パーキンソン病  – STROKE LAB 東京/大阪 自費リハビリ | 脳卒中/神経系

パーキンソン病 セラピー

神経系難病の方へ

 

STROKE LABで期待できること

  • 病院で十分に扱えないことも多い、手足の繊細な動きへのアプローチ支援
  • 担当者の知識・経験に基づいた、質の高いサポートへの期待
  • 生活自立に加え、生活の質をより高めるための機能向上支援
  • 異常筋緊張や疼痛や浮腫の可能な限りの緩和・消失
  • 構音・嚥下機能を、局所だけでなく姿勢全体からとらえ直す取り組み
  • 体幹機能やバランスの安定をめざし、転倒リスクを減らすサポート
  • パーキンソン病の方とご家族・介護者への教育・情報共有
  • L-dopaなど薬物治療の効果を活かしやすくするための環境づくりと練習支援

上肢~足先まで機能向上・維持へのリハビリ支援

当施設では、生活の自立だけでなく、日常生活で必要となる細かな動作へのサポートも大切にしています。パーキンソン病の方においては、薬物療法に加えて適切な運動や学習の取り組みが、日常生活を維持・向上する上で重要とされています。STROKE LABでは、個別の評価に基づき、上肢から足先・体幹までを対象に、経験豊富なスタッフが繰り返しの練習を支援します。これにより、利用者の方が持つ力を引き出し、可能な限り自立した生活を続けられるようサポートしています。

多様な道具と熟練した技術を駆使

当施設では、独自の道具や体幹への工夫を通じて、姿勢のつながりを意識しやすくする取り組みを行っています。姿勢筋が連動して働くためには、繊細なタッチや道具の活用が重要です。背臥位・座位・立位・歩行・ADLといった多様な場面で課題を整理し、上肢・下肢・体幹の3つの構造を中心に、利用者の方が取り組みやすいアプローチをサポートしています。

セラピーについて

  • STROKE LABの取り組みは、姿勢連鎖に基づき運動のしやすさを高めることを目指しています。一般的なマッサージや筋力トレーニング、歩行練習とは異なり、適切な感覚刺激や細かな姿勢調整、筋膜への働きかけを組み合わせています。特に着目するのは脳と神経系です。そのため、特殊な道具の活用や経験に基づいた徒手的アプローチを重ね、神経系の働きを引き出しやすくする工夫を行っています。

  • STROKE LABの取り組みは、通常の学校教育や病院勤務だけでは得られにくい、イギリスでの経験を踏まえた専門的な知識と実践に基づいています。これらを活かせるようになるまでには、多くの学習・練習・臨床経験が必要とされます。そのため当施設では、スタッフ同士の勉強会や、顧問による臨床現場での直接指導を取り入れ、週に数時間を教育のために投資しています。常に学び続ける体制を整えることで、利用者の方に安心して取り組んでいただける環境づくりを目指しています。

  • STROKE LABでは、各担当者によるサポート内容や取り組みの方向性が一貫するよう、初回や定期的に代表の金子や副代表丸山が確認を行っています。これにより、担当スタッフのサポート方針に対する不安を解消できる体制を整えています。基本的には1担当制で継続的に関わりますが、ご希望があれば担当スタッフの変更にも対応可能です。

効果動画

  • パーキンソン病で姿勢変形が生じている方の60分変化動画です。
    姿勢が変化し痛みも軽減しました。

  • 脳卒中を含めたSTROKE LAB変化動画一覧です。
    慢性期であってもリハビリにて変化します。

  • パーキンソン病により姿勢が傾き、転倒しやすくなった方の変化を映した動画です。
    継続的な取り組みや適切なサポートがあることで、歩行を含めた日常生活のしやすさや活動の幅を維持・向上させやすくなります。

料金について

基本料金(税込)
60分 ¥19,800
延長30分 +¥9,900
訪問

+ ¥5,500(往復30分以内~)

→訪問リハビリの詳細はこちら

 

 

パーキンソン病で見ておくべき解説動画

  • パーキンソン病に特有の運動障害を評価する動画です。初期症状など見落としやすいポイントを解説します

  • 長期的な視点でパーキンソン病の認知機能障害や予防方法を解説します

     

  • 最新のパーキンソン病の原因や介入について解説します

  • すくみ足の原因と対策について解説します

【パーキンソン病 特化型】
STROKE LABセラピーの目的

  • 歩行機能を維持し、健康寿命につなげるためのサポート

  • 生活の質を高めるために、機能と自立性を維持・向上できるよう工夫

  • 運動能力を引き出すエクササイズや、動作の工夫を支援

  • 異なる動作パターンや姿勢を整理し、より動きやすくする工夫

  • 筋力と関節の柔軟性を高めるための取り組み

  • 姿勢やバランスを整え、転倒のリスクを減らすサポート

  • 呼吸を整え、効果的な排痰を促しやすくする取り組み

  • パーキンソン病の方と介護者・ご家族への教育・情報共有

  • 薬物療法と両立しやすい環境づくりや活動支援

STROKE LABでは、背臥位・座位・立位・歩行・ADLといった場面で課題を整理し、取り組みを支援しています。最初に代表の金子が詳細な評価を行い、個々の状況に応じたサポートの方針を立てています。

パーキンソン病に対するリハビリでは、脳神経系や身体機能に関する課題を的確に捉える評価力と、正しい運動感覚を再学習していくための繊細な技術が必要です。成果を感じやすく継続していくには難しさも伴うため、“専門的な知識と経験を持つ療法士”による支援が望ましいとされています。

また、ご本人が正しい知識を持ち、自らリハビリや工夫に取り組むことも、より良い変化を目指すうえで非常に重要です。

STROKE LABのスタッフは、動作分析を通じて課題と目標とのギャップを把握し、改善に向けた工夫を考える力に定評があります。

経験豊富なスタッフが「理想のパフォーマンス」に近づけるよう、原因の整理と目標の共有を丁寧に行いながらサポートに取り組んでいます。ぜひ一度、STROKE LABの取り組みをご体験ください。

 

◆ パーキンソン病とはどんな病気ですか?

パーキンソン病の症状

▫️イギリスの医師であるジェームス・パーキンソンが1817年に振戦麻痺と初めて記載したのが始まりです。

▫️パーキンソン病は、人の動きに悪影響を与える慢性かつ進行性の神経系疾患です。症状は徐々に進行し、片手のわずかな震えから始まることが多いです。また、パーキンソン病は、振戦やゆっくりとした動きを経験することがあり、これは寡動症または全く動けなくなると無動症と呼ばれています。また、病気が進行すると姿勢反射障害を呈し、転倒しやすくなります。

▫️姿勢は前屈前傾姿勢を取りやすくなり、表情が見られなくなる仮面様顔貌、また歩行では進行と共にすくみ足が見られ、距離が伸びると突進様の歩行となりやすくなります。

▫️運動症状以外に、うつ状態や便秘・起立性低血圧などをはじめとする自律神経症状、さらに後期では認知機能の低下も呈しやすくなります。

パーキンソン病に関する記事詳細はコチラ

◆ パーキンソン病の原因は何ですか?

パーキンソン病に関する動画詳細はコチラ

▫️原因は解明されていません。現在、新たな研究により、パーキンソンは遺伝子の変化と環境要因が組み合わさって発症することが明らかになっています。

▫️稀に家族性に発症することはありますが、食事や地域性など、原因となる特別な理由はありません。患者さんの多くは孤発性で遺伝性を示しません。

▫️パーキンソン病のドーパミン作動性ニューロンの著しい減少が原因の疾患です。このニューロンは体を動かしたり、感情、依存症、ストレスに重要な役割を果たしています。

◆パーキンソン病はどのような過程をたどりますか?

▫️純粋なパーキンソン病は進行がゆっくりです。

確定診断を可能にするほど症状が明確になった後でも、重度の障害に悩むまでに通常は数年から10年以上かかります。

さらに症状を緩和させる治療法もあり、症状が生活の質(QOL)に重大な影響を及ぼすまでに10年以上経過することもあります。

パーキンソン病進行過程

▫️パーキンソン病は片手または片足から始まることが多く、その過程は図のようにN型またはZ型のように進行していくのが一般的です。

◆ パーキンソン病とはどのように診断されますか?

▫️⑴ 振戦 ⑵ 固縮 ⑶ 無動 ⑷ 姿勢反射障害 の4大症状のうち、2つ以上あると「パーキンソン症候群」と診断されます。

様々なパーキンソン症状を呈する病気があるため、パーキンソン病とこの時点で診断は出来ません。

例えば、進行性核上性麻痺の患者様でも類似したパーキンソン症状を呈しますが、頭頸部が後屈しやすく、鑑別ポイントとなるなど他疾患との鑑別をおこなっていきます。

▫️パーキンソン病では、他の病気と違い“左右差がある“というのが大きな鑑別ポイントとなってきます。

▫️Lドーパまたはドパミンアゴニストにて明らかな症状の改善を認めるということが重要となります。薬剤が効かない場合は、他の症候群であることが言えます。

▫️頭部CTまたはMRI所見に他の異常所見がないかということも鑑別に重要となります。

◆ パーキンソン病にはどのような治療方法がありますか?

パーキンソン病は原因がはっきり分かっていないため、現在のところ「完全に治す」方法は見つかっていません。

しかし、他の疾患と比べても研究や医療技術の進歩が著しく、薬の開発や医療機器の進展によって長く生活される方も増えています。医療的な対応の基本は、ドパミン製剤や抗コリン作動薬を中心とした薬物による管理と、リハビリテーションの併用とされています。また、状況によっては外科的な対応が検討されることもあります。

薬物を使った対応をいつから始めるかについては、開始すると継続的な服用が必要となり、副作用の可能性も考慮しなくてはなりません。そのため、日常生活に大きな支障が出ていない場合は、医師によって経過観察とされることもあります。

◆パーキンソン病発症後の早期リハビリの重要性とは?

パーキンソン病などの難病は進行性の病態ですが、研究の中では、適切なリハビリテーションへの取り組みが歩行機能や認知機能の維持に役立つ可能性があることが報告されています。ストロークラボでは、専門的な知識を持つスタッフが、一人ひとりに合わせたサポートを行い、安心して取り組める環境づくりを大切にしています。

◆パーキンソン病の治療にリハビリはどのように役立ちますか?

パーキンソン病のリハビリでは、運動や動作の戦略を取り入れることで、運動性の向上や姿勢の安定、筋力や関節の柔軟性をサポートし、生活の質を維持・向上させることにつながります。

「姿勢やバランスを整える」取り組みは、転倒リスクの軽減に役立ちます。また、呼吸パターンを整え、効果的に咳を出せるようにすることも重要とされています。教育や情報共有を通じて、薬物療法との併用をより活かしやすくする工夫も行われています。

「有酸素運動」は、研究報告において運動能力の低下や気分障害の進行を遅らせる可能性が示されており、生活の質の向上にも寄与すると考えられています。

レジスタンストレーニング(サイクルエルゴメーター、ウエイトマシン、ゴムバンド、重錘など)も、バランス・歩行・運動パフォーマンスの維持に役立つとされています。

また、パーキンソン病の方では「二重課題」(歩きながら話すなど)が困難になることが多く、運動認知的二重課題トレーニングを行うことで、歩行・バランス・認知の向上につながる可能性があります。

病気の進行に伴い呼吸器系の合併症が生じやすいため、呼吸筋や胸郭の柔軟性を意識した運動やセルフケアも重要と考えられます。

さらに、「視覚的または聴覚的な手がかり」を活用することで、即時的に歩行がスムーズになる場合があります。例えば、床に貼ったテープをまたぐように歩く、数を数えながら歩く、メトロノームや音楽のリズムに合わせて歩くなどです。ただし、手がかりがなくなるとすくみ足が出やすくなることもあるため注意が必要です。

現在ネット上に多く出回っているリハビリ情報の中には、古い内容や何十年も前から紹介されている体操が少なくありません。脳科学やトレーニングの分野は常に進歩しており、脳卒中やパーキンソン病に関する従来の常識も大きく変化してきています。

特にアメリカなど保険枠が限られた医療環境では、脳卒中やパーキンソン病に対して、早期から本人やご家族が知識や方法を学び、リハビリの量や質を補う文化が主流になっています。

パーキンソン病をもつ方に共通して有効な運動療法は存在せず、多くの運動は身体的・精神的な活性化に役立ち、種類によって得られる効果も異なります。そのため、個人のニーズに応じて運動を組み合わせることが望ましいとされています。

STROKE LABでは「個別性」を重視し、当事者の方の動作分析から課題と目標のギャップを把握し、専門的な技術をもとに一人ひとりに合わせた取り組みをサポートしています。

 

STROKE LAB Therapy(姿勢連鎖セラピー)の特徴

ストロークラボでは、独自の【姿勢連鎖アプローチ】を用いて、身体の「姿勢」と「神経系」に注目した取り組みを行っています。手足をスムーズに動かすためには、まず姿勢の安定が重要です。姿勢が不安定なまま動作を繰り返すと、疲労や不快感が増し、身体がこわばることにつながる場合があります。

そのため当施設では、骨を無理に動かすのではなく、筋肉や筋膜の働きに着目しています。これらに働きかけることで、動作の効率を高め、全身に余計な負担をかけずに活動しやすい状態を目指します。

また、これまで繰り返されてきた動作パターンを見直し、新しい運動学習につなげていくことを大切にしています。「回数を重ねるだけの筋トレ」や「マッサージ」ではなく、一人ひとりの状態に合わせた支援を行い、日常生活の中で役立つ取り組みを重視しています。

筋膜

正しい姿勢を保つためには、脳や脊髄に適切な感覚情報を伝えることが不可欠です。STROKE LABでは、熟練したセラピストのタッチによって、脳の運動野に正しい感覚情報を伝え、運動を促進するように働きかけています。

姿勢連鎖セラピーを体験すれば、その驚くべき効果を実感できるかと思います。私たちのセラピーを受けて、正しい姿勢を身につけ、健康な身体を手に入れましょう。何かご質問やご相談があれば、お気軽にお問い合わせください。

嚥下・構音機能に対するセラピー

YOUTUBEでも嚥下・構音障害について解説しています👆

声

STROKE LABには、10年以上の経験を持つベテラン言語聴覚士が在籍し、構音・発声・摂食嚥下・失語・表情・呼吸など、多様な課題に対して一人ひとりに合わせた支援を行っています。

退院後の生活を見据えたケアは、地域によって十分なサポートが得られにくいこともあります。そのため当施設では、利用者さまやご家族のニーズに応じて、安心して生活できるよう工夫したプログラムやサポートを整えています。

◆ STROKE LABセラピーの実際

👆パーキンソン病の方に対するSTROKE LABセラピーの実際

上の動画のように、パーキンソン病発症から長い年月が経過した方でも、適切な取り組みを通じて機能やパフォーマンスの変化を感じられる場合があります。

STROKE LABでは、厳しい採用基準をクリアし、徹底した教育を受けたスタッフが、一人ひとりに合わせたサポートを行っています。ぜひ一度ご体験いただき、私たちの取り組みをご自身で確かめてみてください。

 

 

パーキンソン病の方では、無意識のうちに体が傾いたり、思うように動けないことが少なくありません。そのためSTROKE LABでは、ご本人だけでなく“ご家族様”にも在宅生活で意識していただきたいポイントや介助の工夫、自主トレーニングの方法などをお伝えし、次の取り組みにつながりやすい環境づくりを大切にしています。

STROKE LABの自主トレは「個別性」を重視しています。動作分析を通して整理した課題や練習のポイントを、ご本人に合わせた「オリジナル自主トレ」や介助方法として共有し、日常生活で実践しやすい形でサポートしています。私たちならではのアフターケアを、ぜひ一度ご体験ください。

 

 

当施設では「〇〇日で成果を!」「週〇〇日の集中リハビリ」といった形で期間や頻度をパッケージ化することはせず、その都度の評価やカウンセリングを通じて、無理のない期間や頻度を一緒に検討しています。

3日~1週間などの「集中型」で取り組む方法には学習効果を高めやすいというメリットがあります。一方で、分散型(例:週1回程度の定期通所)に比べて、疲労・退屈・過剰な反復・誤学習のリスクも伴います。そのためSTROKE LABでは、経験豊富なスタッフがこうした点に配慮しながら安心して取り組めるようサポートしています。

 

一般的には、セラピーを始めた初期段階では、週に2〜3回の通所や1回あたりの時間を少し長めに設定することで、取り組みを習慣化しやすいとされています。

ただし、経済的なご事情や交通手段、生活スタイルによって、そのような通い方が難しい場合もあります。そのため、STROKE LABでは最初にご希望や状況を丁寧に伺い、無理のない形で継続できるよう一緒にプランを検討しています。

 

 

当施設は自費制であるため、期間や病態、重症度による制限は設けていません。そのため、保険内のリハビリと併用される方も多く、それぞれのメリットを活かしながらご利用いただけます。近年では“地域のリハビリとのコラボレーション”も増えており、保険内のリハビリを上手に活かせるよう、利用者の方の状況に合わせた取り組み方を一緒に検討しています。

 

リハビリの取り組みは、「どのような人と一緒に行うか」によって、その質や進め方に大きな違いが生まれます。現在サポートを受けている療法士の実績や進め方にご納得されていますか?STROKE LABでは、豊富な臨床経験をもとにしたサポートを行っています。ぜひ一度、その違いをご体験ください。

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