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vol.335:M1におけるDual-tDCSの持続効果検証

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カテゴリー

神経系

 

タイトル

M1におけるDual-tDCSの持続効果検証

A comparison between uni- and bilateral tDCS effects on functional connectivity of the human motor cortex👈PMC Bernhard Sehm et al.(2013)

 

 

なぜこの論文を読もうと思ったのか?

 

・臨床でtDCSに関わることがあり、電極位置の違い・電流の程度の違い等々による効果の違いを知りたく本論文に至る。

 

内 容

背景

 

・経頭蓋直流刺激(tDCS)は、表面電極を介して脳に流される低直流電流を利用する。電極の下にある皮質組織に対するtDCSの効果は、極性依存が高い。例えば、一次運動皮質(M1)の興奮性を調べる研究は、陽極tDCSが刺激された領域内で興奮性の増加をもたらす一方、陰性tDCS(少なくとも1mAの強度で)は皮質興奮性を減少させることを示した。

 

・一次運動野(M1)上の経頭蓋直流刺激(tDCS)は運動能力および学習の変化を誘発することが示されている。

 

・脳卒中患者では、両側性および片側性のM1 tDCSの有効性を直接比較することは今のところ欠けている。

 

・最近の研究によれば、tDCSは広範な脳ネットワークにおいて刺激中および刺激後の両方において機能的結合性(FC)の変化を誘発することができることが示された。

 

・FC変化に焦点を当てて、tDCS中および後の両方で、脳機能構造の動的調節を示した我々のグループの以前の所見を拡張する。

 

方法

 

研究では、2つの異なるtDCS設定にて調査された。

(i)片側M1 tDCS

(右M1上の陽極:正電荷が流れ出す電極 と 対側の眼窩上部領域の陰極)

(ii)両側のM1 tDCS

(右上M1陽極、左上M1陰極)

12人の健常者が、両側、片側、または擬似M1 tDCSのいずれかの20分前、実施中および実施後にfMRIを受けた。

 

結果

 

・両側M1 tDCSが

(a)刺激中の大脳半球間の機能的結合の減少

(b)介入後の右M1内の皮質内機能的結合の増加を誘発することを見出した。

片側のM1 tDCSもまた、刺激の間に同様の効果をもたらしたが、tDCSの終了後にそのような変化は観察されなかった。

 

私見・明日への臨床アイデア

 

・損傷半球の興奮性の促進、非損傷半球の抑制(半球間の不均衡の是正)を戦略とするDual-tDCSは運動パフォーマンスの改善をもたらすと報告されている。

 

・側頭頭頂へのtDCSで自覚的視性垂直位が影響を受けた、下肢の交互性を促通した・・等様々な効果も検証され始めている。逆に効果はないなどの文献も目にする。

 

・実際用いる事があり、今後tDCS群と非tDCS群の比較を臨床で感じていき、自分なりの感覚をつかんでいきたい。

 

 

氏名 shuichi kakusho

職種 理学療法士

 

 

 

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