【2026年版】腹部 打診・触診・聴診・視診ー 看護・リハビリ・内臓評価・胃・肝臓・腎臓のアセスメントー – STROKE LAB 東京/大阪 自費リハビリ | 脳卒中/神経系
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評価シリーズ

【2026年版】腹部 打診・触診・聴診・視診ー 看護・リハビリ・内臓評価・胃・肝臓・腎臓のアセスメントー

Abdominal Assessment — Systematic Approach for Neurological Rehabilitation

腹部評価を、視診・触診・打診・聴診から体系的に使いこなす。

脳卒中患者の約80%が便秘を合併し、リハビリの進捗を妨げます。系統的な腹部評価は、神経系疾患のセラピストにとって必須のリスク管理スキルです。視診から聴診まで、臨床でそのまま使える手順を解説します。

UPDATED2025
READ約15分
FORPT / OT / ST
BYSTROKE LAB

— 腹部評価の実技手順を動画でわかりやすく解説しています。記事と合わせてご活用ください。

Constipation Rate
79.4%
脳卒中リハビリ病棟入院患者の便秘合併率(Lin et al., 2013)
Assessment Regions
9領域
腹部を9区画に分けて系統的に評価する(触診・打診の基本)
Auscultation Minimum
3分間
「腸音なし(イレウス)」と判断するために必要な最低聴診時間

Quick Reference
忙しい臨床家のための
要点5項目。
01
評価の順序は「視診→触診→打診→聴診」が基本。ただし腹部のみ、触診前に聴診を先行させる流派もある(触診で腸蠕動が変化するため)。施設の慣習を確認すること。
02
脳卒中患者の便秘有病率は79.4%。脳底部病変が独立した予測因子。障害が重いほど便秘も重症化する(Lin et al., 2013)。
03
触診は必ず痛みのない部位から開始し、浅い触診(弱圧)→深い触診(強圧)の順で実施。患者の表情を常に確認すること。
04
腹水の確認には「濁音変換現象」が有効。側腹部で打診し、体位変換後30秒で再打診。濁音→鼓音に変化すれば陽性。
05
黄疸・手掌紅斑・クモ状血管腫の「3徴」が揃う場合は慢性肝疾患を強く疑う。看護師・医師への速やかな情報共有が必要。

01
Clinical Encounter

臨床現場で腹部評価が必要になる瞬間。

Case Vignette
「起き上がりのとき、お腹が張って辛い」と訴える脳卒中患者。

脳卒中発症後2週間のAさん(68歳・男性)は、リハビリ中に「お腹が重い」「便が出ていない」と訴えています。Barthel Index(BI:日常生活動作を0〜100点で評価する尺度)は30点。歩行も介助レベルです。

このとき、腹部評価なしに起き上がり練習を強行してよいでしょうか。腹部の状態を系統的に把握することが、安全なリハビリ計画の第一歩になります。

臨床で腹部症状に出会うことは珍しくありません。特に脳卒中・パーキンソン病などの神経系疾患では、便秘や腸機能低下を高率に合併します。腹部評価は「消化器科医の仕事」ではなく、リハビリを安全に進めるためにセラピスト自身が持つべき基本スキルです。

視診・触診・打診・聴診の4ステップを系統的に行うことで、患者の腹部状態を客観的に把握し、リスク管理と多職種連携に活かすことができます。

02
Definition & Epidemiology

腹部評価の目的と、なぜ神経系疾患で重要なのか。

腹部評価とは、視診(見る)・触診(触る)・打診(叩く)・聴診(聴く)の4手技を系統的に組み合わせて、腹部臓器の状態を評価する診察技術です。腹腔内疾患を早期に検出するとともに、神経系疾患の合併症管理においても重要な役割を担います。

KEY EVIDENCE
脳卒中後の便秘:発生率と関連因子(Lin et al., 2013)

対象・方法:リハビリ病棟入院の脳卒中患者155名を対象とした後方視的研究。便秘の定義はRome II基準・下剤使用・宿便のいずれか。

結果:155名中123名(79.4%)が便秘あり。全員が経口下剤を使用。56名(45.5%)が直腸薬を追加投与された。脳底部病変は独立した予測因子(p=0.003)。障害が重いほど便秘も重症化した。

臨床的含意:脳卒中患者の腸機能スクリーニングは全例に必要。エビデンスレベル:観察研究(エビデンス限定的)。

脳卒中患者の8割が便秘を抱えている。腸機能の評価はリハビリの安全管理に直結する。

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— ご本人・ご家族の状況を丁寧にお伺いします

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STROKE LABでは、脳神経系に特化した専門セラピストが、ご本人・ご家族のお悩みを無料でお聞きします。便秘や腹部症状による活動制限も含め、トータルにサポートします。

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03
Preparation & General Inspection

評価前の準備と、全身の臨床徴候を読む。

評価前の標準的な準備手順

01
手洗い・感染防護感染対策

石けんで手を洗い、必要に応じて防護服・手袋を着用します。評価前に患者への自己紹介(名前・役割)と生年月日確認も必ず行います。

02
ポジショニングと露出環境調整

ベッドの頭部角度を45°に調整し仰臥位にします。腹部を適切に露出し、プライバシーへの配慮も忘れずに行います。下肢も見えると末梢浮腫の評価が同時に可能です。

03
同意取得と痛みの確認インフォームドコンセント

「これから腹部を診察します」とわかりやすく説明し同意を得ます。評価前に「今、痛みはありますか?」と必ず確認します。痛みの場所を把握してから触診順序を決めます。

04
全体の臨床徴候を視察全身観察

黄疸(皮膚・白目の黄染)・蒼白・腹部膨満・悪液質(筋肉喪失)・浮腫・ストーマバッグ・医療機器などを一通り確認します。年齢・混乱の有無・明らかな手術痕にも注意します。

腹部評価の準備・事前説明の様子

— 評価前の事前説明と環境整備。同意取得が安全評価の基本です。

04
Peripheral Signs & Differential

手・顔・頸部の所見で、疾患の背景を読む。

腹部評価は腹部だけを見るのではありません。手・顔・頸部に現れる所見が、腹腔内疾患の重要な手がかりになります。ここでは臨床でよく遭遇するサインを整理します。

手の所見:ネイルサイン・ばち指・羽ばたき振戦

腹部評価における手掌・手背の所見確認

— 手掌紅斑・さじ状爪・デュピュイトラン拘縮の有無を確認します。

所見 評価方法 関連する疾患
手掌紅斑 手掌の発赤を視診 慢性肝疾患(妊娠でも正常所見あり)
ばち指(クラビング) 両手の人差し指を背中合わせにして菱形(シャムロスの窓)を確認 炎症性腸疾患・セリアック病・肝硬変
羽ばたき振戦(フラッピング) 手関節背屈位・手伸展保持30秒で評価 肝性脳症(高アンモニア血症)・腎不全・CO2貯留
さじ状爪(スプーンネイル) 爪のスプーン状変形を視診 鉄欠乏性貧血(吸収不良・クローン病など)
デュピュイトラン拘縮 手掌筋膜の肥厚・索状変形を触診 過度のアルコール使用・糖尿病・加齢

顔の所見:目・口・頸部リンパ節

Eyes & Mouth Signs
目・口の所見チェックポイント

目:結膜蒼白(貧血)・強膜黄疸(ビリルビン上昇)・角膜弓(高コレステロール血症の疑い、50歳未満の場合)・カイザー・フライシャーリング(ウィルソン病)を確認します。上まぶたを持ち上げ、患者に下を向いてもらうと黄疸が視認しやすくなります。

口:口角炎(鉄欠乏)・舌炎(B12/葉酸欠乏)・口腔カンジダ症(免疫抑制)・口内炎(クローン病など)・色素過剰斑(ポイツ・ジェガーズ症候群)を確認します。

頸部(ウィルヒョウリンパ節)の触診:左鎖骨上リンパ節(Virchowリンパ節)の腫大は転移性腹腔内悪性腫瘍の初期徴候の可能性があります。両側の鎖骨上窩を触診し、特に左側に注意を払います。

05
Abdominal Inspection

腹部の視診:胸部〜腹部の全体確認。

胸部の視診(肝疾患サインを見る)

胸部視診:クモ状血管腫・女性化乳房の確認

— 胸部の視診でクモ状血管腫・女性化乳房を確認します。

クモ状血管腫は循環エストロゲン増加により生じ、5個以上あると肝硬変との関連が高まります。女性化乳房も同様に肝硬変・エストロゲン増加が背景にあります。妊娠中・避妊薬服用中でも生じる正常所見との鑑別が必要です。

腹部の視診チェックリスト

腹部視診の実際:腹部膨満・瘢痕・ストーマの確認

— 腹部を仰臥位で視診します。膨満・左右差・瘢痕を系統的に観察します。

Abdominal Inspection Checklist
腹部視診で確認すべき7項目

瘢痕(手術痕):過去の腹部手術の手がかり。

腹部膨満:腹水・腸閉塞・脂肪・ガス・腫瘤などが原因。

メドゥーサの頭:臍傍静脈の怒張→門脈圧亢進症(肝硬変など)。

皮膚線条(ストレッチマーク):腹水・クッシング症候群・肥満・妊娠。

カレン徴候:臍周囲のあざ→出血性膵炎(後期徴候)。

グレイターナー徴候:脇腹のあざ→出血性膵炎(後期徴候)。

ストーマ:位置(人工肛門=左腸骨窩、回腸瘻=右腸骨窩)・内容物・注ぎ口の有無を確認。

06
Palpation

触診:浅い触診から臓器別触診まで。

触診は、浅い触診(弱圧)→深い触診(強圧)→臓器別(肝臓・脾臓・腎臓・大動脈)の順で行います。必ず痛みのない部位から開始し、患者の表情を常に確認します。

浅い触診(9領域・弱圧)

腹部の浅い触診:9領域を弱い圧力で触診

— 腹部9領域を弱い圧力で触診し、圧痛・筋性防御・腫瘤を評価します。

Shallow Palpation — Key Signs
浅い触診で確認する徴候

圧痛:腹部を押したときの痛み。必ず患者に確認します。

反張圧痛:ゆっくり押して急に離した際の鋭い痛み。腹膜炎(虫垂炎など)の可能性。非特異的で信頼性は低い。

筋性防御・不随意筋収縮:腹膜炎(虫垂炎・憩室炎)の徴候。不随意であることが重要。

ロブシング徴候:左腸骨窩触診で右腸骨窩に痛みが生じる。虫垂炎疑いに使用されるが信頼性は低い。

肝臓・脾臓・腎臓の触診手順

肝臓触診:右腸骨窩から肋骨縁へ向けて触診

— 右腸骨窩から肋骨縁へ1〜2cmずつ触診を進め、肝縁を確認します。

Liver Palpation
肝臓の触診
— 右腸骨窩→右肋骨縁方向
右腸骨窩から手掌で触診開始
深呼吸を促し、吸気中に肝縁が手の下を通過するのを感じる
1〜2cmずつ上方に移動しながら繰り返す
肋骨縁2cm超の張り出しは肝腫大を示唆。結節性=肝硬変、圧痛あり=肝炎・胆嚢炎の疑い
Spleen / Kidney Palpation
脾臓・腎臓の触診
— 脾臓:右腸骨窩→左肋骨縁、腎臓:双手法
健常者では脾臓は触知不可。左肋骨縁で触知可能=通常の約3倍の脾腫を示唆
腎臓は双手法(背側に左手、前腹壁に右手)で挟んで触診。深呼吸で腎臓の移動を感じる
大動脈:臍上部の正中線で深触診。手が上方に動けば正常拍動。外側に動く場合は腹部大動脈瘤を疑う

STROKE LAB代表 金子唯史
Message from CEO
「症状に気づいてもらえた」その一言が、回復の力になります。

脳卒中後のリハビリは、身体機能だけでなく、腹部症状・排便・栄養状態などの全身管理とセットで考えることが大切です。STROKE LABでは、脳神経系専門のセラピストがトータルにサポートします。

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07
Percussion

打診:肝臓・脾臓・腹水の評価。

打診(パーカッション)は、指先で腹壁を叩き、臓器の大きさや腹水の有無を音の変化で判断します。主に肝臓・脾臓・膀胱・腹水の評価に使用します。

部位 打診手順 異常所見の判断
肝臓 右腸骨窩→右肋骨縁へ1〜2cmずつ打診。鼓音→濁音に変わる点が下縁、濁音→鼓音に変わる点が上縁。 上下縁の距離が大きい→肝腫大を疑う
脾臓 右腸骨窩→左肋骨縁へ1〜2cmずつ打診。共鳴音→濁音に変化した点が脾臓の位置。 脾腫なしでは打診で識別不可が正常
膀胱 臍部→恥骨結合へ正中線上で打診。 濁音が高い位置で出現→膀胱充満・尿閉の疑い
腹水(濁音変換現象) 臍部→側腹部へ打診→濁音が出た部分に指を当てたまま体位変換→30秒後に再打診。 濁音→鼓音に変化=腹水陽性(濁音変換現象)
打診音の変化は「鼓音(空洞音)→濁音(臓器音)」で覚える。濁音変換現象は腹水の重要なスクリーニング徴候として日常的に活用できる。

08
Pitfalls & Clinical Judgment

Pitfalls:新人が陥りやすい3つの罠。

腹部評価は手順を知っているだけでは不十分です。「知っているのに見落とす」パターンが臨床では繰り返されます。新人時代の自分が引っかかりやすい罠を3つ整理しました。

Pitfalls — Don’t make these mistakes
新人臨床家が陥りやすい3つの罠
!
「腸音なし」の早まった判断:3分未満の聴診で「腸音なし」と判断してはいけません。少なくとも3分間聴診した上でなければ、イレウスの評価として不十分です。「2分聴いたからOK」は臨床では通用しません。
!
痛みのある部位から触診を始める:触診は必ず痛みのない部位から開始します。痛みのある部位から始めると患者が全身に力が入り、正確な評価ができなくなります。事前の問診で痛みの部位を把握してから触診順序を組み立てます。
!
腹部評価を「消化器担当の仕事」と切り離す:脳卒中患者の約80%が便秘を合併します。神経系リハビリを担当するセラピストこそ、腹部評価をルーティンに行い、看護師・医師と情報を共有する必要があります。「自分には関係ない」という認識が、リスクの見落としにつながります。
Clinical Insight — Mentor’s Voice

「腹部が張っている患者さんに無理に端座位をとらせると、離床後に急変することがあります。触診で腹壁の緊張を確認してから動作練習の強度を判断してください。」

「羽ばたき振戦が出たとき、最初はパーキンソン病の振戦と混同しました。手関節背屈位保持という評価条件を知っておくだけで、肝性脳症のスクリーニングが格段に精度上がります。」

09
Auscultation

聴診:腸蠕動音と血管雑音を聴き分ける。

聴診は腹部評価の最後に行うのが一般的ですが、腹部に限っては「視診→聴診→打診→触診」の順を推奨する見解もあります。触診や打診が腸蠕動を変化させる可能性があるためです。施設の慣習に従ってください。

腸蠕動音の評価

腸蠕動音の聴診:腹部の2か所以上で聴診

— 腹部の2か所以上で腸音を聴診します。「腸音なし」は最低3分間の聴診で判断します。

Bowel Sound Classification
腸音の分類と臨床的意味

正常腸音(グルグル音):通常の腸蠕動音です。特段の異常はありません。

金属性腸音(チクチク・高調音):腸閉塞の初期に聴取されることがあります。音の質と頻度の変化に注意します。

腸音消失(3分間聴取できない):イレウス(腸管麻痺)を強く示唆します。電解質異常・腹部術後が主な原因です。速やかに医師・看護師へ報告します。

血管雑音の聴診

腹部血管雑音の聴診:大動脈・腎動脈の位置

— 臍より1〜2cm上を聴診(大動脈)、正中線のやや外側(腎動脈)の血管雑音を確認します。

大動脈瘤は臍上部1〜2cmの聴診で血管雑音(ブルーイット)が聴取されることがあります。腎動脈狭窄は正中線のやや外側で聴取されます。セラピストが聴取した場合は、診断を確定せず医師へ情報提供します。

多職種連携:腹部評価後の情報共有

職種 腹部評価における役割 セラピストとの連携ポイント
医師 診断・治療方針の決定。画像検査の指示。 腸音消失・腹部膨満増悪・血管雑音を発見したら速やかに報告
看護師 排便管理・下剤調整・体液バランス管理。 排便日数・腹部症状の変化を日々共有。離床前の排便状況確認を依頼
管理栄養士 食事内容・栄養状態の管理。食物繊維の調整。 悪液質・栄養失調の徴候(蒼白・さじ状爪など)を共有
PT / OT / ST 腹部評価と活動量の最適化。離床プログラムの安全管理。 腹部緊張・膨満・便秘状態に応じて運動強度・姿勢を調整

10
FAQ

よくある質問(新人臨床家の疑問)

Q. 腹部評価はセラピストがなぜ行う必要があるのですか?
A.

脳卒中患者の約80%が便秘を合併するなど、神経系疾患では腹部症状がリハビリの進捗に直結します。

視診・触診・打診・聴診を通じた系統的な腹部評価は、リスク管理と適切な介入計画に不可欠です。

Q. 腹部触診で最初に痛みの有無を確認するのはなぜですか?
A.

触診前に痛みの場所を把握しておくことで、触診手順を痛みのない部位から開始でき、患者の苦痛を最小化しつつ正確な評価が可能になります。

また腹膜刺激症状の見落としを防ぐためにも重要です。

Q. 脳卒中後の便秘はどのくらいの頻度で起きますか?
A.

Chun-Ju Linらの2013年の報告によると、リハビリ病棟入院中の脳卒中患者155名のうち123名(79.4%)が便秘を有していました。

脳底部病変は独立した予測因子であり、障害が重いほど便秘の重症度も高くなります。

Q. 羽ばたき振戦(フラッピングトレモア)はどう評価しますか?
A.

手関節を背屈位に保持し、30秒間その姿勢を維持した状態で評価します。

手の羽ばたき様の不随意運動が出現した場合は陽性で、肝性脳症(高アンモニア血症)や腎不全による尿毒症、CO2貯留などが原因として考えられます。

Q. 腹水は打診でどう確認しますか?
A.

臍部から側腹部へ向けて打診し、濁音が出た部分に指を当てたまま患者に側臥位へ体位変換してもらいます。

30秒後に同じ部分を再度打診し、濁音から鼓音へ変化すれば腹水陽性(濁音変換現象)と評価します。

Q. 腸音がないと判断するためには何分聴診する必要がありますか?
A.

「腸音なし(イレウス疑い)」と自信をもって判断するためには、少なくとも3分間の持続聴診が必要です。3分未満では見落としの可能性があります。

電解質異常や腹部手術後もイレウスの原因となるため、問診と合わせて評価します。

11
Our Program

STROKE LABのプログラム。

STROKE LABは、脳神経系に特化した自費リハビリ施設です。脳卒中後の麻痺・高次脳機能障害・歩行障害・腸機能低下など、複合的な課題を抱えるご本人・ご家族に寄り添い、専門セラピストが一対一で丁寧にサポートします。

Our Strengths
STROKE LABの強み
— 脳神経系専門の自費リハビリ
脳卒中専門セラピストによるマンツーマン対応
最新の脳科学・徒手技術を組み合わせた個別プログラム
ご家族への指導・在宅生活への落とし込みまで一貫サポート
まず無料相談で現状を聞かせてください
What We Can Help
取り組める内容
— 神経系疾患の複合的なお悩みへ
麻痺・運動障害のリハビリ
高次脳機能障害(記憶・注意・言語)
歩行・バランス機能の改善
日常生活動作(ADL)の向上

— STROKE LABの実際のリハビリの様子です。

Voice from Mentors

「若いセラピストに伝えたいのは、腹部評価はルーティン化することが大切だということです。最初は1件1件ぎこちなくても、毎日の離床前に必ず腹部の状態を確認する習慣が、リスクを未然に防ぎます。」— 理学療法士・経験10年・回復期病棟専門

「患者さんが『便が出ていない』と言ったとき、どこかに腹部膨満・腸音低下・圧痛がないか確認するようになってから、急変を2件ほど未然に防げました。腹部評価の重要性を身をもって感じています。」— 作業療法士・経験8年・神経難病・脳卒中担当

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回復の可能性は、まだ残っています。
諦めないでください。

STROKE LAB代表 金子唯史 ポートレート

脳卒中後のリハビリを続けているのに、なかなか改善しない。そう感じているご本人・ご家族のお声を、私たちは毎日受けとめています。

腹部症状・便秘・栄養状態・全身コンディションを含めた包括的な評価と、脳神経系に特化した専門的アプローチで、今一度回復への道を一緒に考えます。

まず無料相談でお話をお聞かせください。どんな小さな疑問でも、専門スタッフが丁寧にお答えします。

株式会社STROKE LAB
代表取締役 金子 唯史

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References

参考文献。

01 Chun-Ju Lin et al. Poststroke constipation in the rehabilitation ward: incidence, clinical course and associated factors. Singapore Med J. 2013 Nov;54(11):632-5.
02 Liu Z, et al. Systematic review of gut microbiota and poststroke constipation. Front Neurol. 2022;13:844558.
03 Lim SH, et al. Constipation in stroke patients: a systematic review. J Stroke Cerebrovasc Dis. 2013 Jul;22(5):e109-14.
04 Talley NJ, et al. Functional gastrointestinal disorders. Lancet. 2015;385(9973):1190-1205.
05 Bickley LS. Bates’ Guide to Physical Examination and History Taking. 13th ed. Wolters Kluwer. 2021.
06 Mounsey A, et al. Clinical inquiry: which tests are most useful to diagnose abdominal aortic aneurysm? J Fam Pract. 2019;68(4):E7-E9.
07 金子唯史. 脳卒中の動作分析. 医学書院. 2018.
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