パーキンソン病の自費リハビリ|保険リハとの違い・費用・施設の選び方 – STROKE LAB 東京/大阪 自費リハビリ | 脳卒中/神経系
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パーキンソン病

パーキンソン病の自費リハビリ|保険リハとの違い・費用・施設の選び方

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パーキンソン病のリハビリ|保険リハと保険外の違いは?

「保険のリハビリが終わってしまう」「もっと続けたいのに回数が足りない」——そんなときの選択肢が自費リハビリです。ただし、費用も内容も施設によって大きく違います。この記事では、保険リハとの違い、費用の相場、後悔しない施設の選び方を、中立の立場で整理します。

UPDATED2026
READ約14分
FORご本人・ご家族へ
BYSTROKE LAB
本記事は、医学書院『パーキンソン病の機能促進(動作分析から自主トレーニングまで)』(2025年・448頁)の著者が代表を務める、パーキンソン病専門の自費リハビリ施設STROKE LABが執筆しています。自社の宣伝に偏らないよう、費用や選び方は一般的な情報として中立に記載します。

パーキンソン病患者リハビリ

Quick Reference
先に知ってほしい5つのこと。
01
保険リハと自費リハは、優劣ではなく役割の違い。併用が現実的です
02
自費リハの費用は、通所でおおむね60分1万〜1万2千円が中心です
03
時間・頻度・内容を自由に設計でき、期間の制限がないのが自費の強みです
04
「必ず治る」「改善保証」をうたう施設には注意してください
05
まず体験や初回相談で、担当者の説明が誠実かを自分の目で確かめましょう
01
When People Consider It

こんなときに、検討されます。

A Family’s Voice
「リハビリが来月で終わり、と言われました」

病院のリハビリに期間の区切りがあると知らなかった。まだ良くなりたいのに、回数が減ってしまう。介護保険のデイケアは20分ほどで、物足りなく感じる。もっとしっかり、時間をかけて診てもらえないだろうか——。

こうした場面で選択肢になるのが自費リハビリです。ただ、費用も質も施設によって大きく違うため、仕組みを知ってから選ぶことが、後悔しないための第一歩になります。

パーキンソン病は進行性のため、リハビリを長く続けることに意味があります。一方、保険のリハビリには制度上の区切りがあり、「もっと続けたい」という思いと制度のあいだにずれが生まれることがあります。自費リハビリは、そのずれを埋める選択肢のひとつです。次の章から、まず自費リハビリとは何かを整理します。

Evidence
研究でわかっていること

パーキンソン病患者1,885名を含む20件の比較試験をまとめた研究では、自宅での運動が運動症状・生活の質・バランスの改善につながったと報告されています。ここで注目したいのは、効果がはっきり出たのは、続けた期間が8週間以上、合計30回以上のときだったという点です。つまり、リハビリは一定量を続けて初めて成果につながります。保険リハに回数の区切りがあるなかで「続ける手段をどう確保するか」が、この病気では現実的な課題になります。

出典:Yang Y, et al. The effect of home-based exercise on motor symptoms, quality of life and functional performance in Parkinson’s disease: a systematic review and meta-analysis. BMC Geriatr. 2023;23(1):873

保険リハの区切りとニーズ

02
What It Is

自費リハビリとは。

自費リハビリとは、医療保険・介護保険を使わない、全額自己負担のリハビリテーションです。保険の枠組みから外れる代わりに、リハビリの時間・頻度・内容を、その人の症状や目標に合わせて自由に設計できます。期間の制限もないため、続けたいだけ続けられます。

担当するのは、多くの場合、理学療法士や作業療法士といった国家資格を持つ専門職です。1回40分から60分、あるいはそれ以上の時間を、1対1でじっくり使えるのが特徴です。保険のリハビリが時間や回数の制約の中で行われるのに対し、自費リハビリは時間と個別性にお金を払うサービスだと考えると分かりやすいでしょう。

Key Point
「保険リハの代わり」ではなく「足りない分を補うもの」

自費リハビリは、保険リハビリを否定するものではありません。まず保険のリハビリを土台として活用し、時間や頻度が足りない部分、より個別的に取り組みたい部分を自費で補う。この併用が、費用と効果のバランスの取れた現実的な使い方です。

03
The Difference

保険リハと、何が違うのか。

両者は、優劣ではなく役割が違います。下の表で、主な違いを整理します。

項目 保険リハビリ 自費リハビリ
費用 1〜3割負担で比較的安価 全額自己負担(60分1万円前後が中心)
期間・回数 算定日数や回数に制度上の上限がある 制限なし。続けたいだけ続けられる
1回の時間 20分単位が基本。施設により短めのことも 40〜60分以上を1対1でじっくり
内容の自由度 医師の指示と制度の範囲内 目標に合わせて自由に設計できる
医師の関与 医師の指示のもとで実施。診察や処方も受けられる 医師は常駐しないことが多い。主治医との連携が重要
向いている場面 診断後〜回復期、医学的管理が必要な時期 保険リハが終了、もっと集中的に取り組みたいとき

大切なのは、自費リハビリには医師が常駐しないことが多い点です。薬の調整や体調の変化は主治医が担うため、自費リハビリを利用する場合も、主治医との関係は続けることが前提になります。

保険リハと自費リハの比較

04
The Cost

費用の相場。

いちばん気になるのが費用でしょう。まず結論から言うと、通所型の自費リハビリは、おおむね60分あたり1万円から1万2千円程度が中心です。施設によっては60分1万5千円から2万円のところもあり、訪問型は移動時間や交通費を含むため割高になる傾向があります。

この金額の背景を知っておくと、料金の妥当性を判断しやすくなります。保険リハビリでは、脳血管疾患等リハビリテーション料という公定価格があり、その最も高い区分で60分あたりおよそ7,350円相当です。多くの自費リハビリ施設は、この保険点数を一つの基準にしつつ、療法士の技術や経験、立地、設備といった付加価値を上乗せして料金を決めています。つまり自費リハの費用は、保険の10割相当に付加価値を足したもの、とおおまかに理解できます。

タイプ 費用の目安(60分あたり) 備考
通所型(施設に通う) おおむね1万〜1万2千円が中心 技術・立地・設備で1万5千〜2万円の施設もある
訪問型(自宅に来てもらう) 通所型より割高になる傾向 移動時間・交通費が加わるため
体験・初回相談 無料〜数千円のことが多い まず体験してから決めるのがおすすめ

※上記は一般的な相場であり、施設・地域・プランによって異なります。コース制(数か月分を一括)と単発制があり、支払い方法も施設ごとに違います。契約前に、総額・支払い方法・キャンセル規定を必ず確認してください。

自費リハビリの相場

05
What You Can Get

パーキンソン病で、受けられること。

自費リハビリでは、時間をかけた個別の評価と練習ができます。パーキンソン病では、次のような取り組みが可能です。ただし繰り返しになりますが、これらは機能を促進し生活の質を保つための取り組みであって、病気そのものを治すものではありません。

ASSESSMENT
時間をかけた評価
— 動作を分解して見る
歩行・姿勢・すくみ足を動作分析で細かく評価
薬の効く時間と生活の関係を一緒に整理
PRACTICE
個別の練習と設計
— 生活に落とし込む
歩行・姿勢・バランス・生活動作の個別練習
自宅での自主トレと環境調整の提案

個別の症状へのアプローチについては、それぞれの記事で詳しく解説しています。リハビリの全体像、すくみ足への対処、体操の選び方は、あわせてご覧ください。

06
How to Choose

良い施設を、どう見分けるか。

自費リハビリは施設ごとの差が大きいサービスです。次のポイントを、体験や初回相談のときに確認してください。特定の施設に限らず使える、中立的なチェックリストです。

Checklist
担当が国家資格(理学療法士・作業療法士など)を持っているか
パーキンソン病や神経疾患のリハビリ経験があるか
料金体系が明確で、総額とキャンセル規定が事前に分かるか
体験や初回相談ができ、契約を急かされないか
「必ず治る」ではなく、できることと限界を正直に説明するか
主治医や保険リハとの連携に前向きか

自費リハ施設選び6つのポイント

07
Red Flags

注意したい施設の特徴。

残念ながら、不安につけ込む施設も存在します。次のような特徴が見られたら、契約を急がず、慎重に検討してください。

注意したいサイン なぜ注意か
「必ず治る」「8割が改善」と断言する 現在の医学で治癒は望めない。誠実な施設は限界も説明する
高額なコースを即日契約させようとする 冷静な判断をさせない販売手法の可能性がある
料金の総額やキャンセル規定を明示しない 後から想定外の費用が発生することがある
担当者の資格や経歴が確認できない 専門性の担保がないまま身体を預けることになる
良い施設ほど、できることと同じくらい、できないことを正直に話します。
08
Smart Combination

保険リハとの、上手な併用。

自費リハビリは、単独で使うより、保険のサービスと組み合わせる方が費用対効果が高くなります。パーキンソン病では、次のような組み合わせが現実的です。

01
土台は保険リハ・自主トレ

医療保険や介護保険のリハビリ、そして毎日の自主トレを土台にします。日常的な運動習慣は、ここで作ります。費用を抑えながら継続できる基盤です。

02
要所で自費リハを使う

歩き方が変わってきた、すくみ足が増えた、姿勢が崩れてきた、といった節目で、時間をかけた評価と練習を自費リハで受けます。方向性を定め直す場として使うと、費用を抑えつつ効果を引き出せます。

03
主治医とつながり続ける

薬の調整や体調管理は主治医が担います。自費リハで気づいたこと、運動の記録を主治医に共有すると、治療全体の質が上がります。どのサービスを使っても、主治医が治療の中心である点は変わりません。

保険内リハビリとの併用

Before You Decide
まずは、体操動画で雰囲気を知るのも一つの方法です。

いきなり来院や契約に進まなくても大丈夫です。脳リハ.comのYouTube(登録者約6.4万人)で、実際の体操や考え方に触れてから検討することもできます。

7日間プログラムの体操を見てみる

09
Our Approach

STROKE LABの自費リハビリ。

ここまで中立的に整理してきましたが、私たちSTROKE LABも、パーキンソン病を専門とする自費リハビリ施設のひとつです。上のチェックリストに照らして、私たちがどう応えられるかをお伝えします。

EXPERTISE
専門性
脳卒中・パーキンソン病を専門とする国家資格者が担当
代表はパーキンソン病の専門書(医学書院・2025)を執筆
HONESTY
誠実さ
「治す」ではなく「機能を促進する」を掲げる
保険リハ・主治医との併用を歓迎する

東京と大阪に施設があり、動作分析と姿勢連鎖の視点にもとづく個別リハビリを提供しています。YouTube(脳リハ.com、登録者約6.4万人)で日ごろの考え方を公開しているので、来院の前に、私たちがどんなことを大切にしているかを確かめていただけます。

書籍『パーキンソン病の機能促進 動作分析から自主トレーニングまで』(医学書院)の表紙
Book
パーキンソン病の機能促進
動作分析から自主トレーニングまで
医学書院/2025年/448ページ

私たちのリハビリの考え方を体系的にまとめた一冊です。療法士だけでなく、ご本人・ご家族にも読んでいただける内容で、YouTube動画62本と連動しています。

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Message from CEO
迷っているなら、
契約より先に、相談を。
STROKE LAB代表 金子唯史

自費リハビリは、決して安いものではありません。だからこそ私は、いきなり契約を勧めることはしたくないと考えています。

まずは相談してください。今の状態で、保険のリハビリや自主トレでできることは何か、自費リハが役に立つ場面はどこか。私たちに通うことが最善とは限らない前提で、一緒に整理させてください。

その誠実さこそが、長く信頼していただける唯一の道だと思っています。どうぞ、お気軽にご相談ください。

株式会社STROKE LAB
代表取締役 金子 唯史

無料相談を予約する

10
FAQ

よくある質問。

Q. 自費リハビリと保険リハビリは何が違いますか?

保険リハビリは医師の指示のもと、回数や期間に制度上の上限があり、自己負担は原則1〜3割です。自費リハビリは保険の枠外で全額自己負担となる代わりに、時間・頻度・内容を症状や目標に合わせて自由に設計でき、期間の制限もありません。どちらが良いというより、役割が違うため、併用が現実的です。

Q. 自費リハビリの費用相場はどのくらいですか?

通所型で、おおむね60分あたり1万円から1万2千円程度が中心です。施設によっては60分1万5千円から2万円のところもあり、訪問型は交通費や移動時間を含むため割高になる傾向があります。料金は必ず事前に確認してください。

Q. 保険リハビリが終わっても、リハビリを続けられますか?

続けられます。医療保険のリハビリには標準的な算定日数の上限があり、期間を過ぎると頻度が下がることがあります。その後も、介護保険の通所・訪問リハビリ、自費リハビリ、自宅での自主トレなどを組み合わせて継続できます。パーキンソン病は進行性のため、形を変えながら長く続けることに意味があります。

Q. 自費リハビリを受ければ、パーキンソン病は治りますか?

現在の医学では、リハビリでパーキンソン病そのものが治ることはありません。「必ず治る」「改善を保証する」とうたう施設には注意してください。自費リハビリの価値は、時間をかけた個別の評価と練習で、歩行・姿勢・生活動作などの機能を促進し、生活の質を保つことにあります。何がどこまで変えられるかを正直に説明する施設を選ぶことが大切です。

Q. 自費リハビリの施設は、どう選べばよいですか?

国家資格を持つ理学療法士・作業療法士が担当するか、パーキンソン病や神経疾患の経験があるか、料金が明確か、体験や初回相談ができるか、誇大な効果をうたっていないか、主治医や保険リハとの連携に前向きか、を確認しましょう。まず体験や初回相談を受け、担当者の説明が誠実かどうかを自分の目で確かめることをおすすめします。
11
Start with a Talk

まずは、相談から。

自費リハビリは、情報を集めて、比べて、体験してから決めれば十分です。焦って契約する必要はありません。この記事のチェックリストを手元に、いくつかの施設を見比べてください。もし私たちSTROKE LABが候補の一つになるようでしたら、まずは無料相談で、今できることを一緒に整理させていただきます。

リハビリの全体像から知りたい方は、リハビリ完全ガイドもあわせてご覧ください。

References

本記事は、公的機関・診療報酬制度の情報と、自費リハビリの一般的な料金相場、STROKE LABの運営経験をもとに構成しています。料金・制度は改定されることがあるため、最新の情報は各施設・公的機関にご確認ください(最終確認日:2026年7月2日)。

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