【2026年】肩関節 整形外科テスト 肩峰下滑液包炎など ニアテスト、スピードテスト、ヤーガソンテスト、ホーキンステスト など
脳卒中後の肩の痛みを、整形外科テストで特定する。
脳卒中後の肩の痛みは、麻痺だけが原因ではありません。回旋筋腱板・インピンジメント・関節不安定症など整形外科的な局所病変が混在していることを知っていますか。この記事では脳神経系リハビリに応用できる17の整形外科テストを、感度・特異度とともに体系的に解説します。
— STROKE LAB代表・金子唯史による肩の整形外科テスト解説。脳卒中リハビリへの応用を中心に説明しています。
要点5項目。
臨床現場での出会い:「麻痺のせい」で片付けていませんか。
左上肢に軽度の痙性麻痺(Brunnstrom stage IV)。担当セラピストは「麻痺による筋出力低下が原因」と判断し、上肢機能訓練を継続していたが、3ヶ月後も肩の痛みが改善しない。
再評価でHawkins-Kennedy testが陽性。画像検査で棘上筋の部分断裂が確認された。整形外科的アプローチに切り替えたところ、4週間で疼痛が著明に改善した。
脳卒中後の肩の痛みには局所の整形外科的病変が関与していることがあります。整形外科テストの引き出しを持つことで、見逃されていた痛みの原因に気づけるようになります。
本記事は、スタンフォード大学スポーツ専門医ブリンダ・クリストファー(Brinda Christopher, MD)の情報を参考に、多くの査読論文と照らし合わせて構成しています。整形外科を苦手と感じている神経系セラピストに向けた実践的な解説です。
— ご本人・ご家族の状況を丁寧にお伺いします
一度私たちに相談してください。
STROKE LABは脳卒中・神経疾患に特化した自費リハビリ施設です。肩の痛みを含む複合的な問題に、神経系の専門知識と整形外科的視点を組み合わせてアプローチします。まずは無料相談でご状況をお聞かせください。
脳卒中後肩痛の疫学と原因分類。
肩の痛みは脳卒中の一般的な合併症であり、発生率は16%〜72%と報告されています。慢性期に入ってからも新たに発症するケースがあり、QOLを著しく低下させます。
原因として報告されているのは、①肩甲上腕関節の亜脱臼、②肩のスパズム(筋痙縮)、③筋インピンジメント(肩峰と腱板の衝突)、④軟部組織の外傷、⑤腱板断裂、⑥肩甲上腕関節包炎(凍結肩)、⑦上腕二頭筋腱炎および肩手症候群(複合性局所疼痛症候群の一型)です。
これらは単独で生じることもあれば複数が重なっていることも多く、評価の引き出しを増やすことで適切な介入につなげられます。
静的姿勢評価と全般的運動評価:テスト前の必須ステップ。
個別の整形外科テストを行う前に、全体的な姿勢と動作を評価することが重要です。「木を見て森を見ず」にならないよう、まず大きな絵を把握してから局所評価に移りましょう。
静的姿勢評価:3方向からの観察
前面・側面・背面の3方向から系統的に評価します。確認すべき項目は、鎖骨の位置・肩峰の高さ・筋のボリューム(特に三角筋)・肩甲骨の非対称性・肩甲骨の内外旋です。肩甲胸郭関節上での動きを3次元的に捉えることを心がけてください。

全般的運動評価:7つの観察軸
動的評価では①アライメント、②運動パターン、③可動性、④タイミング、⑤スピード、⑥力、⑦姿勢制御の7軸を確認します。
肩関節屈曲・外転・内外旋・伸展の各方向で、代償動作(体幹側屈、骨盤の代償、肩甲胸郭関節の代償)が生じていないかを確認します。肩甲骨の位置に非対称性がある場合は、後述する個別テストに移行します。
肩甲上腕リズムと機能解剖:評価の土台知識。
上肢と肩甲骨の動きの比率のことで、肩甲骨1°に対し上腕骨2°の割合(2:1)で動くのが正常です。
肩甲骨が外側へ行き過ぎる・動きが遅延するなどの乱れがあると、可動域制限や疼痛につながります。患側だけでなく健側も必ず評価し、左右差を確認してください。素肌から評価すると肩甲骨内側縁・下角の動きをより正確に把握できます。
回旋筋腱板(ローテーターカフ)の基本
回旋筋腱板(ローテーターカフ:肩関節を安定させる棘上筋・棘下筋・小円筋・肩甲下筋4筋の総称)は肩関節安定化の要です。棘上筋は肩甲骨棘上窩から大結節に付着し、棘下筋は棘下窩から大結節外側に付着します。これらの筋・腱の損傷を個別に評価することが、介入の方向性を決める鍵になります。
回旋筋腱板・インピンジメント評価テスト:感度・特異度付き解説。
回旋筋腱板と肩峰下インピンジメント(肩峰と腱板が衝突して痛みが生じる状態)の評価テストを解説します。感度・特異度を理解し、目的に応じて使い分けてください。
棘上筋テスト(Supraspinatus Test)

【検査肢位】座位・立位。肩関節外転90°、水平内転30°、肘伸展、肩関節外旋位。
【方法】この肢位で検査者が下方に抵抗をかけます。外旋位と内旋位の両方で実施します。肢位の保持能力も評価の一つです。
【判定】棘上筋部分に疼痛が出現すれば陽性。棘上筋の損傷を疑います。外旋・内旋で筋活動が異なるため両方の肢位で評価することが重要です。
Jain NB ら(2017):Am J Phys Med Rehabil. 96(3):176. n=143肩。特異度0.81と高く、陽性の場合は棘上筋損傷の可能性が高いと判断できます。
棘下筋テスト(Infraspinatus Test)

【検査肢位】座位・立位。肩関節外旋位。
【方法】検査者が内旋方向に抵抗をかけます。
【判定】棘下筋・小円筋部分に疼痛が生じれば陽性。棘下筋の損傷を疑います。外旋コントロールは高度な動きであるため、わずかな痛みや弱さも見逃さないように評価してください。
Gerber’s Lift-Off Test(リフトオフテスト)

【方法】肩関節伸展・内旋位(背中に手を回した状態)から手を背中から離します。検査者が手に圧力をかけている間その姿勢を保持できるかを評価します。左右を比較します。
【判定】抵抗できない・代償(肘や肩の伸展)が生じれば陽性。肩甲下筋の損傷を疑います。
Kappe T ら(2018):Knee Surg Sports Traumatol Arthrosc. 26(1):176-181. 特異度0.98と極めて高く、陽性ならほぼ肩甲下筋損傷と確定できます。ただし感度が低いため陰性でも損傷を除外できない点に注意。
前鋸筋・肩甲下筋の検査(Wall Push-Up Test)

【方法】立位で両手を壁につき、腕立て動作(壁プッシュアップ)を行います。
【評価ポイント】翼状肩甲(肩甲骨が浮き上がる状態)や過剰な非対称性の有無を確認。この動作には足関節可動域・バランスも関与するため、セラピストが支えながら実施します。体幹・股関節・足関節の問題も同時に観察してください。
Neer’s Test(ニアーテスト):インピンジメント評価

【方法】①上肢を受動的に内旋・回内させます。②肩甲骨に手を添えて安定させます。③肩関節屈曲運動を他動誘導します。
【判定】痛みが出現すれば陽性。肩峰下インピンジメントを疑います。
Hegedus EJ ら(2012):Br J Sports Med. 46(14):964-978. システマティックレビュー。感度0.72はスクリーニングに有用ですが、特異度0.60と低いため単独での確定診断には不向きです。
Empty Can Test(エンプティキャンテスト):感度最高水準

【肢位】肩甲骨面での外転90°、水平内転30°、肘伸展、上腕内旋・前腕回内(母指が下を向いた「空き缶を逆さにした」姿勢)。
【方法・判定】セラピストが上腕に下方向の抵抗をかけます。抵抗に伴う疼痛または筋力低下が認められれば陽性。肩峰下インピンジメント・棘上筋損傷を疑います。
Ackmann T ら(2019):Musculoskelet Surg. 感度0.88と本テスト群の中で最も高く、スクリーニング目的での使用が推奨されます。ただし特異度0.58と低いため、陽性でも他テストとの組み合わせが必須です。
Hawkins-Kennedy Test(ホーキンスケネディテスト)

【肢位】座位・立位。肩関節外転90°、肘関節90°屈曲位。検査者は肩甲骨をしっかり安定させます。
【方法】検査者が受動的に内旋させます。
【判定・注意点】疼痛が認められれば陽性。肩峰下インピンジメントを疑います。検査時に肩甲骨の挙上・前傾(代償)が出やすいため、強制的な内旋は避け筋緊張を踏まえたデリケートな誘導が必要です。
Park HB ら(2005):J Bone Joint Surg Am. 87(7):1446-1455. 感度・特異度ともに研究間のばらつきが大きく、単独での解釈は慎重に行う必要があります。
二頭筋腱・不安定症・肩鎖関節・SLAP損傷の評価テスト。
上腕二頭筋長頭腱(LHB)・肩関節不安定症・肩鎖関節病変・関節唇上部損傷(SLAP)を評価するテスト群です。それぞれの解剖学的背景を理解してから実施してください。
Speed’s Test(スピードテスト):上腕二頭筋長頭腱病変

【肢位】肩関節90°屈曲・外旋、肘伸展、前腕回外位。
【方法】検査者が肘より遠位部で下方向に圧をかけます。
【判定】結節間溝(上腕二頭筋腱が通る溝)に疼痛が生じれば陽性。上腕二頭筋長頭腱の損傷またはSLAP損傷を疑います。
Holtby R, Razmjou H(2004):Arthroscopy. 20(3):231-236. 感度が低く陰性でも二頭筋腱病変を除外できません。他テストとの組み合わせが必要です。
Yergason’s Test(ヤーガソンテスト):上腕二頭筋長頭腱病変

【肢位】肘関節90°屈曲・前腕回内位。検査者は結節間溝に触れた状態で待機。
【方法】被験者が前腕を回外しようとする動きに、検査者が手関節部で回内方向に抵抗をかけます。
【判定】結節間溝部に疼痛が生じれば陽性。上腕二頭筋長頭腱の損傷を疑います。感度0.43 / 特異度0.79(Holtby R et al., 2004)。
Sulcus Sign(サルカスサイン):肩関節不安定症

【方法】肩甲骨を固定しつつ肘より近位を把持して下方へ牽引します。内外旋位でも実施します。
【判定】肩峰下の隙間が2cm程度以上あれば陽性。肩関節不安定症を疑います。下方牽引は疼痛を助長する可能性があるため、注意しながら実施してください。
Shoulder Apprehension Test(アプリヘンジョンテスト):特異度0.99

【肢位】背臥位。肩関節外転・外旋位、肘関節90°屈曲。
【方法】後方から上腕骨頭を把持し前方に圧をかけながら肩関節外旋運動を行います。
【重要】陽性反応は「疼痛」ではなく「不安定感・抜けそう感」です。不安感が陽性反応です。陽性者に対し前方から骨頭を安定させて外旋すると不安感が消える場合、肩関節不安定症・反復性肩関節脱臼と判断します。
Flynn TW ら(2008):Evidence in Motion. 特異度0.99と極めて高く、陽性であれば肩関節不安定症をほぼ確定できます。感度0.53と低いため陰性でも除外はできません。
Scarf Test(スカーフテスト):肩鎖関節病変

【方法①】肩関節90°屈曲・肘関節90°屈曲位から、反対側の肩甲骨まで強制的に水平内転させます(スカーフ=マフラーを巻くような動作)。肩鎖関節に疼痛が生じれば陽性。
【別法②】肩関節外転150〜180°の範囲は肩鎖関節にストレスがかかりやすいゾーンです。窮屈さや痛みが生じれば肩鎖関節損傷の可能性あり。感度0.77〜1.00、特異度0.79(Huijbregts PA)。
O’Brien Test(オブライエンテスト):SLAP損傷

【肢位】肩関節90°屈曲・10〜15°水平内転・内旋・前腕回内位。
【方法】検査者が下方に抵抗をかけ、次に肩関節中間位に戻し同様に実施します。
【判定】関節唇部に疼痛・クリック音が認められた場合陽性。中間位での実施でクリック音・疼痛がなければ陽性と判断します。関節唇上部(SLAP)損傷を疑います。感度63〜94%、特異度28〜73%(Ebinger N et al., 2008)。
Crank Test(クランクテスト):SLAP損傷

【肢位】背臥位または座位。肘関節90°屈曲・肩関節外転位。
【方法】検査者が内旋・外旋運動を繰り返します。
【判定】特に外旋位での疼痛・クリック音が出現すれば陽性。関節唇上部損傷を疑います。感度0.40 / 特異度0.73(Guanche CA, Jones DC, 2003)。
Parentis MA ら(2006):Am J Sports Med. 34(2):265-8. O’Brien’s Testの感度・特異度は大きくばらつき、SLAP損傷を正確に診断できる単一テストは存在しないと報告。
Ebinger N ら(2008):Arthroscopy. 24(5):500-5. O’Brien’s Test特異度28〜73%、感度63〜94%。Speed’s・O’Brien・Crankの3テストを組み合わせて判断することを推奨します。
整形外科テスト 感度・特異度 比較一覧
| テスト名 | 感度 | 特異度 | 対象病変 |
|---|---|---|---|
| 棘上筋テスト | 0.70 | 0.81 | 棘上筋損傷 |
| Gerber’s Lift-Off | 0.35 | 0.98 | 肩甲下筋損傷 |
| Neer’s Test | 0.72 | 0.60 | 肩峰下インピンジメント |
| Empty Can Test | 0.88 | 0.58 | インピンジメント/棘上筋 |
| Hawkins-Kennedy | 0.62〜0.92 | 0.25〜1.00 | 肩峰下インピンジメント |
| Speed’s Test | 0.32 | 0.75 | LHB腱/SLAP |
| Yergason’s Test | 0.43 | 0.79 | LHB腱損傷 |
| Apprehension Test | 0.53 | 0.99 | 肩関節不安定症 |
| Scarf Test | 0.77〜1.00 | 0.79 | 肩鎖関節病変 |
| Crank Test | 0.40 | 0.73 | SLAP損傷 |

一緒に形にしましょう。
脳卒中後の肩の痛みは、適切な評価と介入で改善できることが多くあります。STROKE LABでは神経系の専門知識と整形外科的アプローチを組み合わせた個別プログラムをご提供しています。まずは無料でご相談ください。
多職種連携と情報共有:評価結果を活かすチームアプローチ。
整形外科テストの結果はセラピスト一人で抱え込まず、チーム全体で共有することが重要です。各職種の役割を理解することで情報共有の精度と介入の質が上がります。
多職種連携における役割分担
| 職種 | 肩の痛みに関する主な役割 |
|---|---|
| PT | 整形外科テスト実施・ROM評価・肩甲骨安定化訓練・姿勢改善アプローチ |
| OT | ADL場面での肩使用状況の確認・補助具の検討・疼痛を誘発しない動作指導 |
| 看護師 | 良肢位保持・安静時ポジショニング・疼痛NRS記録・痛み増悪時の報告 |
| 医師 | 画像診断(X線・MRI・超音波)・腱板断裂の確認・注射療法・鎮痛薬処方 |
| MSW | 退院後の住環境調整(手すり・スリング等)・福祉用具の調整・介護負担軽減 |
「整形外科テストの結果は医師への報告書に数値で記載してください。『Hawkins-Kennedy test陽性・感度0.62〜0.92・肩峰下インピンジメント疑い』と書くと、画像オーダーの根拠になります。」
「看護師とのポジショニング情報共有を忘れずに。夜間の姿勢が不適切なだけで日中のリハビリ効果が半減することがあります。」
臨床の落とし穴と判断のコツ
整形外科テストを誤って適用すると、不必要な疼痛誘発や誤った診断につながります。以下の3つの罠を事前に知っておくことでリスクを最小化できます。
「まずEmpty can test(感度0.88)で広く拾い、陽性なら棘上筋テスト(特異度0.81)やGerber’s(特異度0.98)で絞り込む。これが腱板評価の定石です。」
「感度・特異度の数値を暗記するより『このテストは見逃さないためのものか、確定するためのものか』を理解することの方がずっと大切です。」
テスト結果から介入戦略へ:予後とゴール設定。
評価テストの結果を介入に結びつけるには、病変の性質ごとにアプローチを変える必要があります。以下の枠組みを活用してください。
インピンジメント系は早期介入(4〜8週)で改善が期待できます。腱板断裂・SLAP損傷・反復性脱臼は保存療法に加え整形外科医との連携が必要です。脳卒中後の肩手症候群が疑われる場合は疼痛管理・浮腫コントロールが最優先になります。
「この評価でどこまで改善可能か」を患者・家族に説明するためにも、テストの結果を予後説明に活用してください。
よくある質問:新人臨床家の疑問に答えます。
重度の麻痺がある場合は適用困難ですが、軽度麻痺・非麻痺側の肩痛・パーキンソン病の方には有効です。
脳卒中後の16〜72%に肩の痛みが生じるとされており、Brunnstrom stage IV以上を目安に慎重に適用することで、痛みの原因特定が可能になります。
感度は「病態があるときに陽性になる確率(見逃さない力)」、特異度は「病態がないときに陰性になる確率(誤診しない力)」です。
スクリーニングには感度の高いテスト(Empty can test: 感度0.88)を最初に行い、陽性が出たら特異度の高いテスト(Gerber’s: 特異度0.98、Apprehension: 特異度0.99)で絞り込むのが基本です。
上腕骨と肩甲骨が協調して動く比率のことで、正常では上腕骨2°の動きに対して肩甲骨が1°動きます(2:1の比)。
この比率が崩れると可動域制限や疼痛につながります。静的評価で肩甲骨の位置を確認し、動的評価で肩関節外転・屈曲時のリズムを観察してください。素肌からの評価で肩甲骨の動きがより正確に把握できます。
Ackmann Tら(2019)の報告によるとEmpty can testの感度は0.88と高く、棘上筋・棘下筋損傷のスクリーニングに最も有用です。
ただし特異度は0.58と低いため、陽性でも他のテストと組み合わせた総合的な判断が必要です。「感度が高い=スクリーニング向き」「特異度が高い=確定診断向き」という原則を覚えておいてください。
Parentis MAら(2006)の研究では、単一のテストでSLAP損傷(関節唇上部損傷:上腕二頭筋腱が付着する肩関節内の軟骨部分の損傷)を正確に診断できるものはないと報告されています。
Speed’s test・O’Brien test・Crank testを組み合わせて複数の陽性所見から総合的に判断することが推奨されます。最終的な確定には画像診断(MRI関節造影)が必要です。
原因によってアプローチが異なります。整形外科テストで原因を絞り込んだ後、インピンジメントなら肩甲骨安定化訓練・可動域改善、不安定症なら回旋筋腱板の強化、関節唇損傷なら動作パターンの修正を優先します。
医師・看護師・PT・OTの多職種連携で早期から介入することが重要です。自費リハビリ施設での継続的な介入により慢性期の改善が期待できるケースも多くあります。
STROKE LABのプログラム。
STROKE LABは脳卒中・神経疾患に特化した自費リハビリ施設です。「病院でのリハビリが終わった後も、もっとよくなりたい」というご本人・ご家族の想いに、脳神経系の専門知識と徒手技術を組み合わせてお応えします。肩の痛みのような複合的な問題にも、整形外科的な視点を持ったセラピストが対応します。
— STROKE LABでの脳卒中リハビリにおける肩の痛みの対処方法を提示しています。
「脳卒中患者さんの肩の痛みは、麻痺の問題と局所の問題が重なっていることがほとんどです。整形外科テストを系統的に使うことでどちらが主な原因かを整理できます。焦らず一つずつ確認していきましょう。」— PT・臨床経験15年・神経系リハビリ専門
「感度と特異度の数値を暗記するより『このテストは何を見逃さないためのものか』と問いながら使う方が臨床判断が格段に速くなります。スクリーニング→絞り込みの順番を身体に染み込ませてください。」— OT・臨床経験10年・整形外科・神経系兼任
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諦めないでください。

脳卒中後に肩の痛みが続いている方、「麻痺のせいだから仕方ない」と言われ続けてきた方。その痛みには、適切な評価と介入で改善できる原因が隠れているかもしれません。
STROKE LABでは神経系の専門知識と整形外科的なアプローチを組み合わせて、一人ひとりの原因を丁寧に特定した上で介入します。慢性期でも変化は起きます。
まずは無料相談で、現在の状況をお聞かせください。何ができるかを一緒に考えます。
代表取締役 金子 唯史
参考文献。

1981 :長崎市生まれ 2003 :国家資格取得後(作業療法士)、高知県の近森リハビリテーション病院 入職 2005 :順天堂大学医学部附属順天堂医院 入職 2015 :約10年間勤務した順天堂医院を退職 2015 :都内文京区に自費リハビリ施設 ニューロリハビリ研究所「STROKE LAB」設立 脳卒中/脳梗塞、パーキンソン病などの神経疾患の方々のリハビリをサポート 2017: YouTube 「STROKE LAB公式チャンネル」「脳リハ.com」開設 2022~:株式会社STROKE LAB代表取締役に就任 【著書,翻訳書】 近代ボバース概念:ガイアブックス (2011) エビデンスに基づく脳卒中後の上肢と手のリハビリテーション:ガイアブックス (2014) エビデンスに基づく高齢者の作業療法:ガイアブックス (2014) 新 近代ボバース概念:ガイアブックス (2017) 脳卒中の動作分析:医学書院 (2018) 脳卒中の機能回復:医学書院 (2023) 脳の機能解剖とリハビリテーション:医学書院 (2024) パーキンソン病の機能促進:医学書院 (2025)