか分からない」「子どもの動きを専門的に見てほしい」そんなときは、どうぞご相談ください。

株式会社STROKE LAB
代表取締役 金子 唯史

無料相談を予約する

References & Notes

参考と注意書き。

本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、診断・治療に代わるものではありません。お子さんの状態についての判断は、必ずかかりつけの小児科医、療育機関、理学療法士、作業療法士などの専門職にご相談ください。

01World Health Organization. International Classification of Functioning, Disability and Health(ICF).
02CanChild. Family-Centred Service / F-words for Child Development.
03Early intervention recommendations for infants and toddlers with or at high risk of cerebral palsy.
04金子唯史. 脳卒中の動作分析. 医学書院. 2018.(運動制御・相反抑制の基礎)
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