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vol.234:立ち上がり時の骨盤傾斜角度と広筋群

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カテゴリー

バイオメカニクス

 

タイトル

非対称的な立ち上がりの被験者に対する内側広筋斜走線維と外側広筋の活性化

Activation of the vastus medialis oblique and vastus lateralis muscles in asymptomatic subjects during the sit-to-stand procedure.👈PubMed Choi B J Phys Ther Sci. 2015 Mar;27(3):893-5. doi: 10.1589/jpts.27.893.

 

なぜこの論文を読もうと思ったのか?

・立ち上がり時の骨盤の傾斜角度と内外側広筋の筋活動を比較した論文をみつけ、臨床に役立てやすいと感じ読もうと思った。

 

内 容

背景・目的

・膝蓋大腿関節痛症候群(PFPS)は膝関節の典型的な症状で、原因は多岐にわたる(下肢のマルアライメント、筋力低下、筋の不均衡(内側広筋斜走線維、外側広筋、大腿筋膜張筋))。

・膝関節のアライメントは股関節の影響を受ける。例えば前捻角や股関節外転・外旋筋力などである。

・立ち上がり動作でも骨盤・股関節のアライメントは重要だが、骨盤アライメントと膝周囲筋の活動を調べた論文は少ない。

・本研究は2種類の骨盤傾斜角度での内側広筋斜走線維と外側広筋の筋活動を検討する。

 

方法

46名の健常成人(男性25名、女性21名)

・内側広筋斜走線維と外側広筋に電極を貼り、筋電位を計測した。

・骨盤傾斜は正常位(NPT)と前傾位(APT)の2条件とした。

 

結果

 

 

表:実験結果 Choi B (2015)より引用

 

 ・内側広筋斜走線維と外側広筋は骨盤傾斜正常位でより筋電位が大きかった。

・骨盤の傾斜の違いで両筋の活動の割合に差はみられなかった。

 

私見・明日への臨床アイデア

・骨盤傾斜正常位は膝関節の筋活動が大きく、前傾位では膝筋活動が小さくなった。立ち上がり時に筋性の膝関節痛を呈する場合、股関節前傾を促すことは治療として妥当であるとこの論文からわかる。

・本研究では健常成人が被験者だが、実際膝外反を呈する方は内側広筋斜走線維と外側広筋の筋活動の割合はどうなのか、追加の研究を期待したい。

 

 

氏名 鵜澤 寛伸

職種 理学療法士

 

 

 

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