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脳卒中サバイバーの立ち上がりの特徴 転倒しやすいヒト、しにくいヒト その2 下肢への荷重

お疲れ様です。

STROKE LAB代表の金子です。

 

前回の記事「脳卒中サバイバーの立ち上がりの特徴 転倒しやすいヒト、しにくいヒト その1 立ち上がりのスピード

は読んでいただけたでしょうか?

 

前回は1年目レベル、今回は2年目レベルとしときましょう(1年目で全部みれてOK)。

 

まず前回と同じ図表

立ち上がり

今回は「下肢荷重の左右差」です。

 

余談ですが、健常人も17%あります。この左右差が大きい人はいわゆる「骨盤のゆがみ」「背骨のねじれ」などが強い人かもしれません。

 

転倒群(Faller )の場合、下肢の荷重レベルが50%以上あります。つまり、非麻痺側に体重の75%以上(50%が真ん中とする)かけていると考えます。

 

多くの脳卒中サバイバーの方々が当たり前ですが麻痺側を信用していません。

 

非麻痺側ばっかり使います。

 

もちろんそこには時間の時と同様、筋力、感覚、バランス、筋骨格系、情動面、代償など様々な要因があります。

 

最近思うことを書きます。

 

回復期、急性期を経て、現在は慢性期の方々を多く見ます。

 

慢性期の方々になればなるほど、スピードはゆっくり、非麻痺側をたくさん使う、というパターンが多い気がします。

 

経験からですが、その方々の急性期、あるいは初めて移乗自立したときは、もう少しスピードが早く、また麻痺側にもすこし体重をかけていたと思います。

 

出だしの「非麻痺側でバランスをとる」という「動きの悪いコツ」が、半年、一年経過するとどうなるでしょうか?

 

当然非麻痺側の筋自体の伸張性や神経接合のバリエーション、全体の骨的な変化、不使用性学習に伴う麻痺側の筋萎縮が進んできます。

 

ますます、悪循環になり、非麻痺側の筋は短縮し、足底筋群の重心荷重も減り、「ゆっくり慎重に立つ」という選択性しか選べなくなってきます。

 

まだ最初の方は慣性を利用した立ち上がりができていましたが、利用出来るだけの筋の長さも減少してきます。

 

このように負のサイクルにより、慢性期の方が限定的な運動パターンに陥っている方々が多いと考えています。

 

ですので、急性期や回復期初期での出だしをいかに間違った方向にしないか?あるいは要所要所での麻痺側への荷重への注意を促すことで、軌道修正をすることがセラピストや介助者の方々に重要だと考えます。

 

後になればなるほど「麻痺側の足を意識して・・・そこに体重を乗せるように」という用いやすい感覚モダリティーが使いづらくなります。

 

なんせ、意識しても神経システムの経路の廃用、骨格的にねじれてしまい、麻痺側に乗せる際に、さらに非麻痺側のねじれ、回旋を使わないと乗せられない

など 「不都合な真実」に直面します。

 

2年目のセラピストの方には上記要素に加え、本当に麻痺側に乗れているかの分析を視覚的だけでなく、触診してチェックするようにしてください。

 

先ほど、非麻痺側の回旋を使いながら麻痺側に乗せていく戦略をする立ち方。このようにすれば一時的なCOPの位置を中心に乗せることができますからね。

 

ですが、麻痺側の坐骨の前後方向への荷重、坐骨上に体幹、特に肩甲帯がある程度垂直上に位置しているか?

 

それを触診で確認してみてください。

 

見かけ上はまっすぐでも触ってみると、意外にねじれて坐骨に荷重がかかっていないかもしれません。

(骨盤後傾→前傾へ移行する際、度のタイミングで坐骨に乗って行くかもチェック)

立ち上がりJPG

健常の方でも、starting positionから第1相に移行するにつれ、ねじれているのがよくわかります(笑)

 

 

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無理!!!!!

 

です。

 

見ているだけでうまくなれば、苦労はしません。

 

是非

 

少人数制

 

の凄さを体感してください。


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