トップへ戻る

TOP > 脳科学トピック > <脳科学トピック>脳梗塞発症2年後の運動能力を予測できる因子とは?

<脳科学トピック>脳梗塞発症2年後の運動能力を予測できる因子とは?

脳科学に関連するトピックを定期的に配信しています。 Facebookで更新のメールご希望の方は→こちらのオフィシャルページに「いいね!」を押してください。」

 

cerebrovasculares

 

 

脳梗塞発症2年後の運動能力を予測できる因子とは?

 

 

脳卒中になると約50%の方々に運動における後遺症が残り,生活に支障をきたすことになります.私たちセラピストはクライアントの予後予測を行いますが,長期的な予後を予測することは非常に難しいことです.

 

今回紹介する研究では,ヒトの随意運動に関わる皮質脊髄路の損傷程度から長期的な予後予測を行えるかどうかを調査しています.

 

脳梗塞発症12時間から2年後までの長期的な変化を追跡

 

70名の脳梗塞患者を対象に,発症12時間以内,3日,30日後のMRIを撮影しました.橋レベルにおける皮質脊髄路の残存程度などが評価されました.また,発症2年後の運動パフォーマンスを調べるためにMotricity Indexという評価指標を使用し,対象者の皮質脊髄路の残存程度と2年後の運動パフォーマンスの関係を調査しました.

 

発症30日時点での皮質脊髄路の残存程度が大きいほど2年後の運動パフォーマンスが良好

 

結果的に,発症30日時点での皮質脊髄路の残存程度と2年後の運動パフォーマンスに関係性があることが明らかにされました.著者らは,発症30日時点での皮質脊髄路の残存程度は脳卒中後の長期的な運動予後における独立した予測因子であると結論付けています.

 

 

_ス�__%25j%21%3C%25s%257%25g%25C%25H%1B%28B%202016%2D08%2D16%207.02.39

 

 

長期的な予後予測を行う必要がある急性期や回復期のセラピストにとって,この研究成果は役立つかもしれません.

 

参照文献Puig, Josep, et al. “Decreased corticospinal tract fractional anisotropy predicts long-term motor outcome after stroke.” Stroke 44.7 (2013): 2016-2018.

 

 

(文責:針谷遼)

 

 

 

STROKE LABコース 募集中

 

 

10月より始動 齋藤潤孝による基礎ハンドリングコース 毎週木曜19:00~21:00 6ヶ月コース

 

 

10/23, 12/4, 2/26 片麻痺リアルリーズニングコース 隔月日曜9:00~13:00

 

 

10月より 針谷遼の脳科学コース 毎週火曜日19:00~21:00 6ヶ月コース

 

 

10月より 金子唯史の臨床コース 基礎編 毎週水曜日19:00~21:00 6ヶ月コース (残り2席程度)

 

 

休日臨床コース 基礎編 毎月日曜日 10:00~13:00 1年コース (残り1席程度)

 

 

 

 

 

 


  • 最近の投稿

  • カテゴリー

  • カレンダー

    2018年9月
    « 8月    
     12
    3456789
    10111213141516
    17181920212223
    24252627282930
  • twitter

  • 無料
    カウンセ
    リング

    お申込み・ご質問・ご相談など 各種お問い合わせ

    無料カウンセリングの
    お申込み