6/26 Bridge 小松洋介先生とのコラボ企画 「実況中継!!片麻痺の臨床推論 -上肢と歩行のリアルタイムリーズニング」 – 脳卒中/神経系 自費リハビリ施設 東京 | STROKE LAB
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教育部 トピック

6/26 Bridge 小松洋介先生とのコラボ企画 「実況中継!!片麻痺の臨床推論 -上肢と歩行のリアルタイムリーズニング」

お待たせしました。

 

 

 

 

今年もやります!!

 

 

 

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昨年に引き続きBridge講師代表の小松洋介先生とコラボをさせていただきます。

 

 

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昨年の脳祭り

 

 

 

小松さんとは昨年から4度ほど関わっており、僕がフラれないかぎり、おそらく今後も末永く続くのではと思っています。

 

小松さんと脳卒中の患者さんを分析していく時の切り口や概念は少々異なるのですが、何故か「ウマ」が合うのです。

 

その理由は最近明確になりました。

 

 

 

それは

 

 

 

ふたりとも「姿勢オタク」という点です。

 

 

 

 

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ふたりとも24時間自分の身体で遊べます(笑)

 

 

パソコンしている時、ビールを飲んでいる時、風呂で髪を洗っている時・・・

 

日常全ての動作で自分の身体の感覚に注意を向けています。

 

交差点でヒトの姿勢と歩行をずっと観察して飽きないのです。

 

カフェで店員のお姉ちゃんが気になります(姿勢・動作・◯◯)

 

 

だから健常者でも患者さんでも臨床推論が高速で、自分の言葉で

 

 

 

 

実況中継

 

 

できます!!!

 

 

 

How to評価では鍛えられないアドリブな要素が求められます。

 

 

それを小松さんは多様に高速にできます。

 

小松さんも僕も少人数で強みを発揮できるタイプだと、個人的には思っています。

 

個別性をその場でリアルタイムリーズニングしていき、ハンドリングなどの感覚を用いながら変えていきます。

 

これは少人数でないと限界があるのですが、一度体感していただければ幸いです。

 

以下 小松さんよりコメントです!! 

 

 

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実況中継!!片麻痺の上肢と歩行の臨床推論 リアルタイムリーズニング ✕ ハンドリング 

 

 

上肢の臨床推論と介入の実際

 

~発症8年後の症例との関わりから、上肢の痙縮に対する介入を再考する~

 

key words:姿勢制御、Anatomy Trains、身体・運動イメージ

 

【概要】

片麻痺患者の抱える上肢の問題に、あなたはどう立ち向かいますか?

 

 

入院期間の短縮に伴い、麻痺側上肢へのアプローチは後回しにされやすく、非麻痺側上肢を使用した動作獲得によるADLの自立度を向上が優先されることも少なくありません。一般に脳卒中後機能回復のピークとされる発症後2~3ヶ月の時期に、十分麻痺側に介入することができず、患者さんは退院し、在宅生活を迎えます。

 

近年の研究により、中枢神経系の可塑性(脳内ネットワークの再構築)は脳卒中後も継続するとされています。しかしながら運動機能回復もADL能力も12.5週(軽度8.5週~最重度20週)以内には回復の95%ほどに達するとされています。回復の可能性にプラトーはないとしつつも、実際のADLでは存在するプラトー。この矛盾はなぜ起こるのでしょうか?

 

患者さん自身も、退院までは家で生活ができるようになることで頭が一杯かもしれません。

 

 

在宅生活が落ち着いてきて初めて、「麻痺側上肢がもっと動いたら…」という思いが出てくる方もいます。しかしその頃には麻痺側上肢を使用しない動作パターンは定着しており、また長期間の不使用により、脳内ネットワークも、麻痺側の筋そのものも機能低下を起こしており、麻痺側上肢は日常生活で「使えるもの」という認識はなくなっているのかもしれません。

 

 

脳内ネットワークの再構築は使用する部位、頻度に依存すると言われています。しかし強制的に麻痺側上肢を使用するだけでは、病前のような効率が良く正確性の高い、いわゆる「自然な動き」は獲得できないどころか、共同運動パターンや代償的な動作パターンを強化することは多くのセラピストが経験していることだと思います。麻痺側上肢の不使用の期間が長くなればなるほど、神経学的な問題に加えて、筋の短縮や筋力低下・筋萎縮など、非神経的要素の問題を併発するため、患者さんの抱える問題はより複雑になっていきます。

 

 

今回は、脳卒中発症8年を経過した方の臨床を通じて、麻痺側上肢の介入における急性期や回復期でのセラピストの役割や運動機能は変化する可能性を動画を通じてお伝えできればと思います。

 

 

そしてセミナーのテーマである「リアルリーズニング」を重視し、その場の現象をいかに速く捉え、知識を活用した仮説検証を通じた問題点の抽出、さらには患者さんの変化に導くという実践的なプロセスをできるだけ多く提示していきたいと思います。

 

 

患者さんの姿勢や運動の変化、そして運動学習のためには患者さん自身の変化の実感が不可欠です。見かけだけ変わったとしても、患者さん自身がポイントをつかめていなければ、動作は再現できません。また間違ったポイントを頼りに動けば、また違うエラーを生み出すことになります。私たちセラピストは、患者さんの姿勢や動作、目線や言葉、そして筋緊張や意識体験の変化をリアルタイムに考察しながら、私たちは患者さんにより良い刺激や声かけができるよう常に意識し、感じ、考え続けなければいけません。

 

 

片麻痺患者さんの、より良い運動制御を再獲得する運動学習のプロセスに導くために、私たちは何ができるのか?

 

 

一緒に考える1日にしましょう!!!懇親会でも盛り上がりましょう!!

 

開催日:2016年6月26

場所:STROKE LAB 東京都文京区本郷3-43-8 

参加費:12,800円

定員:20名程度

9:30 受付開始

10:00 小松洋介先生の講義 患者さんの動画を中心に 上肢編

11:30 金子の講義 患者さんの動画を中心に 下肢編

13:00 休憩

14:00 実技(主に上肢介入)

15:00 実技(主に下肢・歩行)

16:00 終了

17:00 懇親会

 

 

 

 

 

 

 

新保先生定員

10名超え

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