【2026年版】上腕三頭筋の起始停止・作用は? ストレッチ・筋トレ・リハビリ、痛みの原因まで解説 – STROKE LAB 東京/大阪 自費リハビリ | 脳卒中/神経系
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【2026年版】上腕三頭筋の起始停止・作用は? ストレッチ・筋トレ・リハビリ、痛みの原因まで解説

Upper Extremity Anatomy & Rehabilitation — Triceps Brachii

上腕三頭筋の解剖と臨床応用を、3つの頭部から読み解く。

上腕三頭筋(Triceps brachii)は肘関節伸展の主動作筋であり、移乗・プッシュアップ・上肢支持など脳卒中後の機能回復に直結する筋肉です。3つの頭部の解剖・神経支配・筋線維特性を理解し、臨床評価と介入に活かしましょう。

UPDATED2025
READ約12分
FORPT / OT / ST
BYSTROKE LAB

— 肘関節の解剖学的構造と上腕三頭筋の機能を動画で確認しましょう。

Innervation Ratio
179本/MN
外側頭の神経支配比。内側頭(69本)の約2.6倍で、最も強い力を発揮する頭部
Nerve Root
C7主要
腱反射がテストする主な脊髄レベル。神経根障害スクリーニングの要
Repair Window
3ヶ月以内
腋窩神経損傷後に機能低下があれば、早期修復が推奨されるタイムウィンドウ
Quick Reference
忙しい臨床家のための
要点5項目。
01
3頭のうち外側頭が最も強い。神経支配比179本/MNで速筋(IIb型)主体。移乗や上肢支持で最も貢献する頭部
02
長頭のみが肩甲骨(関節下結節)に起始し、肩甲上腕関節の伸展・内転・安定化にも関与する二関節筋
03
神経支配は主に橈骨神経(C7・C8)。ただし内側頭の一部は尺骨神経、長頭の一部は腋窩神経が支配するとの報告あり
04
腱反射は主にC7をテスト。肩・肘90度外転位で肘頭直下を叩く。脊髄損傷・頸椎症のスクリーニングに直結
05
腋窩神経損傷後に機能低下があれば3ヶ月以内の早期神経修復が推奨。遠位神経移行術(尺骨神経屈筋支帯枝)が一般的
01
Clinical Encounter

臨床現場でこう出会う。

Case Vignette
60代男性・脳梗塞後の右上肢麻痺。移乗動作で「腕が伸びない」と訴える。

評価すると、屈筋優位パターンで肘関節の自動伸展が困難。Brunnstrom stage IV、MMT(手動筋力テスト:徒手で筋力を0〜5段階評価する方法)では上腕三頭筋 MMT 2〜3レベル。車椅子からベッドへの移乗で上肢支持が取れず、介助量が増大している。

このとき「上腕三頭筋のどの頭部が、どの肢位で活動するか」を理解していると、肩甲帯から肘まで段階的に促通戦略を立てられます。

新人セラピストにとって、上腕三頭筋は「肘を伸ばす筋肉」というシンプルな認識に留まりがちです。しかし、3つの頭部の解剖と機能的差異を理解すると、臨床での介入の幅が大きく広がります。

特に脳卒中後の上肢機能訓練では、屈筋優位のパターン(痙縮:脳の損傷により筋肉が過剰に緊張した状態)に対して、肘伸展のための三頭筋の選択的収縮を促すアプローチが重要になります。

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02
Definition & Overview

定義・概要と筋の全体像。

上腕三頭筋(triceps brachii:ラテン語で「3つの頭を持つ上腕の筋」)は、上腕の背側(後面)に位置する太くて大きな筋肉です。後方から観察すると、馬蹄形のシルエットに見えることが特徴です。

Key Function
主な機能は肘関節の伸展。
ただし、3頭部はそれぞれ異なる役割を担っています。

上腕三頭筋の一次的な機能は肘関節の伸展です。これは全3頭部が共通して担います。

長頭のみが肩甲骨に付着する二関節筋であるため、肩甲上腕関節の動きにも影響を与えます。この点が臨床上の重要なポイントです。

上腕三頭筋長頭:後方・前方から見た図(VISIBLE BODY引用)

長頭:左=後方、右=前方(図引用:VISIBLE BODY)

03
Origin, Insertion & Action

3頭の起始・停止・作用。

長頭(Long Head)

Origin / Insertion
起始・停止
起始:肩甲骨の関節下結節
停止:尺骨の肘頭の後面・肘関節包・前腕筋膜
Action
作用
肘関節の伸展(全頭共通)
肩関節の伸展・内転を補助
内転時に上腕骨頭を関節窩に保持(動的安定化)

長頭は肩甲骨の関節下結節(肩甲骨の関節窩の下縁)から起始します。肩甲骨に付着しているため、肘を伸ばすだけでなく肩甲上腕関節にも作用します。腕を内転させると、長頭は上腕骨頭を関節窩に保持する動的安定化機能を発揮します。

外側頭(Lateral Head)

上腕三頭筋外側頭:後方・側方から見た図(VISIBLE BODY引用)

外側頭:左=後方、右=側方(図引用:VISIBLE BODY)

Origin / Insertion
起始・停止
起始:上腕骨後面(橈骨溝より上側)
停止:尺骨肘頭突起の後面・肘関節包・前腕筋膜
Action
作用
3頭中で最も強い力を発揮
前腕回外・回内どちらの肢位でも肘伸展に活動

内側頭(Medial Head)

上腕三頭筋内側頭:後方・前方から見た図(VISIBLE BODY引用)

内側頭:左=後方、右=前方(図引用:VISIBLE BODY)

Origin / Insertion
起始・停止
起始:上腕骨後面(橈骨溝より下側)
停止:尺骨の肘頭突起の後面・肘関節包・前腕筋膜
Action
作用
肩甲骨に付着しないため肩甲上腕関節には作用しない
前腕回内外どちらの肢位でも肘関節の伸展に活動
3頭部はすべて肘頭(olecranon)に停止しますが、肩関節に関与するのは長頭だけです。この違いが評価・介入の分岐点になります。
04
Innervation & Vasculature

神経・血管支配の詳細。

橈骨神経の走行:上腕三頭筋への神経支配(VISIBLE BODY引用)

橈骨神経の走行(図引用:VISIBLE BODY)

INNERVATION DETAIL
上腕三頭筋の神経支配:原則と例外

原則:3頭部はすべて橈骨神経(C7・C8)によって支配されます。

例外①:解剖研究では、内側頭の一部が尺骨神経に支配されることが判明しています。橈骨神経麻痺でも内側頭機能が残存するケースがある理由の一つです。

例外②:一部の研究では、長頭が腋窩神経(C5・C6)によって支配されると報告されています。腋窩神経損傷後に長頭の機能評価が必要な根拠です。

血管支配:深上腕動脈(brachial profunda artery)の枝から酸素・栄養が供給されます。

臨床では「橈骨神経麻痺=上腕三頭筋完全麻痺」と短絡的に捉えないことが重要です。損傷部位によっては三頭筋が温存されることがあり、詳細な神経学的評価が求められます。

05
Muscle Fiber Types

筋線維タイプと運動単位の違い。

3つの頭部は同じ「肘伸展筋」でも、担う役割が異なります。筋組織・神経細胞数から推定した平均神経支配比(Motor Neuron比)が、それを端的に示しています。

頭部 神経支配比(本/MN) 主な筋線維タイプ 機能的役割
内側頭 69本/MN Ⅰ型(遅筋)中心 精密・低強度・持続的な肘伸展
長頭 99本/MN ⅠとⅡ型の混合 肘伸展+肩安定(両用途)
外側頭 179本/MN IIb型(速筋)中心 強力・高速・瞬発的な肘伸展
Clinical Relevance
筋線維の違いをリハビリ設計に活かす

内側頭は低負荷・高反復の持続的トレーニングへの反応性が高く、日常動作の巧緻性回復(テーブルに手をつく、物を押す等)に活用できます。

外側頭は高負荷・低反復の瞬発系トレーニングが有効で、車椅子プッシュアップや移乗時の押し上げ動作の強化に直結します。介入目的に合わせて負荷設定を変えることが重要です。

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06
Assessment

評価:触診・短縮テスト・腱反射。

上腕三頭筋の評価は触診・短縮テスト・腱反射の3本柱で構成されます。どれも基本的な手技ですが、3頭部それぞれへの意識を持って行うことで情報量が大きく変わります。

触診の手順

上腕三頭筋3頭部の触診ポイント(Wolters Kluwer引用)

触診のポイント(図引用:Wolters Kluwer)

患者を高座位にし、術者は後方に立ちます。3頭部それぞれに目印を設定してから触診に入ります。

01
内側頭の触診目印:上腕骨内側上顆

上腕骨内側上顆のすぐ上に3本指を置きます。患者に肘伸展しながら体を押し下げる力をかけてもらい、収縮を確認します。

02
長頭の触診目印:後方腋窩直下

上腕骨内顆から後方腋窩に向けてたどり、後方腋窩直下に3本指を置きます。患者に肘を押し下げながら伸展させてもらい、長頭の収縮を触知します。

03
外側頭の触診目印:上腕骨軸中央後外側

上腕骨軸の中央で後外側に3本指を置き、患者に肘伸展を指示します。外側頭は3頭中最も力強い収縮が触知できます。

短縮テスト

肘関節を最大屈曲位にした状態で肩関節を屈曲させます。長頭は二関節筋のため、この肢位で肩屈曲が制限されれば短縮を示唆します。健側と比較して可動域の左右差を確認します。

腱反射(上腕三頭筋反射)

SCORING CRITERIA
上腕三頭筋腱反射の実施手順と判定

テスト脊髄レベル:C6・C7(主にC7)

肢位:肩関節を90度外転させ、同時に肘関節も90度屈曲位に保持します。

打腱部位:肘頭(olecranon)直下の上腕三頭筋腱を反射ハンマーで叩きます。

判定:正常反応は肘関節伸展。亢進はC7上位の上位運動ニューロン障害を、消失・減弱はC7での下位運動ニューロン障害(橈骨神経麻痺等)を示唆します。

07
Intervention

介入:ストレッチ・強化・神経損傷対応。

介入は「短縮・硬さへの対応」「筋力低下への対応」「神経損傷後の対応」の3軸に整理できます。それぞれの目的を明確にしてから選択することが重要です。

Stretch Protocol
上腕三頭筋ストレッチのパラメータ

肢位:肩関節屈曲+肘関節最大屈曲位。長頭は二関節筋のため、この組み合わせで十分な伸張が得られます。

推奨パラメータ:静的ストレッチ30秒保持×3セット、1日2〜3回。(エビデンスレベル:弱く推奨)

脳卒中後の痙縮がある場合は、伸張前にホットパックや温浴で筋温を上げると効果的です。

上腕三頭筋の強化は分離運動と複合運動の2カテゴリに分けて実施します。

Isolation
分離運動
— 上腕三頭筋を単独で強化
Triceps Extension(横向き)
ビハインド・ザ・バック・アームエクステンション
ケーブル・プッシュダウン
スタンディング・キックバック
Compound
複合運動・静的収縮
— 機能的動作との統合
腕立て伏せ(ナロウグリップほど三頭筋優位)
クローズグリップベンチプレス
トライセップスディップス
プルオーバー・ストレートアームプルダウン(静的)
Training Parameters
推奨パラメータ(筋力増強目的)

筋持久力(内側頭狙い):低負荷(1RM 40〜60%)、15〜20回×3セット、週3回。

最大筋力(外側頭狙い):高負荷(1RM 70〜85%)、6〜10回×3セット、週2〜3回。

グリップ幅が狭いほど上腕三頭筋の活動が優位になります。広くなるほど胸筋優位に移行します。(エビデンスレベル:RCT複数)

神経損傷後の対応

EVIDENCE
腋窩神経損傷と上腕三頭筋長頭:早期修復の根拠

臨床的含意:腋窩神経損傷は上腕三頭筋長頭に影響を与えます。そのため腋窩神経損傷が疑われる際は、必ず長頭の機能評価を実施してください。

予後判断:機能低下が確認された場合は予後不良と判断し、3ヶ月以内の早期修復が推奨されています。(エビデンスレベル:SR)

遠位神経移行術:再神経支配には尺骨神経の屈筋支帯枝腋窩神経後枝が一般的に用いられます。どちらも上腕三頭筋の機能回復に有効であると示されています。

腱断裂:上腕三頭筋腱の完全断裂はまれです。蛋白同化ステロイド(筋肥大促進ホルモン)使用者や、伸ばした手での転倒・直接打撃後に発生します。肘後部の痛み・腫脹と、抵抗に逆らった肘伸展不能が主訴となります。

STROKE LAB代表 金子唯史
Message from CEO
「まだできることがある」と、
私は信じています。

脳卒中後に上肢が使えなくなった方に、STROKE LABは徒手技術と脳科学的アプローチで向き合います。「もう回復しない」と告げられた後でも、神経の可塑性はまだ残っています。一度、私たちとご相談ください。

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08
Pitfalls & Clinical Reasoning

Pitfallsと臨床判断のコツ。

上腕三頭筋は「肘を伸ばす筋」という単純なイメージが先行しやすく、その分だけ評価・介入ともに見落としが生じやすい筋です。現場でよく遭遇する3つの罠を整理します。

Pitfalls — Don’t make these mistakes
新人臨床家が陥りやすい3つの罠
!
「橈骨神経麻痺=三頭筋完全麻痺」と決めつける:内側頭の一部は尺骨神経支配を受けます。橈骨神経高位麻痺でも内側頭が機能残存するケースがあるため、必ず3頭部それぞれを個別に評価してください。
!
腋窩神経損傷で長頭の評価を省略する:長頭が腋窩神経支配を受ける可能性があります。腋窩神経損傷後は必ず長頭の機能評価を加えてください。機能低下が確認されれば予後不良として早期(3ヶ月以内)修復を念頭においた多職種連携が必要です。
!
「肘伸展筋=移乗だけの筋」という狭い視点:長頭は肩関節の伸展・内転補助と上腕骨頭保持にも関与します。肩関節不安定性や肩甲上腕関節の評価でも三頭筋長頭を意識してください。

臨床判断の分岐点

Clinical Insight

「まず橈骨神経麻痺の高さを確認しなさい。腋窩より上なら長頭も内側頭も守られる可能性があるから、しっかり個別に評価してから判断しなさい。」

「三頭筋の筋力が低下していても、リーチ練習はできる。肩甲骨周囲筋を使って代償を引き出しながら、三頭筋の回復を待つ組み立てを考えなさい。」

「短縮テストは必ず健側と比較すること。絶対値より左右差が重要だから、初回評価で必ず両側測定する習慣をつけなさい。」

「外側頭は最強の頭部だが、速筋中心ゆえに疲労回復に時間がかかることを忘れずにトレーニング頻度を設定する。」

09
Interprofessional Collaboration

多職種連携と目標設定。

上腕三頭筋の機能回復は、単一職種での取り組みに限界があります。移乗・ADL・職業的作業まで幅広い場面に影響するため、各職種が役割を持って連携することが重要です。

職種 主な役割 具体的な介入例
PT(理学療法士) 筋力・移乗能力の回復 三頭筋強化・車椅子プッシュアップ・移乗動作練習
OT(作業療法士) ADL・上肢巧緻性の回復 リーチ・プッシュ動作の作業課題・自助具検討
医師 診断・外科的適応判断 腋窩神経損傷の早期修復適応・遠位神経移行術の判断
看護師 病棟での機能維持・自主練習サポート 病棟での姿勢管理・移乗時の声かけ・自主トレ確認
MSW(医療ソーシャルワーカー) 退院後の生活環境調整 在宅改修・自費リハビリ継続に向けた情報提供・調整
Goal Setting
目標設定の視点

短期目標(〜4週):触診で3頭部それぞれの収縮確認。肘伸展MMT 3以上(重力に抗して伸展可能)。

中期目標(〜3ヶ月):車椅子からベッドへの移乗時に上肢を補助として使用できる。MMT 4以上。

長期目標:日常のプッシュ動作(ドアを押す・台から立ち上がる等)が自立して行える。神経損傷例では3ヶ月で修復検討、その後の筋力回復を継続評価。

10
FAQ

よくある質問。

Q.上腕三頭筋の3頭部はすべて同じ神経に支配されていますか?
A.

原則としてすべて橈骨神経(C7・C8)に支配されます。しかし例外があり、内側頭の一部は尺骨神経支配を受けることが解剖研究で判明しています。

また長頭の一部は腋窩神経(C5・C6)支配の報告もあります。橈骨神経麻痺でも三頭筋機能が一部残存するケースがある理由の一つです。

Q.上腕三頭筋腱反射はどの脊髄レベルをテストしますか?
A.

主にC7を反映します(C6も関与)。検査は肩・肘をそれぞれ90度外転・屈曲位にして、肘頭直下の腱を打腱ハンマーで叩きます。

反射亢進はC7より上位の上位運動ニューロン障害、消失・減弱はC7レベルの下位運動ニューロン障害(橈骨神経麻痺等)を示唆します。

Q.長頭・外側頭・内側頭の機能の違いは何ですか?
A.

3頭部は同じ「肘伸展」を担いますが役割が異なります。外側頭(速筋中心・179本/MN)は強力な瞬発力、内側頭(遅筋中心・69本/MN)は精密で持続的な伸展を担います。

長頭(混合型・99本/MN)は肘伸展に加え、肩関節の伸展・内転補助と上腕骨頭保持にも働く唯一の二関節筋です。

Q.腋窩神経損傷で上腕三頭筋を評価すべき理由は?
A.

長頭は腋窩神経支配を受ける可能性があるため、腋窩神経損傷後は長頭の機能低下が生じることがあります。見落とすと予後不良の見逃しにつながります。

長頭の機能低下が確認された場合は、3ヶ月以内の早期神経修復が推奨されます。医師への速やかな情報共有が重要です。

Q.上腕三頭筋のストレッチ方法と推奨パラメータは?
A.

肩関節屈曲+肘関節最大屈曲位で上腕三頭筋(特に長頭)を効果的に伸張できます。長頭は二関節筋のため、この組み合わせが最も有効です。

推奨パラメータは静的ストレッチ30秒保持×3セットを1日2〜3回です。痙縮がある場合はストレッチ前にホットパックや温浴で筋温を上げると効果的です。

Q.上腕三頭筋腱断裂はどのような状況で起こりますか?
A.

上腕三頭筋腱断裂はまれです。主に蛋白同化ステロイド(筋肥大促進ホルモン)使用者や、伸ばした手での転倒・腱への直接打撃によって発生します。

症状は肘後部の痛みと腫脹、抵抗に逆らった肘伸展不能、破裂感です。疑われる場合は速やかに整形外科的診断を仰ぐ必要があります。

11
Our Program

STROKE LABのプログラム。

STROKE LABは、脳卒中後の麻痺や上肢機能障害に特化した自費リハビリ施設です。脳科学に基づく徒手技術と個別プログラムで、「もう回復しない」と言われた後の変化を目指します。

Strengths
STROKE LABの強み
— 脳神経系リハビリ専門
脳科学×徒手技術の融合アプローチ
完全マンツーマンの個別プログラム
経験豊富なセラピストが直接担当
保険リハビリ終了後も継続支援
What We Can Do
取り組める内容
— 上肢・手指から歩行まで
上肢麻痺・手指巧緻性の回復
移乗・ADL動作の自立支援
歩行・バランス改善
ご家族・介護者へのホームエクササイズ指導

— STROKE LABでの上肢リハビリの実際の様子です。

Voice from Mentors

「上腕三頭筋は地味に見えるが、車椅子生活の方にとっては移乗・プッシュアップの要。しっかり3頭部を評価してから介入設計する癖をつけなさい。」— PT・経験18年・上肢リハビリ専門

「橈骨神経麻痺の患者さんで、内側頭だけ収縮が残っていることがある。最初から三頭筋全体で諦めず、残存機能を丁寧に探ることが回復の糸口になる。」— OT・経験12年・神経疾患専門

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Message from CEO
上肢の回復への道は、まだ続いています。
諦めないでください。

STROKE LAB代表 金子唯史 ポートレート

「もうこれ以上は回復しない」と告げられた後でも、神経の可塑性(神経が変化する力)は残っています。適切な刺激と繰り返しによって、脳と筋肉のつながりは再構築されていきます。

上腕三頭筋ひとつをとっても、3つの頭部それぞれに異なる可能性があります。残存機能を丁寧に引き出すアプローチが、生活の質を変える第一歩になります。

私たちSTROKE LABは、脳卒中後のご本人とご家族に寄り添い、回復への道を一緒に歩みます。まずは無料相談で、現在の状態と可能性についてお聞かせください。

株式会社STROKE LAB
代表取締役 金子 唯史

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References

参考文献。

01Standring S. Gray’s Anatomy: The Anatomical Basis of Clinical Practice. 42nd ed. Elsevier. 2021.
02Sforza C et al. Three-dimensional analysis of active head and cervical spine range of motion. Gait Posture. 2002;15(3):280-286.
03Macchi V et al. Branching patterns of the medial cutaneous nerve of the forearm. Clin Anat. 2019;32(4):476-485.
04Payne E et al. The triceps brachii muscle: functional anatomy and clinical relevance. J Hand Surg. 2020;45(6):568-575.
05Johanson ME et al. Motor units of the triceps brachii in human subjects. Muscle Nerve. 2018;58(4):541-547.
06Thibaut A et al. Spasticity after stroke: physiology, assessment and treatment. Brain Inj. 2013;27(10):1093-1105.
07Disselhorst-Klug C et al. Non-invasive approach to motor unit characterization: muscle structure, physiological basis, and technical aspects. J Biomech. 2009;42(14):2225-2230.
08Bertelli JA et al. Nerve transfers for restoration of elbow flexion and extension in patients with tetraplegia. J Neurosurg. 2021;134(4):1141-1148.
09金子唯史. 脳卒中の動作分析. 医学書院. 2018.

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