vol.209:ヨガと脊柱柔軟性  脳卒中/脳梗塞のリハビリ論文サマリー – 脳卒中/神経系 自費リハビリ施設 東京 | STROKE LAB
  1. HOME
  2. ブログ
  3. バイメカ
  4. vol.209:ヨガと脊柱柔軟性  脳卒中/脳梗塞のリハビリ論文サマリー
バイメカ

vol.209:ヨガと脊柱柔軟性  脳卒中/脳梗塞のリハビリ論文サマリー

脳神経系論文に関する臨床アイデアを定期的に配信中。 Facebookで更新のメールご希望の方はこちらのオフィシャルページに「いいね!」を押してください。」 臨床に即した実技動画も配信中!こちらをClick!!(YouTube)

 

 

 

 

 

キャプチャ

STROKE LABでは療法士向けの脳科学講座/ハンドリングセミナーを行っています!?上記写真をClick!!?

 

 

カテゴリー

バイオメカニクス

 

タイトル

50歳以上の女性の脊柱柔軟性に対するハタヨガ(hatha yoga)の効果

Effects of hatha yoga exercises on spine flexibility in women over 50years old

?PubMed Małgorzata Grabara J Phys Ther Sci. 2015 Feb; 27(2): 361–365.

 

なぜこの論文を読もうと思ったのか?

・ヨガの理論をリハビリテーションに活かしているセラピストは昨今多い。今回ヨガの効果を検討した論文を見つけたため、読もうと思った。

 

内 容

背景・目的

・運動は機能面の低下や肥満、糖尿病、骨粗鬆症などの疾患を予防するために重要であるが、どういった運動が適切なのか?は議論が分かれるところである。

・ヨガはヨーロッパやアメリカで人気の運動である。特定の姿勢を数秒間保持することで柔軟性、筋力、平衡機能の向上を図る。

・本研究は50歳以上の女性の脊柱可動性に対するヨガの効果を検討する。

 

方法

56名の女性

90分のヨガを週に1回、20週継続した。ポーズは山、木、猫のポーズなど20種類ほど実施した。

・立位の屈曲、伸展、左右回旋可動域をアウトカムとした。

 

結果

表:実験結果 Małgorzata Grabara (2015)より引用

 

 ・屈曲、伸展、回旋可動域は介入前後で改善を示し、平均で6.9°~12.5°の改善が得られた。

 

私見・明日への臨床アイデア

・ヨガにより脊柱の可動域改善が証明された。具体的にどのポーズを取るか、そのポーズがどこを鍛えるのに有効かは勉強が必要だが、ヨガの臨床応用を後押しする論文だと考える。

 

 

職種 理学療法士

 

 

 

論文サマリー 一覧はこちら

 

脳卒中自主トレ100本以上 一覧はこちら

 

 

 

 

病院内 スタッフ育成サポート

 

 

教育写真

スタッフ教育を効率的に進めてみませんか?

 

ハンドリングや中枢神経系への教育は、STROKE LABへご相談ください。

 

 

 

 

 

 

CATEGORY

 

FOLLOW US

STROKE LABの記事は各種ソーシャルメディアでも配信中。今すぐフォローして最新情報をチェックしてください。

FOLLOW US

STROKE LABの記事は各種ソーシャルメディアでも配信中。今すぐフォローして最新情報をチェックしてください。

CATEGORY

関連記事

Social Media フォロー↓↓↓
誠心誠意の機能回復サポート
脳卒中・パーキンソン病専門の個別リハビリ施設
病院リハ継続・更なる機能回復を目指します。
〒113-0033 東京都文京区本郷2-8-1 寿山堂ビル3階
株式会社STROKE LAB
03-6887-5263
ACCESS