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vol.261:坐骨神経の分岐について

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カテゴリー

バイオメカニクス

 

タイトル

坐骨神経の分岐について

Evaluation and treatment of peroneal neuropathy👈PMC Jennifer Baima et al.(2008)

 

 

なぜこの論文を読もうと思ったのか?

 

・電気刺激装置を利用することがあり、細かい神経解剖を理解したいと思ったため。

 

内 容

坐骨神経からの分岐

 

・坐骨神経はハムストリングスと、大内転筋の一部を支配し、坐骨神経は膝窩の近位部で総腓骨神経と脛骨神経に分かれます。注目すべきは、大腿二頭筋短頭と同じ神経線維が長短腓骨筋などを司る腓骨神経と同じ神経線維であることです。総腓骨神経は膝下で深腓骨神経と浅腓骨神経に分かれます。

 

・深腓骨神経は、腓骨筋の深部まで移動することで、下腿前部筋を神経支配します。この神経は、前脛骨筋、長趾伸筋、長母趾伸筋、第三腓骨筋、短母趾伸筋、短趾伸筋など足の背屈および足指の伸筋を制御します。

 

・浅腓骨神経は下腿の主に外側の長腓骨筋と短腓骨筋を支配し、足部の回外(外反)に寄与します。

 

 

神経の損傷について

 

・腓骨神経は、腓骨頭周囲に巻き付き、腓骨トンネルを通過して腓骨頚部で分裂するときに長腓骨筋腱の起始部によって拘束され得ます。したがって、膝の負傷の影響を受けやすくなります。坐骨神経および腓骨神経は、股関節および足関節からの影響も受ける可能性があります。股関節部では、坐骨神経の側方線維が最も損傷を受け易い。これは、膝で一般的な腓骨神経を形成する繊維です。神経線維の位置が外側にあること、腓骨頭に繋がれていること、および大腿骨の大きさがこの感受性に関与している可能性があります。

 

・寛骨臼骨折、大腿骨折、またこの付近の骨折の手術はこれらの神経線維を危険にさらします。発生率は16%〜33%です。股関節部骨折の保存治療は、大腿牽引による坐骨神経損傷を引き起こす可能性があります。腓骨神経は、脛骨または腓骨の骨折または手術、特に近位腓骨による損傷を受けることがあります。

 

 

私見・明日への臨床アイデア

 

・電気刺激を行うとなると、神経の走行と電気そのものについての知識が必要となります。上記論文より腓骨頭部は総(浅深)腓骨神経部分は、足関節の背屈と外反を誘導できる部分と思われます。前内下方に行き深腓骨神経単独となると足部外反要素はなくなり、TAがメインとなることで内反を伴った背屈となりやすいと思われます。逆に浅腓骨神経単独となると、足部の外反要素が主となります。

 

 

氏名 覚正 秀一

職種 理学療法士

 

 

 

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